
ビリヤードのプロが、
海外の大会で戦っている
自分の試合を、
自分のYouTubeで
生配信しています。
その人が、
プロビリヤード選手の
土方隼斗(ひじかた はやと)さんです。
JPBA
(日本プロポケットビリヤード連盟)の
男子ランキングでは、
2023年から2025年まで
3年続けて年末の1位でした。
YouTubeチャンネル
「土方隼斗のビリヤードTV」の登録者は、
2026年10月2日に
当サイトが測った時点で
約6.2万人です。
今回は、JPBAの選手名鑑とランキング、
ビリヤード専門メディアの
「ビリヤードデイズ」の記事とインタビュー、
本人の公式サイトとYouTubeをもとに、
土方さんを紹介しますね。
土方隼斗のプロフィール
名前:土方隼斗(ひじかた はやと)
仕事:プロビリヤード選手
所属:JPBA 関東支部(40期)
出身:東京都
YouTube:土方隼斗のビリヤードTV
JPBAの選手名鑑には、
誕生日が1989年3月16日、
所属店が
「自遊空間 BIGBOX高田馬場店」と
載っています。
この誕生日から数えると、
2026年10月2日の時点で37歳です。
選手としてもYouTubeでも、
この名前で活動しています。
JPBAのランキングで、2023年から3年続けて年末の1位
チャンネルの説明欄で、
土方さんは自分のことを
「現在日本ランキング1位の
ビリヤードプロプレイヤー」
と紹介しています。
JPBAが公開している
ランキングの資料を
当サイトで開いてみると、
男子のランキングで
2023年、2024年、2025年の
それぞれ12月終了時点で
1位に土方さんの名前がありました。
2026年10月2日の時点で
いちばん新しい
2026年8月終了時点の資料でも
1位です。
ただ、2位の羅立文プロとの差は
30ポイントしかありません。
かなりの接戦ですね。
ビリヤードデイズの
プロフィール欄によると、
2013年と2016年にも
JPBAの男子年間ランキングで
1位になっています。
2026年5月の談話では、
「JPBAランキング(年間1位)といい
『3連続』に縁があるのかも
しれません(笑)」
と話していました。
2026年の『全日本14-1』で3連覇、2025年の世界選手権で3位タイ
その「3連続」のもう一つが、
2026年5月の
『第54回全日本14-1
オープン選手権』です。
ビリヤードデイズの記事によると、
東京・池袋で開かれ、
プロとアマチュア合わせて85名の中から
土方さんが優勝しました。
3連覇で、4度目の優勝です。
決勝の相手は、
この大会で5度の優勝がある
羅立文プロでした。
序盤は60-17と
大きくリードされましたが、
23点と40点のランで逆転し、
90-72で勝っています。
ベスト8の試合で出した84点のランで、
「ハイラン賞」も取りました。
なお、記事は
「大会名称には“全日本”とありますが」
今年は東日本の
ランキングイベントとして開かれ、
西日本のプロは出ていない、
とも断っています。
なお、同誌は翌日の談話の記事で
「大会史上『3連覇』は初」
としていた箇所を、
1996年から1998年の
奥村健プロに並ぶタイ記録だと
5月20日に修正しています。
海外では、
2025年10月に
インドネシアのバリで行われた
『WPA 8ボール世界選手権』で、
準決勝まで進んでいます。
ビリヤードデイズによると、
準決勝の相手は、
9ボールの世界王者に2回なった
アルビン・オーシャン選手でした。
9-8で先に王手をかけたものの、
最後は9-10で逆転負け。
結果は3位タイです。
あと1ラックだっただけに、
惜しい負け方ですね。
前の年の2024年には
『チャイナオープン』で準優勝しており、
同誌は「今後の国際大会初制覇が
近くに感じられる」と書いていました。
小学5年生で始め、16歳でプロテストに合格
本人の公式サイトの年表によると、
初めてビリヤードに触れたのは
1999年3月ごろ、
小学5年生のときです。
同じ年の7月にはTBSの
「チャンスの殿堂」に出て、
トリックショットを覚えたことで
ビリヤードに興味を持った、
と書かれています。
アマチュアのころの2005年には
『世界ジュニア』で銀メダル。
その年の12月にプロテストに合格し、
2006年1月から
JPBAの40期生になりました。
誕生日から数えると、
合格したときは16歳です。
公式サイトのメディア出演の一覧には、
2006年1月の東京新聞に
「高校進まずプロの道」という見出しで
載ったことも記録されています。
早くから進む道を
決めていたのでしょうね。
YouTubeは「楽しさを求めて始めたことではない」
いま見られる
いちばん古い動画は、
2020年3月29日の
「YouTube始めます!」です。
2025年1月の
ビリヤードデイズの
ロングインタビューで、
土方さんは
「始めた頃はコロナ禍でしたね」
と振り返っています。
続けて、
「もともと楽しさを求めて
始めたことではないので
それは良いんですけど、
やり甲斐は感じています」
とも話していました。
「動画を見てビリヤードを始めたんです」
という声をもらうことも多い、
と話しています。
いちばん見られている動画は、
2020年4月の
「他のボールを動かさないように
45個全て落とせるかやってみた」で、
2026年10月2日の時点で
約393万回でした。
台に並べた45個のボールを、
ほかのボールに一度も当てずに
全部落としていく、
という企画です。
説明欄にも
「繊細な手球コントロールが必要です」
とありますね。
新しめの動画では、
2025年5月の変装ドッキリが
同じ日の時点で約239万回と、
よく見られています。
早稲田大学のビリヤードサークルに
初心者のふりをして
入っていく企画です。
説明欄には
「正直めちゃくちゃ緊張しましたw」
とあります。
試合とはまた違う緊張だったのでしょうね。
インタビューの時点で、
更新は「週1ぐらい」とのこと。
動画の撮影・実演・編集を
「全部自分でやっている」ので
時間がかかり、
50個以上ある
「やりたいことリスト」にも
なかなか取り掛かれない、
と話しています。
チャンネルの説明欄にも
「週1本更新」とあり、
本人の言うペースと合っていますね。
当サイトが数えたところでは、
3分以下の短い動画はほとんどなく、
長めの動画が中心で、
ライブ配信のアーカイブも
多く残っています。
海外の試合も、自分のチャンネルで生配信
同じインタビューで、
土方さんは
「自分の発信の場が確立できたおかげで」
海外の試合も
「自分でライブ配信できるように」
なったと話しています。
ビリヤードデイズの注記によると、
海外には
「選手本人に限り動画撮影を認める」
大会がいくつかあるそうです。
2025年の世界選手権の記事でも、
日本選手の試合は
土方さんのYouTubeで
ライブ配信があるかもしれない、
と案内されていました。
2026年9月には、
説明欄によると
ベトナムで行われていた
10ボールの世界選手権で、
決勝トーナメントのベスト16の試合を
ライブで配信しています。
配信は約3時間44分。
日本から試合を追いたい人には、
ありがたい配信でしょうね。
一方で、2026年5月の談話では、
「旅費も上がってますから、
賞金を取れないと
出続けるのは厳しいです」
とも話していました。
ほかには、
2017年2月にテレビ朝日系列の
『なら≒デキ』に出演したことを、
ビリヤード情報サイトの
「On the hill!」が
伝えています。
まとめ
土方隼斗さんは、
JPBAの男子ランキングで
2023年から2025年まで
年末の1位を続けた
プロビリヤード選手です。
2026年5月には
『第54回全日本14-1
オープン選手権』で3連覇し、
2025年には
8ボールの世界選手権で
3位タイに入っています。
YouTubeは
楽しさを求めて始めたものではない、
と本人は話していました。
それでも撮影も編集も自分でこなし、
海外の試合まで
自分の手で届けています。
インタビューで
「今一番頑張りたいのはプレイヤー活動」
と話していた土方さん。
試合をそのまま見せる配信は、
選手として戦うことと
発信を続けることが
一つになった形なのかもしれません。



















