ATSU(Atsueigo)のチャンネルに残るいちばん古い動画は、自分のアクセントを評価してもらう1本だった。オーストラリアの会計士から、英単語帳「Distinction」の作り手へ
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「Atsueigo」は、
ATSUさんが
英語の勉強法を発信している
YouTubeチャンネルです。

 

チャンネルの概要欄で
ATSUさんは、
「生まれて大学卒業まで
ずっと日本で育った私」が
英語の資格をそろえ、
オーストラリアで
就職するまでにやってきた
英語学習を
動画でシェアしている、
と書いています。

 

当サイトが
2026年10月10日に測ると、
登録者は68.6万人、
総再生回数は
約1億2,749万回、
公開中の動画は
983本でした。

 

日本で育った人が
どうやって英語を身につけたのか、
その道のりそのものが
チャンネルの看板に
なっているのですね。

 

この記事では、
本人の動画と概要欄、
国立国会図書館の書誌、
出版社や企業の
プレスリリースから、
ATSUさんを紹介します。

ATSUさんのプロフィール

チャンネル名:Atsueigo
名乗り:ATSU
テーマ:英語学習
大学院:オーストラリア国立大学
前職:会計士(デロイト)
いちばん古い動画:2010年12月
主な著書:Distinction 2000

 

本人のチャンネルの
概要欄の「プロフィール」には、
「2014年12月に
オーストラリア国立大学大学院を
会計学修士(成績優秀)で卒業」
と書かれています。

 

続けて
「2014-2020
デロイトトーマツオーストラリアで
米豪公認会計士(マネージャー)」
「2020- 独立」
と並んでいます。

 

英語の資格としては、
IELTS Academic 8.5、
実用英語技能検定1級、
TOEIC 990点(満点)、
TOEFL iBT 114点が
書かれていました。

 

同じ概要欄の
「その他取得資格」の欄では、
「元米国公認会計士・
豪州勅許会計士」と
「元」を付けて
書かれています。

 

会計士の資格を
いまも持っているのかどうかは、
当サイトでは
確かめていません。

いちばん古い動画はアクセントの腕だめし

チャンネル自体が
作られたのは
2007年1月ですが、
いま見られる
いちばん古い動画は
2010年12月13日のものです。

 

題名は英語で
「JAPANESE STUDENT
tries AMERICAN ACCENT」。

概要欄にも英語で
「Is his accent
like American, British,
or still Japanese?」
と書かれていて、
日本人の学生が
アメリカ英語のアクセントを
試してみる、という
1分40秒ほどの動画です。

 

続く2010年12月から
2011年3月にかけては、
「"Real JAPANESE"
learning with
native speaker」
という題名の動画が
vol1からvol8まで
並んでいました。

 

題名からすると、
英語を話す人に向けて
日本語を教える
シリーズだったようです。

 

日本人が英語を学ぶ
いまのチャンネルとは
向きが逆なのが
おもしろいところかもしれません。

日本育ちのまま、オーストラリアで会計士に

ATSUさんの
公式サイトの会社概要には、
もう少しくわしい経歴が
載っています。

 

そこには
「オーストラリア国立大学大学院修了後、
デロイト・オーストラリア
(メルボルン事務所)に入所。」
「米国公認会計士・豪州勅許会計士
として監査業務に従事し、
マネージャーを経て独立。」
とありました。

 

代表のメッセージでは、
「私自身が留学や海外での
キャリアを通じて痛感したのは、
『学んだ英語』と
『実際に使われる英語』の
大きなギャップです。」
と書いています。

 

会計の仕事をしていたころの
経験も、動画になっています。

 

2021年11月には
「【初心者必見】
世界一わかりやすい
簿記と会計の授業|
元米国公認会計士が解説」
という動画を出していて、
英語だけのチャンネルでは
ないのですね。

 

独立したあとの会社については、
スポーツブルや
オンライン英会話の
Cambly(キャンブリー)が出した
プレスリリースのプロフィールに、
「合同会社Westwayを設立して独立」
と書かれていました。

自分で作った英単語帳

ATSUさんの名前が
いちばん広く知られているのは、
英単語帳の
「Distinction」
(ディスティンクション)
かもしれません。

 

2018年9月8日には
「オリジナル単語帳出版決定!
刊行イベントも開催します!」
という動画を出しています。

この動画の概要欄では、
Distinction IとIIを並べて、
「ネイティブに近づくための、
英語を本気で学習したい人のための
オリジナル英単語帳です!」
と紹介しています。

 

400語を4段階に分けて収録し、
IPA式の発音記号と、
カリフォルニア出身の
ネイティブによる
MP3音声を付けた、
と書かれています。

 

国立国会図書館の書誌でも、
「Distinction 1」の
出版者は「Atsueigo」で、
自分のところから
出した本だと分かります。

 

公式サイトの会社概要は、
このシリーズについて
「累計35万部を突破し、
英語学習書としては
異例のロングセラーとなる。」
と書いています。

 

これは運営会社自身の説明で、
当サイトが部数を
別の資料で確かめたわけでは
ありません。

 

その後、
出版社からも本を出しています。

 

国立国会図書館の書誌では、
『Distinction 2000』が
KADOKAWAから
2020年3月に出ていて、
567ページの英単語帳です。

 

同じ年の7月28日には、
DHCから
『パラフレ英会話』が出ました。

 

DHCのプレスリリースによると、
インスタグラムで続けていた
「パラフレ英会話」を基にした
初心者向けの本で、
「いただきます」を
「Let’s eat!」ではなく
「Let’s dig in!」と言う、
といった言い換えが
例に挙がっていました。

 

単語帳で上級者向けの
語彙を鍛える一方で、
こちらは
ちょっとした言い換えから
入る本なのでしょうね。

 

2020年9月には、
朝日出版社の英語学習誌が
ATSUさんの
巻頭インタビューを載せていて、
告知のリリースには
「中学生の頃はむしろ
勉強嫌いだったそうです。」
とありました。

2026年10月の再生1位は「三島由紀夫の英語」

2026年10月10日の時点で
いちばん再生されているのは、
2022年6月の
「【1960年代の日本人の
英語とは思えない】
三島由紀夫の英語が
シンプルに凄すぎた|字幕付き」で、
約381万回です。

2位は2024年8月の
「【衝撃】日銀植田総裁の英語が
凄すぎた|字幕付き」で、
約358万回でした。

 

3位は2019年10月の
「【英単語暗記法】
20000語を覚えるための方法」で、
約227万回です。

 

その概要欄には
「私が20000語覚えるまでに
行った学習法を公開します。」
と書かれていました。

 

上位の2本は、
有名な日本人の英語を
字幕付きで聞く動画です。

 

勉強法の解説よりも、
有名な人の英語が
どれくらいすごいのかを
一緒に聞く動画のほうが、
英語を勉強していない人にも
届きやすいのでしょう。

投稿が多かった2020年と2021年

当サイトが
公開中の983本を
年ごとに数えると、
2019年が85本、
2020年が143本、
2021年が147本でした。

 

会社を辞めて
独立したのが
2020年なので、
そこから投稿が
一気に増えたように見えます。

 

その後は
2022年が92本、
2023年が78本、
2024年が50本と減り、
2025年は98本に
戻っていました。

 

直近では
2026年10月3日に、
ネイティブと英語で
サービス作りについて話す
「字幕&PDF付き」の動画を
出しています。

 

最近の「字幕&PDF付き」の動画では、
英語字幕で見て、
PDFで表現を確かめる、という
教材としての使い方を
概要欄で案内しているのが
特徴ですね。

動画の外での仕事

2021年9月には、
スポーツブルのプレスリリースで、
音声サービス「NowVoice」に、
英語YouTuberとして
参加したことが発表されました。

 

NowVoiceは当時、
本田圭佑さんがCEOを務める
Now Doと運動通信社が
共同で運営していた
音声サービスです。

 

2023年8月には、
Camblyのプレスリリースで、
ニューヨーク在住の
舞台演出家・河村早規さんと
英語学習の悩みに答える
YouTubeライブを
8月13日に開くことが
発表されていました。

 

雑誌にも書いていて、
国立国会図書館の書誌では、
『プレジデント』
2023年6月30日号の特集
「完全図解 日本一わかりやすい
ChatGPT仕事術大全」に、
ATSUさんの記事
「英会話スクールが要らない
最速AI英語学習法」が
載っています。

 

これは1冊の本ではなく、
雑誌の中の
4ページの記事です。

 

2025年9月には、
ビジネス映像メディア
「PIVOT」の番組に、
英語塾J PREP代表の
斉藤淳さんと一緒に出演し、
子どもの英語教育について
話していました。

 

公式サイトの会社概要によると、
2022年には
「Atsueigo School」
を立ち上げたそうです。

 

公式サイトのトップページでは、
このスクールを、
発音の添削や
毎日の学習設計まで含めて
6か月で学ぶもの、と
紹介していました。

 

公式サイトには
「発音マスタークラス」などの
講座も並んでいました。

年齢や家族について

ATSUさんの名前で調べると、
年齢や結婚について
気になる人もいるようです。

 

この記事では、
英語学習の発信と
本の仕事に絞って紹介し、
年齢や家族のことは
取り上げないことにしました。

まとめ

Atsueigoは、
日本で育ったATSUさんが、
オーストラリアで
会計士として働きながら
続けてきた
英語学習のチャンネルです。

 

いま見られるいちばん古い動画は
アクセントを評価してもらう1本で、
そこから、自分で作った英単語帳
「Distinction」や、
KADOKAWA・DHCの本へと
広がっていきました。

 

2026年10月の時点で
いちばん見られているのは
三島由紀夫の英語を
聞く動画で、
勉強している人にも
していない人にも
入り口があるチャンネルです。

 

英語をやり直したいと
思ったときに、
まず1本
見てみるのもいいかもしれませんね。

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