
「受賞しました!!!!!!!!」
「本当に本当に
ありがとうございました……!」
2025年2月14日、
YouTubeチャンネル
「三宅書店」に、
そんな概要欄の動画が
投稿されました。
チャンネルを開いているのは
文芸評論家の
三宅香帆さんです。
本が、その年の
「新書大賞」の大賞に
選ばれた直後でした。
当サイトが
2026年10月11日の
深夜1時50分ごろに測ると、
登録者は約18.4万人、
総再生回数は
約2,138万回、
公開されている動画は
280本でした。
この記事では、
チャンネルの動画と概要欄、
出版社の発表、
新書大賞を主催する
中央公論新社のページから、
三宅香帆さんと
三宅書店を紹介します。
三宅香帆のプロフィール
名前:三宅香帆(みやけ かほ)
肩書:文芸評論家
生まれ:1994年、高知県
学歴:京都大学人間・環境学研究科博士後期課程中退
チャンネル名:三宅書店(@kahomiyake)
チャンネル開設:2022年1月11日
更新:毎週水曜・土曜の19時
チャンネルの説明欄は、
自分のことを
こう紹介しています。
「文芸評論家、もとい
読書オタクの三宅香帆が
本について喋ります!」
講談社の発表によると、
デビューは2017年です。
大学院にいたころに
『人生を狂わす名著50』を
出しています。
最近の動画の概要欄には
「リクルート社を経て独立」
とも書かれています。
会社員として働いた時期が
あったんですね。
いつ入って、いつ辞めたのかは、
当サイトが確かめた資料には
書かれていませんでした。
「はじめまして、書評家の三宅香帆です!」
最初の動画は
2022年1月12日の0時21分に出た
「おすすめ本5選!
書評家の選ぶ
2021年に読んでよかった本」です。
概要欄は
「はじめまして、
書評家の三宅香帆です!」
という挨拶から始まっています。
小説、エッセイ、評論と、
ジャンルごとに
1冊ずつ選んでいました。
ただ、
最初のころの投稿は
ゆっくりでした。
当サイトが年ごとに数えると、
2022年は13本、
2023年は7本、
2024年は18本です。
それが2025年は
110本に増えています。
2026年も
10月10日の時点で、
短い動画を含めると
すでにその本数を
超えていました。
増えた時期は、
次の章で書く
新書大賞の受賞と
ちょうど重なっています。
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』と新書大賞2025
三宅香帆さんの名前を
広く知らせたのは、
2024年4月に出た
集英社新書
『なぜ働いていると
本が読めなくなるのか』です。
2025年2月10日の
集英社の発表
によると、
この本が
「新書大賞2025」の
大賞に選ばれました。
累計の発行部数は
電子版を含めて
30万部を超えたそうです。
新書大賞は、
中央公論新社が主催する賞です。
1年間に出た新書から、
有識者や書店員、新書の編集長、
記者など約100人の
投票で年間ベストを選びます。
主催側の雑誌
『中央公論』2025年3月号
の目次にも、
大賞の書名と
「大賞受賞者に聞く――
これからも
「名付ける責任」を担いたい」
という記事が載っています。
集英社の発表には、
三宅香帆さんの
受賞コメントもありました。
「私が本書で強調した
「ノイズ」という言葉は、
想像をはるか超えて、
世間に広まってくれたように
感じます。」
おもしろいのは、
受賞の1か月半ほど前に、
新書大賞そのものを
語る動画を2本
出していたことです。
2024年12月27日の
「新書大賞=
ほぼキングオブコント説を
提唱したい」と、
その後編です。
賞を紹介していた人が、
その賞を取ったわけですね。
この本が取った賞は
新書大賞だけではありません。
講談社の著者紹介によると、
2024年には
「書店員が選ぶ
ノンフィクション大賞2024」の
大賞も受けています。
三宅書店でも
2024年11月に
「なぜ『なぜ働いていると
本が読めなくなるのか』は
売れたのか?」
という動画で
お祝いをしていました。
2025年5月には
楽天Koboの電子書籍の賞で
新書部門を受賞した
授賞式の様子も
動画にしています。
受賞の動画の概要欄では
書店員さんと読者に
お礼を書いていて、
動画ではその年のほかの入賞作も
語っています。
受賞の次の年は、選ぶ側に
1年後の
『中央公論』2026年3月号には、
新書大賞2026の特集が
載りました。
その目次では、
三宅香帆さんの名前が
「目利き47人が選ぶ
2025年私のオススメ新書」の
執筆者の中に並んでいます。
今度は
新書を選ぶ側に
回っていたようです。
一方で、
新書大賞のページ
に2026年10月の時点で載っていた
新書大賞2026の20冊には、
三宅香帆さんの
『考察する若者たち』
(PHP新書)も入っていました。
目利きとしてほかの新書を薦めた年に、
自分の本も
20冊に入っていたことになりますね。
受賞のあとは、
YouTubeの外での仕事も
広がっています。
NHK文化センターは
2025年5月に、
芥川賞作家でもある
ピースの又吉直樹さんとの
対談の講座を
7月26日に開くと
発表していました。
発表には
「芸人、会社員という立場から
作家の道へ
足を踏み入れたお二人」
と書かれていますね。
2026年の大賞は
東畑開人さんの
『カウンセリングとは何か』
でした。
三宅書店でも
2月27日に
「2025年面白かった新書について
三宅香帆が語ります」
という動画を出しています。
いまの三宅書店
最近の三宅書店には、
おすすめ本の紹介のほかに、
作家さんとの対談や
書店めぐりの動画も
並んでいます。
10月10日には
「本棚、ついて行ってイイですか?」
という新しい企画も
始まりました。
いちばん見られているのは
2026年9月の
「なぜ長期休みになると、
懐かしい漫画を
読み漁りたくなるのか」で、
10月11日の時点で
約65万回でした。
2025年12月には、
本人が「いつもみてる」と書く
YouTubeチャンネル
「ほんタメ」の2人と
コラボしています。
概要欄には
「いつもみてるお二人と本の話!
嬉しかったです」
と書いていました。
2025年3月には、
会社員の経験がある人に
「どうしたら働いていても
本を読めたのか」を聞く
シリーズも始めています。
受賞した本のテーマを、
そのまま動画でも
続けているのでしょう。
2026年7月には、
講談社から
『「夫婦」不在社会』、
新潮社から
『推したちとどう生きるか』が
続けて刊行されました。
国立国会図書館にも
2冊とも所蔵されています。
刊行前の講談社の発表では、
京都市立芸術大学の
非常勤講師とも
紹介されていました。
最新の動画は
三宅書店のチャンネル
で見られます。
2026年10月の時点でも、
動画は水曜と土曜の19時に
増えていました。




















