「なぜ正月に餅を食べるのか」のような問いを毎週日曜に話す、ゆる民俗学ラジオの黒川晝車とチェリスト浦下拓巳
スポンサードリンク

「ゆるく楽しく
民俗学の話をする
ラジオです。」

 

これは、
YouTubeチャンネル
「ゆる民俗学ラジオ」の
概要欄の書き出しです。

 

そのすぐ後には
「なぜ正月に餅を食べるのか」
「あの世はどこにある?」
という問いが並んでいます。
身近な話題から入る番組だ、
ということが伝わりますね。

 

話しているのは、
民俗学が好きな黒川晝車さんと、
チェリストの浦下拓巳さんの
2人です。

 

今回は、
番組の概要欄と運営会社のサイト、
出版社のページ、
国立国会図書館の書誌をもとに、
この番組の歩みを
たどってみますね。

ゆる民俗学ラジオとは?登録者約12万3,000人(2026年10月11日時点)の民俗学トーク番組

当サイトが
2026年10月11日に
測った時点で、
ゆる民俗学ラジオのチャンネルは
登録者が約12万3,000人でした。

 

総再生回数は
約1,682万回で、
公開されている動画は
213本です。

 

概要欄には
「毎週日曜日20時更新」
と書かれています。
ラジオと名乗っているとおり、
2人の会話を
聞かせる形の番組です。

 

動画の概要欄には
「ゆる民俗学ラジオは
株式会社pedanticが
制作しています。」
とも書かれていました。

 

その運営会社の
番組紹介のページでは、
番組がこう説明されています。

 

「民俗学初心者のチェリスト
「浦下拓巳」を聞き手に、
民俗学が大好きな「黒川」が
時に熱く時に可笑しく
民俗学を語ります。」

 

同じページには
「YouTubeとPodcastにて
絶賛配信中」ともあり、
YouTubeの外でも
聞けるようです。

 

同じ会社のサイトには、
ゆる言語学ラジオや
ゆる哲学ラジオ、
ゆる天文学ラジオ、
ゆる音楽学ラジオも
並んでいました。

 

「ゆる◯◯学ラジオ」という
名前の番組は、
同じ会社のサイトに
まとめて並ぶ
姉妹番組なんですね。

話し手の黒川晝車(くろかわ ひるま)さんと、聞き手の浦下拓巳さん

番組の紹介では
「黒川」と書かれている話し手は、
出版物や
イベントの出演者表記では
「黒川晝車」となっています。

 

読み方は
「くろかわ ひるま」です。
動画の概要欄が
本人のものとして載せている
noteの題名に、
そう書かれていました。

 

そのnoteの紹介文は
「日々のこととか
民俗のこととか。」
で始まり、
「ときどき小説も。」
とも書かれています。

 

動画の概要欄にある
黒川さんのプロフィールは、
「筑波大学人文・文化学群
比較文化学類卒。
日本民俗学を専攻。」
という一文から始まります。

 

続けて
「民間信仰、口承文芸に
主な関心がある。」
とあり、
「いつかモンゴルを
徒歩で横断したい。
永遠の夢は作家。」
と結ばれていました。

 

大学で民俗学を
学んだ人が、
その知識を
話して聞かせる側に
回っている形ですね。

 

聞き手の浦下さんの
プロフィールは
「東京学芸大学教育学部卒。
A類音楽選修にて
器楽(チェロ)を専攻。」
となっています。

 

「今もひたすら
熱く楽しくチェロを
弾いている。」
とも書かれていて、
演奏やレッスンの依頼も
受けているそうです。

 

運営会社の
「4番組合同イベント」を
告知したページでは、
浦下さんは
「浦下拓巳
(ゆる音楽学ラジオ)」
と書かれていました。

 

同じページは
出演者を4番組の
「パーソナリティ5人」
と紹介しています。
民俗学の番組だけの人、
というわけではないようですね。

 

ちなみに、
当サイトが確かめた
概要欄やnote、
運営会社のサイト、
出版社のページの
どれにも、
本名は出てきませんでした。

 

「黒川晝車」が
活動名なのかどうかも、
確かめられた資料は
ありませんでした。
公表されていない名前を
推測で書くことはしません。

最初の動画は2022年12月23日の「忌み言葉」、日曜20時の更新が続いている

公開されている動画で
いちばん古いのは、
2022年12月23日の
「忌み言葉は
「壁になりたいオタクの心理」
【忌み言葉1】#1」です。

 

長さは28分45秒で、
2026年10月11日の時点で
約21万回
再生されていました。

 

この初回は
金曜の公開でしたが、
2本目の
「忌み言葉で分かる
あの世の場所」は
12月25日の日曜でした。

 

公開された213本のうち
197本が、
日曜の夜8時台に
出ています。

 

1年ごとに数えると、
2023年が53本、
2024年が54本、
2025年が60本で、
毎年ほぼ週に1本の
ペースになりますね。

 

2025年10月11日からの
1年間で見ると、
公開は58本で、
投稿の間が
いちばん長く空いたときも
7日ほどでした。

 

再生回数が
いちばん多いのは、
2023年5月21日の
「テキヤとヤクザの違いは、
信仰する神。
【テキヤ稼業の
フォークロア】#23」です。

 

2026年10月11日の時点で
約30万回再生された、
45分56秒の動画でした。

 

ほかにも
「『蟲師』は、
民俗学が分かれば
もっと面白い。#43」
が約28万回
再生されていました
(同じ日の時点)。

 

その後には
「【蟲師全話解説】」と
題した動画が
何本も続いています。
漫画の話題から
民俗学に入る回も
人気があるようです。

モンゴル研究者の島村一平さんがゲストに、その後『別冊太陽』にもトークイベントの記事が載る

2025年5月25日には、
「モンゴル研究者の
エピソードが強すぎるwww」
という回が公開されています。

 

概要欄には
「#128
『増殖するシャーマン』の
著者がゲストに
来ました。」
と書かれていました。
同じ概要欄には、
著者の島村一平さんの
名前も出てきます。

 

翌週の6月1日には
「モンゴル研究者と
モンゴルの写真を
見まくろう!!」
という続きの回も
出ています。

 

島村一平さんと
番組の2人は、
雑誌の記事にも
そろって名前が載りました。

 

国立国会図書館の
記事の書誌によると、
平凡社の『別冊太陽』
326号(2025年9月)に、
「科学が進歩しても
呪術はなくならない」
という記事があります。

 

副題は
「国立民族学博物館教授
島村一平×
「ゆる民俗学ラジオ」」で、
『増殖するシャーマン』の
復刊記念トークイベントの
記事だと書かれていました。

 

書誌の著者の欄には、
島村一平さんと
黒川晝車さん、
浦下拓巳さんの
3人の名前が並んでいます。

 

その号には
「世界の呪術と
民間信仰:
国立民族学博物館
コレクション」という
題が付いていました。

 

YouTubeでゲストに迎えた研究者と、
雑誌の誌面でも
並んでいるわけですね。

 

ただ、そのイベントが
いつどこで開かれたのかは、
当サイトでは
確認できませんでした。

黒川晝車さんは『山怪 朱』(2026年6月刊)の文庫版で解説を担当

2026年には、
黒川さんの名前が
本の中にも出てきます。

 

2026年6月16日に
山と溪谷社から出た
ヤマケイ文庫
『山怪 朱
山人が語る不思議な話』です。
著者は田中康弘さんです。

 

山と溪谷社の商品ページには、
「文庫版特典として、
文庫版「あとがき」、
黒川晝車(ゆる民俗学ラジオ)
による「解説」を
収録する。」
と書かれていました。

 

同じ日に出たプレスリリースは、
この本を
『山怪』の第4弾の文庫版と
紹介しています。

 

そこには
解説からの一節として、
「臨場感に満ち、
吐く息のような
湿度の籠った
『山怪』の世界は
私を魅了した。」
という文が引かれていました。

 

山で語られる
不思議な話は、
口承文芸に関心があると
書いている黒川さんにとって、
近い分野の本
なのでしょうね。

 

名前の後ろに
「ゆる民俗学ラジオ」と
添えられているのも、
目を引くところですね。

まとめ

ゆる民俗学ラジオは、
民俗学を専攻した黒川晝車さんが、
チェリストの浦下拓巳さんを
聞き手に話す番組です。

 

2022年12月23日の
初回から、
ほぼ毎週日曜の夜に
新しい回を出してきて、
2026年10月11日の時点で
登録者は
約12万3,000人でした。

 

モンゴル研究者の
島村一平さんとの
トークイベントの記事が
『別冊太陽』に載り、
黒川さんは
『山怪 朱』の解説も
書いています。

 

ゆるく楽しく、と
言いながら、
番組の外の仕事にも
つながってきている
2人なんですね。

 

次の日曜の夜には、
どんな身近な問いを
取り上げてくれるのか、
これからも
楽しみですね。

スポンサードリンク