
お笑いコンビのロザンが
YouTubeでやっているのは、
主に漫才やコントの動画では
ありません。
チャンネルの名前は
「ロザンの楽屋」。
並んでいる動画の題名を見ると、
AIや職場の慣習、
うるう秒の廃止まで、
その日のニュースや話題が
ずらりと続いています。
2026年10月16日に
当サイトが測ったところ、
チャンネル登録者は
19.7万人、
総再生は
約1億2,794万回でした。
今回は、
所属事務所や出版社の発表と
国立国会図書館の書誌、
そしてチャンネルそのものから、
ロザンの2人と
「楽屋」の中身を見ていきます。
ロザンのプロフィール
コンビ名:ロザン
所属:吉本興業
メンバー:宇治原史規さん・菅広文さん
結成:1996年
YouTube:ロザンの楽屋(@rozannogakuya)
吉本興業の
2025年11月19日の
プレスリリースによると、
菅広文(すがひろふみ)さんは
1976年に大阪府で生まれ、
大阪府立大学(現大阪公立大学)の
経済学部に進みました。
同じリリースには、
「96年、高校時代の友人である
宇治原史規(京都大学法学部卒業)と
「ロザン」(吉本興業所属)を結成。」
と書かれています。
KADOKAWAの
2020年12月3日の発表では、
「ツッコミの宇治原史規と
ボケの菅広文」
と紹介されていました。
高校で出会った2人が、
大学生のうちに
コンビを組んだ、
ということですね。
吉本のリリースは
「ロザンは2026年8月には
結成30年を迎え」
とも書いていました。
この記事を書いている
2026年10月の時点では、
その30年を
もう越えていることになります。
「ロザンの楽屋」はどんなチャンネル?
チャンネルが作られたのは
2020年3月10日です。
当サイトが調べた限り、
残っている
いちばん古い動画は
3日後の
2020年3月13日に
公開されていました。
その頃の概要欄には、
「ロザン菅・宇治原が、
普段の楽屋そのままのテンションで、
時事・テレビ番組・舞台・私生活などの
話題を話しているチャンネルです」
と書かれています。
チャンネル名の「楽屋」は、
舞台の裏で
2人が話している空気を
そのまま見せる、
という意味なのでしょう。
いま残っているいちばん古い動画の題名は
「【学生必見】
「なぜ勉強しないといけないのか?」の
答えはここにある」
でした。
翌日には
日本史の教科書が
覚えにくい理由を話す動画も
出ています。
最初から
勉強の話が多かったのは、
「高学歴芸人」と呼ばれる
2人らしいですね。
毎日18時に1本、ニュースを話す
いまの「楽屋」は、
ほぼ毎日
決まった時刻に
動画が出ています。
当サイトが
2026年10月16日に
公開動画を全部数えたところ、
直近60日間(8月17日〜10月15日)は
1日も欠けずに投稿があり、
64本のうち60本が
18時00分の公開でした。
直近の1週間ほどの題名を
並べてみると、
「【AI】人類滅亡?」、
「【職場】直すべき慣習」、
「【うるう秒】廃止について」
といった具合です。
長さは
8分から15分ほどのものが
ほとんどでした。
ニュースを1つ取り上げて、
2人がそれぞれの考えを
話していく形のようです。
再生回数が
いちばん多かったのは、
2021年3月の
「【吉本】エージェント契約を解説」で、
約48.8万回でした
(2026年10月16日の実測)。
自分たちの所属する
事務所の話が
いちばん見られている、
というのは
少し意外かもしれません。
数え方の内訳も
書いておきます。
YouTubeのデータ上の
動画の数は2,824本ですが、
誰でも見られる公開動画は
2,480本でした。
差の344本は、
メンバーシップの
会員だけが見られる
限定動画です。
2つを足すと、
ちょうど2,824本になります
(どちらも2026年10月16日の実測)。
同じ日に数えた
公開動画のうち
66本はショート動画で、
ライブ配信の
アーカイブも6本ありました。
「楽屋の復習」とメンバーシップ
メンバーシップは
2021年2月7日の動画で
告知されています。
その概要欄には
「メンバーシップ始めました!」
とあり、
当時の案内では
月額990円でした。
限定動画は
「みなさんからいただいたコメントを元に、
言い足りなかったこと、
質問に対するお答え、
ご指摘に対する反省も含め、
より深く話していきます!」
と説明されています。
表の動画で話したことを、
コメントを受けて
もう一度掘り下げる場所、
ということなのでしょう。
なお、
いまの月額がいくらなのかは、
当サイトでは
確かめられていません。
KADOKAWAとの『日本の歴史』コラボ
チャンネルの外の会社と
組んだ動画もあります。
2020年12月3日には、
KADOKAWAが
プレスリリースで、
角川まんが学習シリーズ
『日本の歴史』と
ロザンのコラボを
発表しました。
リリースには
「YouTubeチャンネル
「ロザンの楽屋」にて
動画配信」
とあり、
宇治原さんのことを
「京都大学卒業で
歴史好きとしても知られる」
と紹介しています。
動画は
その前日の
2020年12月2日に
公開されていました。
翌年2月には
同じシリーズの
『世界の歴史』の動画も
出ています。
勉強や歴史の話が
多いチャンネルなので、
学習まんがとの相性は
よかったのではないでしょうか。
菅広文さんの本と『京大芸人』
ロザンを語るうえで
欠かせないのが、
菅さんの書く本です。
国立国会図書館の
書誌によると、
最初の本『京大芸人』は
2008年10月に
講談社から出ています。
その紹介文には
「芸人として成功する近道は、
相方になる予定の宇治原を
京都大学に入れること。」
とあり、
「爆笑小説」と
説明されていました。
そのあとも、
『京大少年』(2009年)、
『京大芸人式日本史』(2014年)、
『身の丈にあった勉強法』(2017年)と
本が続いています。
幻冬舎の
2023年3月20日の
発表は、
シリーズ最新刊の
『京大中年』を
2023年6月8日に出すと伝え、
「『京大少年』の刊行から14年。
“中年”になったロザンの秘密とは。」
と書いていました。
2021年12月には、
コンビの共著として
『京大芸人ノート』が
宝島社から出ています
(国立国会図書館の書誌)。
そして
2025年12月には、
PHP研究所から
『学力よりコミュ力』が
出ました。
吉本のリリースは
この本について、
「高学歴芸人と言われるロザンですが、
浮き沈みの激しい芸能界は
「学力だけ」では戦えません。」
と紹介しています。
発売の2日後には、
チャンネルにも
「『学力よりコミュ力』
相方に読んでもらいました」
という1分ほどの動画が
出ていました。
題名どおりなら、
菅さんが書いた本を
相方の宇治原さんが
読んでいることになります。
本の宣伝まで
2人がかりでやっているのが、
このコンビらしいところ
かもしれませんね。
舞台の単独ライブも続いている
ロザンは
劇場の単独ライブも
開いています。
吉本興業の
2023年10月の
プレスリリースは、
題名で
「昨年8年ぶりに開催した
ロザンの単独ライブが
今年も開催決定!」
と伝えていました。
内容は
「漫才やコントなど、
ロザンの魅力が
たっぷり詰まった公演」で、
2人のコメントは
「去年よりちょっと長くやります。」
の一言でした。
2026年9月17日には、
チャンネルでも
「【お知らせ】単独ライブやります」
という動画が出ています。
概要欄から案内されている
チケットのページには、
『ロザンの26ベスト+』の
公演が
2026年11月13日に東京の
ルミネtheよしもとで、
12月6日に大阪の
なんばグランド花月で開かれると
載っていました
(2026年10月16日に確認)。
家族や出身校の話について
ロザンについて検索すると、
宇治原さんの家族や
出身の学校、
収入に関する言葉も
一緒に出てきます。
当サイトでは、
ご本人が公表していない
家族や私生活のことを
推測で書くことはしません。
京都大学と
大阪府立大学のことは、
所属事務所や出版社が
著者紹介の形で
公表しているので、
その範囲で紹介しました。
まとめ
ロザンは、
高校時代の友人どうしの
宇治原史規さんと菅広文さんが
1996年に組んだ
吉本興業のコンビです。
YouTubeの「ロザンの楽屋」は
2020年3月に始まり、
2026年10月16日の時点で
登録者は19.7万人、
直近60日は
毎日動画が出ていました。
舞台の裏の楽屋で
話すような調子で、
その日のニュースを
2人で話していく。
それがこのチャンネルの
いちばんの特徴と
言えそうです。
本では菅さんが書き、
動画では2人で話し、
劇場では漫才をする。
いろいろな場所で
同じコンビの顔が
見られるのは
楽しいですね。





















