
日本刀で
藁や竹を斬る
「試し斬り」の動画を
見たことはありますか?
YouTubeの
「藁斬り抜刀斎」は、
日本刀での試し斬りや
日本刀の知識を
中心にしたチャンネルです。
運営しているのは、
福島県郡山市で
日本刀と武道具の店
「武修堂」を営む
池田憲人さんです。
剣道家の交流サイト
「剣縁」のインタビューと、
本人の動画の概要欄、
ニュースサイトの記事を
もとにたどっていきます。
藁斬り抜刀斎のプロフィール
チャンネル名:藁斬り抜刀斎
名前:池田憲人
(剣縁のインタビューより)
生まれ:1983年、福島県
仕事:合同会社武修堂 代表
修めている武道:
剣道、居合道、抜刀道
YouTube:@warakiribattosai
2026年10月12日に
当サイトが測ったところ、
チャンネル登録者は
26.6万人、
動画は807本
(うちメンバー限定14本)、
総再生回数は
約1億4,448万回でした。
剣道、居合道、抜刀道の三つの段位
剣縁のインタビューによると、
池田さんは
小学3年生で剣道、
高校生で居合道、
社会人になってから
抜刀道を始めました。
段位は、
剣道四段、
居合道錬士六段、
抜刀道三段と
紹介されています。
同じインタビューでは、
主な戦績として、
剣道の福島県インターハイ予選
個人戦3位、
居合道の
東北居合道大会優勝
(何年の大会か、
個人戦か団体戦かは
書かれていません)や
全日本居合道大会の
福島県代表が
並びます。
抜刀道では
全日本抜刀道連盟の
全国大会で
九連覇の記録を持つ、
とも書かれています。
小学校と中学校で
剣道に打ち込んでいた頃、
テレビでアニメ
「るろうに剣心」の
放送が始まり、
刀への憧れが
強くなったそうです。
大学を出たあとは
運送業や
コンサルタント業の
仕事をしていて、
会社員の頃から
副業として
刀の修理なども
請け負っていたそうです。
震災の年に、稽古の記録として始めたYouTube
チャンネルを始めた
きっかけについて、
池田さんは
剣縁のインタビューで
こう答えています。
「東日本大震災が
発生した2011年からです。」
「最初は
自分の稽古の
記録用として
はじめたのがYouTubeでした。」
いま公開されている中で
いちばん古い動画は、
2011年9月19日の
「六段斬練習中」です。
31秒の短い動画で、
概要欄には
「抜刀を初めて約一ヶ月、
形はともあれ、
なんとか斬れるようには
なりました」
と書かれていました。
人に見せるというより、
自分の練習を残しておく
ためのものだったことが
伝わってきますね。
多くの人に見られた、2015年の抜刀道全国大会
2011年は55本、
2012年は91本を
公開していますが、
2013年から2019年までは
年に8〜32本と
少なめでした。
その間の
2015年5月に公開した
「抜刀道全国大会2015
【居合道・抜刀道】
日本刀(Japanese Sword
Iaido Tameshigiri)」が、
2026年10月12日の時点で
約1,050万回
見られています。
概要欄には
大会の日付と、
「抜刀道全国大会に
出場してきました!」
の一文だけが書かれています。
題名に英語が
添えられているので、
海外の人にも
多く見られたのかもしれませんね。
2018年9月には、
秋田県立武道館で開かれた
第48回東北居合道大会に
福島県代表として出場し、
四段から七段までの決勝戦を
まとめた動画も出しています。
その概要欄には
「団体戦は我ら福島県が
優勝しました!」
とありました。
翌2019年8月の動画では、
10月の全日本居合道大会に
県の代表として
出場できることになった、
と報告しています。
2020年からは週に1本以上のペースに
公開本数が
大きく増えたのは
2020年からです。
公開されている動画を
年ごとに数えると、
2020年は88本、
2021年は92本、
2022年は76本、
2023年は67本、
2024年は68本、
2025年は74本でした。
週に1本以上の
ペースで
出し続けていることに
なります。
2021年3月には、
「【古武道】浅山一伝流を学ぶ!!
抜刀対決の結果は!?」
という回を出しています。
概要欄には
「藁斬り抜刀斎の
剣技強化の為、
古武道「浅山一伝流」に
出稽古に行ってきました!」
とあります。
ほかの流派に
出向いて学ぶ回は、
同じ武道をしている人には
特に気になる内容かもしれません。
2020年10月からは
「日本刀研ぎ師への道」
と題した回が始まり、
2026年6月の「完結編」まで
12回続きました。
いちばん再生されているのは
2023年4月のショート動画で、
2026年10月12日の時点で
約3,238万回でした。
2024年8月、地元の武道具店を引き継いで「武修堂」に
剣縁のインタビューによると、
池田さんは
2024年8月、
後継に悩んでいた
郡山市の武道具店の店舗を
買い取りました。
そこで、
日本刀と武道具の専門店
「武修堂」の運営を
始めたそうです。
池田さん自身は
こう話しています。
「もともとこの場所で
10数年ほど営業していた
武道具店さんがありまして、
そこを引き継ぐかたちで
私が経営をすることに
なりました。」
武修堂の会社概要のページは、
店について
「実店舗では
東北唯一の
日本刀専門店として」
と紹介しています。
「東北唯一」というのは
お店自身の紹介で、
当サイトでは
確かめていません。
同じページには、
刀の展示・販売・修理のほか、
鮫皮を使った
鞘や胴の製作も
手がけていると
書かれていました。
YouTubeでも
2024年2月に
「藁斬り抜刀斎作の鮫鞘を
「拵え職人」に
忖度なしで
評価してもらった!」
という回を出しています。
店を開く前から、
鞘づくりにも
手を広げていたようですね。
店を開いてからは、
視聴者が持ってきた刀を
紹介する回も出ています。
2025年4月の
「【過去最高額】
一振り数千万円の
ヤバイ日本刀が
やってきた」は、
2026年10月12日の時点で
約217万回でした。
概要欄によると、
視聴者さんが
持ってきた刀だそうです。
海外のYouTuberとの対談
2024年12月の
ねとらぼの記事は、
オーストラリア出身の
YouTuberアニメマンの
チャンネル
「The Anime Man」に、
藁斬り抜刀斎さんが
出演した回を
紹介しています。
記事によると、
対談の中で
日本刀について
「切れ味は1番良いのでは」
「500年経ったものが
今作ったかのように
残ってるって
日本刀くらいじゃないですか」
と語ったそうです。
藁を斬る場面については、
「迫力のある掛け声とともに
見事、5つの藁を
切り抜いてしまいました。」
と書かれています。
海外の視聴者にも
日本刀の話が
届くきっかけに
なった回と言えそうです。
本人の概要欄には、
海外向けのチャンネル
「Samurai Sword Seek」も
載っています。
概要欄に載っている「兄弟チャンネル」
最近の動画の概要欄には
「【兄弟チャンネル】」
として、
「HoyKey 一刀両断TV」
が載っています。
HoyKey 一刀両断TVは、
当サイトでも
別の記事で紹介している、
刀鍛冶の父と
その息子のチャンネルです。
「兄弟チャンネル」が
どういう関係を指すのかは、
当サイトでは
確かめられませんでした。
概要欄では、
メンバー登録のページへの
リンクに添えて
「藁斬隊入隊はこちら!」
と呼びかけています。
いま公開されている中で
いちばん新しい動画は、
2026年10月9日の
「【激動の刀鍛冶一族】
塚本一貫斎の子孫に
内情を聞いてみたら
すごい家系だった」
です。
刀を斬る側だけでなく、
刀を作る人や
直す人の話にも
広がっているようです。
まとめ
藁斬り抜刀斎こと
池田憲人さんは、
剣道、居合道、抜刀道の
三つの武道を修める
福島県郡山市の人です。
剣縁のインタビューによると、
東日本大震災のあった
2011年に、
自分の稽古の記録として
YouTubeを始めました。
2015年の
抜刀道全国大会の動画は
2026年10月12日の時点で
1,000万回を超えていて、
2020年からは
年に67〜92本の
ペースで公開しています。
2024年8月には
地元の武道具店を引き継ぎ、
日本刀と武道具の店
「武修堂」を
始めました。
稽古の記録から始まった
チャンネルが、
いまはお店と一緒に
日本刀の世界を
紹介する場に
なっていると
言えそうですね。


















