母は女流棋士、師匠は塚田泰明九段。プロ棋士・藤森哲也が「近所のお兄さん」のように将棋を教える将棋放浪記
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将棋の駒が
全部「飛車」だったら、
プロが相手でも勝てるのか。

 

そんな題名の動画が、
2026年10月4日の時点で
324万回以上
再生されています。

 

投稿したのは、
YouTubeチャンネル
「将棋放浪記【プロ棋士】」の
藤森哲也さんです。
日本将棋連盟に所属する、
現役のプロ棋士ですね。

 

今回は、日本将棋連盟の記録や
文春オンラインのインタビュー、
当サイトが測った数字から、
藤森さんの歩みを
たどっていきますね。

藤森哲也のプロフィール

名前:藤森哲也(ふじもり てつや)
所属:日本将棋連盟
段位:六段
棋士番号:285
生年月日:1987年5月9日
出身地:東京都大田区
師匠:塚田泰明九段
YouTube:将棋放浪記【プロ棋士】
登録者:約23.4万人
動画:1,956本
測定日:2026年10月4日

 

段位や棋士番号、
生年月日、出身地、師匠は、
日本将棋連盟の棋士データベースに
載っているものです。

 

同じページによると、
2026年10月4日の時点で
竜王戦は5組、
順位戦はC級2組に
在籍しています。

 

チャンネルの概要欄には、
本人の言葉で
「日本将棋連盟 プロ棋士の
藤森哲也です。」
と書かれています。

 

続けて
「見るだけで将棋が
上達できるチャンネルです。」
とありました。
これが、チャンネルの
いちばんの狙いのようですね。

将棋一家に育ち、塚田泰明九段の門下へ

藤森さんは、
将棋一家の出身です。

 

2021年1月の
文春オンラインのインタビューは、
お父さんがアマチュアの強豪で、
お母さんが女流棋士の
藤森奈津子女流四段だと
紹介しています。

 

将棋に打ち込み始めたのは
小学校2年のころ。
奨励会に入ろうと
思ったのは
5年のころだったそうです。

 

インタビューの聞き手によると、
奨励会へは
塚田泰明九段の門下として
入りました。

 

お母さんの奈津子女流四段と
塚田九段は、どちらも
大内延介九段の門下で、
同門にあたるそうです。
家族ぐるみで将棋と
つながっていたわけですね。

 

日本将棋連盟の
昇段履歴を見ると、
記録は1999年9月の
6級から始まっています。
2007年10月に三段、
2011年10月1日に
四段になりました。

 

そのあと、
2017年3月23日に五段、
2026年2月27日に
六段へ上がっています。

 

六段への昇段は、
データベースに
「五段昇段後公式戦120勝」
と書かれていました。
五段から約9年かけての
昇段だったことになりますね。

 

藤森さんは、
ふじもり将棋教室
という将棋教室も
開いています。

 

教室のサイトは
藤森さんを
「大田区生まれ、大田区育ちの
初のプロ棋士」
と紹介しています。

 

講師紹介のページには、
お母さんの奈津子女流四段も
名前を連ねていました。
親子で将棋を
教えているようですね。

映画『3月のライオン』の撮影にも

将棋の外の仕事では、
2017年に公開された
実写映画
『3月のライオン』の
撮影にも関わっています。

 

ただ、
配給のアスミック・エースの作品ページで
「将棋監修」として
スタッフ欄に名前があるのは、
先崎学九段です。

 

藤森さんの関わり方は、
将棋雑誌『将棋世界』の
2017年3月号の座談会で
語られています。

 

座談会の記事は、
先崎九段、村中秀史六段、
藤森四段(いずれも当時)を、
「将棋指導・監修として
撮影に関わった」3人と
紹介しています。

 

その中で先崎九段は、
現場の将棋監修を
村中六段、藤森四段(ともに当時)、
田中誠指導棋士三段の
3人が担ったと話していました。

 

先の文春オンラインの
インタビューでは、
藤森さん自身が
撮影のころを振り返っています。

 

主演の神木隆之介さんとは
「20回以上も直接会う
機会があり」
と話していました。
撮影では、かなりの時間を
一緒に過ごしたようですね。

将棋放浪記を始めた理由

チャンネルの開設は
2020年4月26日です。

 

公開されている
いちばん古い動画は、
2020年5月5日の
「プロ棋士の藤森哲也です!
YouTubeチャンネル
開設しました!」でした。

 

始めた理由について、
藤森さんは文春オンラインで
こう話しています。

 

「コロナの影響もありますが、
『動画配信によって
将棋の技術をより面白く
伝えられるのでは』」

 

指導対局は1対1で
丁寧に教えられるのが
良いところですが、
動画配信なら
「もっと多くの人に
効率よく伝えられるのでは
と考えました」とのことです。

 

見てほしい人として
挙げていたのは、
「将棋を始めたばかりの方から
初段になるあたりの方までの層」
でした。

 

動画の作り方にも
触れています。
「通常の将棋動画は
1本30分の尺で撮り、
それを30分ぐらいで編集します。」

 

自分の動画を
「近所のお兄さんが
教えてくれる」ような
ものだとも話していました。
親しみやすさを
大事にしているのかもしれません。

 

これらは、いずれも
2021年1月の
インタビューの時点の発言です。

四間飛車と「負けるまで」の記念企画

当サイトは、
公開されている動画
1,956本の題名を
すべて数えてみました。

 

いちばん多い語は
「解説」の319本で、
「四間飛車」が217本
(うち「右四間飛車」が61本)、
「囲い」が102本、
「穴熊」が91本でした。

 

「初心者」が入った題名も
61本あります。
インタビューで話していた
「始めたばかりの方から
初段まで」に、
よく合った構成ですね。

 

また、「藤井聡太」の名前が入った
題名は29本でした。
タイトル戦などで
藤井聡太さんの対局を
解説する動画が
並んでいるようです。

 

チャンネルで再生回数が
いちばん多いのは、
冒頭で触れた
「将棋の駒が全部『飛車』だったら
プロが相手でも勝てる説」です。

 

2022年8月5日の公開で、
2026年10月4日の時点で
3,241,552回
再生されています。

 

概要欄には
「サバンナ高橋さんの
チャンネルはこちら」
とあり、
サバンナ高橋さんとの
共演の回です。

 

2番目に多いのは、
2020年12月12日の
「【100回突破記念】
負けるまで四間飛車
スペシャル!」でした。

 

こちらは同じ時点で
3,076,301回
再生されています。

 

チャンネルでは、
節目ごとに
「負けるまで○○スペシャル」
という記念企画を
続けています。

 

「【500回突破記念】
負けるまで右四間飛車
スペシャル!」や、
「【10万人達成記念】
負けるまで四間飛車
スペシャル!」もありました。

 

題名に「負けるまで」が
入った動画は11本です。
ファンにとっては、
節目のお楽しみの
企画なのかもしれませんね。

チャンネルの数字と、投稿のペース

将棋放浪記【プロ棋士】は、
2026年10月4日の時点で
登録者約23.4万人、
総再生回数は
約1億7,135万回です。

 

公開されている動画を
年ごとに数えると、
2020年が161本、
2021年が344本、
2022年が323本でした。

 

2023年は343本、
2024年は349本、
2025年は312本です。
2025年の後半は
月に25〜27本と、
ほぼ毎日の投稿でした。

 

2026年に入ってからは、
月に12〜18本ほどです。
2026年は10月4日までで
124本が公開されています。

 

ペースが変わった理由は、
当サイトでは
確かめられませんでした。
ただ、2026年10月2日にも
新しい動画が
上がっていました。

 

サブチャンネルの
「将棋放浪記の研究室」もあります。
同じ日の時点で
登録者は約4.77万人、
動画は412本でした。

 

こちらの直近の公開は
2026年7月18日でした。
メインの概要欄で
案内されているので、
あわせて見てみてくださいね。

 

最近の動画の概要欄には、
著書も並んでいます。
『最速!最短!わかりやすい
将棋の勝ち方』や
『藤森流なんでも右四間飛車』、
『藤森流急戦矢倉』などです。

 

当サイトでは、
同じく将棋の話題で、
折田翔吾さんの
記事も書いています。

 

まとめ

藤森哲也さんは、
アマチュアの強豪の父と
女流棋士の母のもとで育ち、
塚田泰明九段の門下から
プロ棋士になった人です。

 

2020年に始めた
将棋放浪記では、
四間飛車や囲いの解説を
中心に、1,956本の動画を
公開してきました。

 

2026年2月には
六段に昇段しています。
対局を続けながら、
動画を出し続けているのは
なかなか大変そうですね。

 

将棋を始めたばかりの人が
最初に見るチャンネルとして、
これからも
頼りにされそうです。
気になった人は、
1本見てみてくださいね。

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