
部屋の壁の小さな扉を開けると、
その奥にこびとの部屋がある。
そんなミニチュアを作って
動画にしているのが、
「MOZU STUDIOS」の
Mozu(モズ)さんです。
チャンネルの説明文によると、
Mozuさんと
デザイナーのYuukaさんの
2人で活動していて、
Mozuさんは制作会社
株式会社MOZU STUDIOSの
代表取締役です。
当サイトが
2026年10月10日に測ると、
登録者は約60万人、
総再生回数は
約8,155万回、
公開されている動画は64本でした。
この記事では、
本人の動画と概要欄、
展覧会とアニメの公式サイト、
国立国会図書館の書誌、
企業のプレスリリースから、
Mozuさんを紹介します。
Mozuさんのプロフィール
活動名:Mozu(モズ)
チャンネル名:MOZU STUDIOS
生まれ:1998年
会社:株式会社MOZU STUDIOS
肩書き:代表取締役
作るもの:ミニチュア
そのほか:コマ撮りアニメ・トリックアート
チャンネル開設:2019年7月
チャンネルの説明文には
「1998年生まれ。」とあり、
2022年の大丸松坂屋百貨店の
プレスリリースでは
「1998年7月生まれ」
と紹介されています。
これに沿って計算すると、
2026年10月10日の時点で
28歳ということになりますね。
展覧会の公式サイトのプロフィールには
「東京都立総合芸術高等学校
映像メディア表現卒業。」
とも書かれていました。
本名については、
2019年から2022年ごろの
本人の動画の概要欄にある作者紹介に
「Mozu(水越清貴)」
と書かれています。
幻冬舎の2022年のプレスリリースでも
「みずこし・きよたか」
という読みとともに
紹介されていました。
ただ、最近の説明文や動画では
「Mozu」の名前だけを使っているので、
この記事でも
Mozuさんと呼ぶことにします。
始まりは高校2年生の「自分の部屋」
チャンネルの説明文によると、
きっかけは高校2年生のころに
趣味で作った
「自分の部屋」のミニチュアです。
これがTwitterで広まって、
本人の説明では
「一夜にして5万いいねを記録。
4日後にはテレビ出演を果たす。」
という出来事になりました。
高校時代の作品は、
チャンネルでも紹介されています。
2019年7月の動画では
「高校2年生の頃に作った
ミニチュアの「ゴミ捨て場」」の
メイキングを出していました。
2020年6月には、
高校3年生の卒業制作で作った
教室のミニチュアと
コマ撮りアニメを紹介しています。
概要欄には
「当時、「王様のブランチ」や
「ヒルナンデス」で
取り上げられました。」
と書かれていました。
高校生のうちから、
ミニチュアとコマ撮りアニメの
両方を手がけていたわけですね。
受賞歴と『犬ヶ島』について
チャンネルの説明文では、
「自分の部屋」が広まったのと同じ年に、
一人で作ったコマ撮りアニメ
「故障中」が、
「Digicon6 Asia」の
Youth部門で最優秀賞を受賞した、
と書かれています。
一方で、
展覧会やアニメの公式サイト、
各社のプレスリリースでは、
同じ賞が
「DigiCon6」の
JAPAN Youth部門、
と書かれていました。
部門の書き方が
資料によって違っていて、
主催者側の受賞記録は
当サイトでは確かめられませんでした。
説明文には、
ウェス・アンダーソン監督の
映画『犬ヶ島』の制作に参加し、
2週間イギリスへ行った、
とも書かれています。
こちらも、映画のクレジットなど
本人側以外の記録では
当サイトは確かめられていません。
はっきり確かめられたのは、
2021年の
「Young Guns 19」です。
展覧会の公式サイトが
「30歳以下の国際的なクリエイターを
対象とした」と紹介している賞で、
主催者のThe One Clubが、
2021年10月27日の記事で
受賞者として紹介していました。
記事には本人の会社のサイトと
Instagramも載っているので、
同じ人だと分かる形で
記録が残っているわけですね。
壁の中の「こびとシリーズ」
Mozuさんの名前を広めたのは、
「こびとシリーズ」と呼ばれる
ミニチュア作品です。
2020年1月の動画の概要欄では
「もしも、自分の部屋に
こびとが住んでいたら…
そんな妄想を再現した」
シリーズだと説明しています。
コンセントの奥の秘密基地、
壁の中の階段やトイレ、
押し入れや床の間と、
家のすき間に
こびとの暮らしが作られています。
チャンネルの説明文では、
Twitterに投稿した
「こびとの階段」が26万いいね、
「こびとの秘密基地」が
68万いいねを記録したとしています。
ただ、この数は
資料によって67万や60万と
書かれていることもあり、
当サイトはいいねの数を
自分で確かめてはいません。
2026年10月10日の時点で
いちばん再生されている動画は、
2021年5月の
「【ミニチュア】壁の中に
小さな部屋を作ってみたら
楽しすぎた。」で、
約2,674万回です。
概要欄には
「小学生の頃の部屋を
思い出しながら作ってみました。」
とあり、
制作期間は約6か月だったそうです。
壁の中の部屋なのに、
どこか自分の子どものころを
思い出させるのが
人気の理由なのかもしれませんね。
翌2022年には、
見つかった未公開の映像を合わせた
30分を超える「完全版」も出していて、
こちらも同じ日の時点で
約873万回再生されていました。
4冊の本と、各地を回る展覧会
国立国会図書館の書誌で見つかった
Mozuさんの本4冊は、
どれも玄光社から出ています。
2017年10月に
『MOZU超絶精密ジオラマワーク』、
2018年12月に
『MOZUトリックラクガキアート集』、
2021年7月に
『こびとの世界』
(Mozuミニチュア作品集)、
2026年7月に
『Mozu超絶精密
ミニチュアワーク』です。
『こびとの世界』の告知動画では、
未公開の3点を含む13点を収めたことと、
帯の推薦文を
水溜りボンドのカンタさんに
もらったことを書いていました。
展覧会も開かれています。
大丸松坂屋百貨店の
プレスリリースに
よると、
2022年7月22日から8月9日まで
大丸東京店で
「Mozu アートワーク
-ちいさなひみつのせかい-」
が開かれました。
2023年からは
「Mozuミニチュア展
ようこそ、ちいさな世界へ。」
という名前になり、
2024年には大丸京都店、
2025年には銀座三越でも
開かれています。
展覧会の公式サイトでは、
2026年9月4日から10月4日まで
金沢21世紀美術館の
市民ギャラリーで
開かれていたと案内されていました。
本だけでなく、
作品を会場で間近に見られる
機会も続いているようです。
初監督のアニメ「ポップパップポルターズ」
2025年8月、Mozuさんは
「テレビアニメ制作中!
Mozu初監督作品を
チョイ見せ!」
という短い動画を出しました。
概要欄には
「キャラデザ、シナリオ、
ミニチュア造形、監督を
夫婦で担当しました。」
と書かれています。
ぴあ映画の記事では、
Mozuさんが「TVシリーズ監督に
初挑戦する」作品として、
ミニチュアアニメ
「ポップパップポルターズ」が
紹介されています。
公式サイトによると、
とある家の壁の中に暮らす
小さなオバケの三兄弟、
ポップ・パップ・ポルタの
ふしぎな日常を描くお話です。
スタッフ欄では、
監督とミニチュア制作がMozuさん、
脚本がMozuさんとYuukaさん、
アートディレクターと
キャラクターデザインが
Yuukaさんとなっていました。
三兄弟の声は種﨑敦美さんです。
ぴあ映画の記事によると、
部屋の家主の役は
Mozuさん自身が実写で演じ、
榎木淳弥さんが
声で参加しているそうです。
公式サイトでは、
2026年10月4日から
テレビ朝日の「PicoAniTime」で
毎週日曜午前10時に
放送すると案内されていました。
壁の中のこびとの部屋から、
今度は壁の中のオバケの話に。
これまで作ってきた世界と
地続きの作品だと言えそうですね。
まとめ
Mozuさんは、
高校2年生のときに作った
自分の部屋のミニチュアから
注目されるようになった
ミニチュア作家です。
壁のすき間にこびとの暮らしを作る
「こびとシリーズ」で知られ、
本や巡回展、
2021年の
Young Guns 19の受賞と、
活動の場を広げてきました。
そして2026年には、
初めて監督したテレビアニメ
「ポップパップポルターズ」の
放送が始まると発表されています。
小さな部屋づくりが
どんな映像になるのか、
まずはいちばん見られている
壁の中の部屋の動画から
のぞいてみるのもいいかもしれませんね。




















