
「元教師は芸名」
2026年4月28日の動画の
概要欄で、
本人は自分のことを
こう紹介しています。
肩書の並びには
「通信制高・専門学校教員」
とも書かれていました。
YouTubeチャンネル
「静岡の元教師すぎやま」の
すぎやまさんです。
公立中学校の先生を辞めて、
動画で知られるようになり、
いまはまた学校の側に
立っているようです。
当サイトが
2026年10月11日の
午前3時20分ごろに測ると、
登録者は約30.3万人、
総再生回数は
約4億4,075万回でした。
同じ時点の動画の本数は
1,625本で、そのうち46本は
メンバー限定です。
誰でも見られる動画は
1,579本ですね。
この記事では、
本人の動画と概要欄、
本人のサイト、
国立国会図書館の書誌、
松竹芸能のページから、
すぎやまさんの歩みを
順番にたどります。
静岡の元教師すぎやまのプロフィール
名前:静岡の元教師すぎやま(活動名)
出身地:静岡県掛川市
経歴:公立中学校の教員を10年以上(音楽・社会)
教員免許:中学校音楽・中学校社会・高校音楽・高校地理歴史
チャンネル名:静岡の元教師すぎやま(@sugitchannel)
チャンネル開設:2019年8月5日
著書:4冊(2026年10月時点)
出身地と教員免許は、
松竹芸能の
タレントページに
載っている内容です。
著書の著者紹介にも
「静岡県掛川市出身」と
書かれていました。
教員だった年数は、
チャンネルの説明欄が
「10年以上」、
本人のサイトが
「12年勤務」と書いています。
2018年に退職した、
というのが本人の説明です。
本の著者名も、
松竹芸能のページの名前も
「静岡の元教師すぎやま」です。
この記事でも
活動名だけで書きますね。
最初の動画は「教師を辞めた理由」
チャンネルに残る
いちばん古い動画は、
2019年11月19日に出た
1本です。
題名は
「教師を辞めた理由を公開!
元中学校教員すぎやま先生が語る!」。
概要欄には
「元中学校音楽教師の
すぎやま先生が
教員を辞めた理由を
赤裸々に語ります。」
とあります。
同じ概要欄には、
仕事の案内も並んでいました。
SNSのコンサルティングや
セミナー講師、
「想いを伝える
ボイストレーニング」です。
音楽の先生だった人が、
声の指導を
次の仕事にしたわけですね。
2021年2月にも
「教師を辞めた理由」を
あらためて話していて、
概要欄には
「なんで教師辞めたんですか?
っていまだによく聞かれる」
と書かれています。
2020年、コロナで仕事を失う
著書の著者紹介によると、
退職したのは2018年3月です。
そのあと
ボイストレーナーと
カフェ&スタジオの経営で
起業しています。
ところが2020年に、
新型コロナの影響で
すべての仕事を失った、
と著者紹介は書いています。
チャンネルの説明欄でも
本人が
「自己破産寸前のドン底」
と振り返っていました。
チャンネルには
2020年4月10日の
「コロナで仕事を失いました
〜スタジオレッスン休業、
イベント中止〜」
という動画が残っています。
当時の様子が
そのまま題名に出ていますね。
著者紹介には、
作家の本田健さんの
YouTubeチャンネルを観て
「YouTube にすべてをかけて
再起を図る」とあります。
コロナの動画の翌日、
4月11日には、
本田健さんの著書を
紹介する動画も出ていました。
そこから先の伸び方は、
年ごとの本数に
よく表れているかもしれません。
誰でも見られる動画を
公開日(日本時間)で数えると、
2020年は61本、
2021年は164本でした。
いちばん見られているのは、お菓子の1分動画
著者紹介によると、
YouTubeのあとに
TikTokにも
早くから参入したそうです。
2021年6月には
「元教師がなんで
TikTokはじめたんですか?」
という動画も出しています。
YouTubeでも
短い動画が増えていきます。
2022年は386本が出て、
そのうち380本が
3分以内の動画でした。
2023年は204本、
2024年は309本、
2025年は272本ですね。
再生回数の上位は、
ほとんどが
1分以内の動画です。
1位は2023年8月9日の
「遠足に持って行くと
ドン引きされる
『おやつ』3選」でした。
10月11日の時点で
約1,393万回です。
2位と3位も、
学校にこっそり持って行く、
こっそり食べるお菓子の動画で、
同じ時点で、どちらも
1,000万回を超えていました。
上位15本のほとんどは、
お菓子や修学旅行、
職員室、合唱コンクールなど、
学校が舞台の話でした。
本人のサイトによると、
フォロワーの多くは
中高生だそうです。
先生の側から見た
学校の裏話が、
いま学校に通っている
世代によく届いている、
ということなのでしょうね。
2022年4月13日には、
ゲイであることを
カミングアウトする動画を
出しています。
概要欄には
「TikTokでフォロワー25万人
行ったので、
告白することにしました。」
とあります。
本人のサイトは
カミングアウトを
「2021年4月に
ライブ配信で」と
書いています。
著書の著者紹介も
「2021年」と書いています。
YouTubeの動画は
その1年後の公開で、
2021年4月のライブ配信が
どこで行われたものかは、
当サイトでは
確かめられませんでした。
4冊の本と、松竹芸能の「業務提携」
国立国会図書館の
書誌を見ると、
著書は4冊あります。
著者名は4冊とも
「静岡の元教師すぎやま」です。
最初の1冊は、
2021年に
ゴマブックスから出た
『日本一バズってる元教師
:先生がTikTokerに
なった理由』ですね。
2023年には
ロングセラーズから
『弱いままのキミでバズる』、
2025年には
SBクリエイティブから
新書の『教師の本音』を
出しています。
『教師の本音』の紹介文は、
保護者からのクレームや
「教師が壊れていく
過酷な現実」を挙げて、
「学校をよくする方法」を
提言する本だと
説明していました。
4冊目は2026年の
『学校の勉強なんて
役に立たないのに
やる意味あるの?と
子どもに言われたら読む本』で、
ふたたびロングセラーズからですね。
本人のサイトにある
著者メッセージには、
「教員時代も、
教員を辞めて
教育系インフルエンサーに
なってからも、
子どもたちから何度も
この質問をされました。」
と書かれています。
事務所については、
チャンネルの説明欄に
「松竹芸能所属」とあります。
松竹芸能のサイトでは、
タレント一覧の
「業務提携」の区分に
名前が載っていました。
イベントへの出演の発表もありますね。
PR TIMESの
2024年7月17日の発表では、
東京・町田の
「夏の夜空のランタン祭」に
「元教師すぎやま」が
登場するとされていました。
「元教師を辞めることになりました」
2024年11月21日に、
すぎやまさんは
「元教師を辞めることに
なりました。」という
動画を出しています。
概要欄には
通信制高校の名前と
公式サイトが置かれていました。
そこで何の役目に
就いたのかは、
この概要欄には
書かれていません。
ただ、2026年4月の
概要欄の肩書には
「通信制高・専門学校教員」も
並んでいます。
「元教師」と名乗りながら、
もう一度
学校で教える側に
回っていたわけですね。
冒頭の「元教師は芸名」は、
この肩書に添えられた
ひとことでした。
2026年4月28日には
「6年間本当に
ありがとうございました」、
5月1日には
「群馬で1万人通う高校を
つくりたい」という
動画が続きます。
5月12日の動画は
「群馬で通信制高校を
作ろうとしたら
早速挫折しました」です。
概要欄は
「認可のハードルが
想像を絶するほど高かった」
と書いていました。
このころの短い動画には
「2027年に間に合うか?」
「なんとか2027年開校したい!!」
という題名もあります。
静岡から群馬へ
引っ越したことも、
何本もの動画で話していますね。
本人のリンク集は、
「ぐんま国際アカデミー
通信制課程」の名前で、
入学や転入の相談窓口を
案内しています。
チャンネルの説明欄は
「群馬に移住して
通信制高校をつくった」
「今は高校の副校長」です。
ただ、ぐんま国際アカデミーの
公式サイトでは、
サイトマップに載っている
ページを当サイトが調べた範囲で、
通信制課程の案内も
すぎやまさんの名前も
見当たりませんでした。
副校長という役職は、
当サイトが確かめた範囲では
本人の説明にだけ
書かれていることになります。
10月9日の動画の概要欄では、
「私がいま群馬で
つくっている高校」と書き、
同じ概要欄に
「すぎやまが立ち上げた通信制」
への案内も置いています。
高校づくりは、
この時点でも
進んでいる途中のようですね。
まとめ
静岡の元教師すぎやまさんは、
公立中学校の
音楽と社会の先生を
10年以上務めたあと、
2018年に退職した人です。
起業した仕事を
コロナで失い、
YouTubeとTikTokに
打ち込んだ先に、
1,000万回を超える
お菓子の動画と、
4冊の本がありました。
いまは
「元教師は芸名」と
自分で書き、
群馬で通信制高校の
仕事に関わっています。
「元教師」という名前のまま
学校の側に戻った、
めずらしい歩き方かもしれません。
当サイトでは、
同じく元教師で
教員あるあるの
ショート動画を出している
元教師の西田くんも
紹介しています。
あわせて読んでみてくださいね。
静岡の元教師すぎやま(YouTube)
静岡の元教師すぎやま 著者ページ
松竹芸能 静岡の元教師すぎやま
NDLサーチ『教師の本音』
PR TIMES「夏の夜空のランタン祭」出演者決定のお知らせ



















