ダイエット動画から始まったチャンネルは、北アルプスの岩稜を経て熊野古道の渡し船へ。ソロ登山のMARiA麻莉亜
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岩稜や雪山を、
ひとりで登って撮る。
そんな動画を出し続けているのが、
YouTubeチャンネル
「MARiA麻莉亜」です。

 

チャンネルの説明には
「人生=登山のガチ登山チャンネルです」
と書かれています。

 

当サイトが
2026年10月11日の朝に測ると、
登録者は26.8万人、
総再生回数は
約5,080万回でした。

 

ただ、最初の動画は
山ではなく
ダイエットの動画だったんですね。

 

この記事では、
本人の動画と説明欄、
著書の紹介文、
和歌山県や山と溪谷社の発信から、
麻莉亜さんの歩みをたどります。

MARiA麻莉亜のプロフィール

活動名:MARiA麻莉亜
出身:岐阜県(著書の著者紹介より)
チャンネル開設:2020年5月22日
著書:『ソロ登山の教科書』(マイナビ出版・2025年)
Instagram・X:maria_yamatuber(チャンネル説明より)

 

動画の数は、
2026年10月11日の時点で
294本でした。
このうち23本は
メンバー限定の動画です。

 

年齢や生まれ年、本名は、
当サイトが確かめた資料の
どれにも書かれていませんでした。

グアテマラで芽生えた、山への興味

麻莉亜さんの経歴は、
著書『ソロ登山の教科書』の
著者紹介にくわしく載っています。

 

それによると、
岐阜県出身で、
高校卒業後に
アイルランドへ3年間留学。
帰国してからは
関西外国語大学の
スペイン語学科を卒業し、
神戸大学の大学院で
文化人類学を学んだそうです。

 

登山に興味を持ったのは、
在学中に
ボランティアで渡った
グアテマラでのこと。

 

現地の宗教儀礼を
見に行くための
トレッキングがきっかけだった、
と書かれています。

 

宗教儀礼を見に行く道で
山に惹かれたというのは、
ちょっと珍しい
入り口ですね。

 

その後は
フィットネストレーナーとして
活動していたとされています。

 

チャンネルが1万人を超えたときの
質問募集の動画でも、
「南米行ってたとか、
バックパッカーだったとか
ちらほら言ってたりで笑」
と書いていました。
もともと
旅の多い人だったようです。

ダイエット動画から、半月後の六甲山へ

チャンネルの最初の動画は、
2020年5月23日の
「【YouTube始めました!】
ダイエットが続かない
なんて言ってられない」です。

 

説明欄には
「腹筋バキバキ成功させてみせます!」
とあり、
公開ダイエットとして
始めたことが分かります。

 

その後も、
食事のルーティンや尻トレ、
ヨガ、ストレッチの動画が
続きました。
5月27日には
「休業中のトレーナーの
トレーニングなど」
という動画もあります。

 

著者紹介にも
「コロナ期に始めた」とあります。
トレーナーの仕事が
休みになった時期に
始めたチャンネルなんですね。

 

山の動画が初めて出たのは、
開設から15日後の
2020年6月6日。
「【登山女子】六甲山で
滝登り登山!「地獄谷」」でした。

 

説明欄には
「人が全然いない
マイナールートを登ります!」
「険しいけど楽しい!」
と書かれています。

 

8月には
「【武奈ヶ岳ソロ登山】」、
10月には
奥穂高岳と、
題名に「ソロ」が付く動画が
増えていきました。

 

2020年の秋からは、
ダイエットの動画は
ほとんど出なくなっています。
そして12月30日に
「祝1万人突破」の動画を
出しました。

北アルプスからモンブランへ

2026年10月11日の時点で
公開中の動画271本のうち、
題名に「ソロ」か「単独」が
入っているものは
95本ありました。
「ソロ」がそのまま
看板になっている、
といえそうです。

 

2020年11月から12月には、
槍ヶ岳から大キレット、
西穂高へ抜ける縦走を
「日本一険しい縦走路!」として
4本に分けて出しています。

 

その後も
剱岳、北鎌尾根、
冬の五竜岳と、
本人が題名で
「最難関」「危険」と
呼ぶルートの動画が続きます。
冬季限定ルートから
富士山にも登っています。

 

いちばん見られているのは、
2023年10月の
「危険すぎたモンブラン単独縦走!
4,809m【ヨーロッパアルプス
最高峰に挑戦】前編」で、
2026年10月11日の時点で
約203万回でした。

 

 

翌月の後編は
「モンブラン単独で登頂!
体力が限界すぎて
下山できず...」という題名です。
題名を見るかぎり、
登頂したあとの下山の苦労まで
描いた回のようです。

 

どの山がどれくらい
難しいのか、危ないのか、
という判断は
本記事ではしません。
安全の考え方は、
本人の著書のほうを
あたるのが確実でしょう。

 

アウトドアWEBメディアの
ソトラバは2024年11月に、
越後駒ヶ岳の雪山の動画を
紹介しています。

 

突風のなか
「何この景色!」
「これが見たかったのよ」
と声を上げる様子や、
山頂で
来年は3〜4泊かけて
稜線を縦走すると
決めていた場面を
取り上げていました。

山と溪谷ch.の密着と『ソロ登山の教科書』

登山の専門出版社の
山と溪谷社が運営する
「山と溪谷ch.」は、
2023年4月に
麻莉亜さんに密着した
動画を出しています。

 

紹介文では
「単独行(ソロ)スタイルの
登山YouTuber」とされ、
「なぜ単独行にこだわるのか、
その背景を伺いました」
と書かれていました。

 

 

これは麻莉亜さん本人ではなく、
山と溪谷ch.の動画です。
冬の那須岳を登りながら
話を聞く内容のようですね。

 

本人の動画の説明欄でも、
雑誌『山と溪谷』の号を
案内していたことがあります。
誌面での扱いまでは、
当サイトでは確かめていません。

 

2025年には
マイナビ出版から
『ソロ登山の教科書』を出しました。
監修は、
登山教室を経営する
上級登山インストラクターの
栗山祐哉さんです。

 

国立国会図書館の書誌では
2025年4月の出版で、
127ページの本です。
目次には
「基本の登山技術」
「安全登山のために」
といった章が並んでいます。

 

2025年6月29日には、
大阪・梅田のLateralで
刊行記念のトーク&サイン会
「麻莉亜とカンパイ! in大阪」
も予定されていました。

 

著者紹介には、
2022年に
株式会社サテライトオフィスが
スポンサーになった、
とも書かれています。
スポンサーとしての
関わりの中身までは、
当サイトでは確かめられていません。

熊野古道と「安居の渡し」

ここ数年は、
和歌山県の熊野古道を
歩く動画も増えています。

 

2024年1月には
紀伊路の120kmを3本に分けて、
2025年3月には
中辺路の小雲取越・大雲取越を、
2025年12月には
大辺路の田辺〜すさみを
歩いた動画を出しています。

 

和歌山県公式観光サイトは
2025年3月7日に、
「Youtuber麻莉亜(マリア)
さんが歩く
1泊2日熊野古道中辺路
(小雲取越・大雲取越)ウォーク!」
という特集を出しました。

 

県の観光サイトが、
登山系YouTuberの旅として
特集していたわけですね。

 

そして2026年8月6日、
「船頭見習い、はじめます。
【安居プロジェクト#1】」
という動画を出しました。

 

説明欄には
「熊野古道大辺路にある
安居の渡しの後継者となるべく
修行中!」とあります。
山の次は川の上、
というのは
ちょっと意外な展開かもしれません。

 

 

白浜町のページによると、
「安居の渡し」は
熊野古道大辺路で
日置川を渡る渡し船で、
「大辺路街道では唯一、
舟でわたる熊野古道」です。
地元の保存会が
2005年10月に
50年ぶりに復活させました。

 

2026年6月4日には、
本人が説明欄で告知していた
NHKの「ギュギュっと和歌山」で、
安居の渡しが取り上げられています。

 

番組の紹介文は、
渡しが船頭不足に
悩まされているとして、
「そんな現場を支えようと
現れたのは
山岳系のユーチューバーでした」
と結んでいました。

 

9月15日には
「今度こそ船頭になれる?
安居の渡し、合格発表!」
という動画も出ています。
合否がどうだったのかは、
当サイトでは確かめられていません。

まとめ

MARiA麻莉亜さんは、
2020年5月に
ダイエット動画で
YouTubeを始めました。

 

半月後には六甲山に登り、
その年のうちに
ソロ登山のチャンネルに
変わっていきました。

 

北アルプスの縦走や
モンブランの動画が
とくによく見られていて、
2025年には
『ソロ登山の教科書』を
出しています。

 

2026年8月の動画では、
山の動画と並行して、
熊野古道の渡し船の
後継者を目指して
修行中だと書いていました。
山の外へも、
足場を広げているようですね。

 

当サイトでは、
同じく登山系YouTuberの
かほ(かほの登山日記)さんも
紹介しています。
同じマイナビ出版から本を出し、
岐阜県出身というところまで
重なっていますが、
別の方です。
読み比べてみてくださいね。

 

MARiA麻莉亜(YouTube)
NDLサーチ『ソロ登山の教科書』
honto『ソロ登山の教科書』(著者紹介)
和歌山県公式観光サイト 熊野古道中辺路ウォーク特集
ソトラバ 越後駒ヶ岳の雪山登山の紹介記事
白浜町 安居の渡し保存会
NHK ギュギュっと和歌山「熊野古道の『大辺路』 安居の渡しを守る」

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