
町中華の鍋を振る店主や、
行列を一人でさばく職人。
そんな厨房の様子を
じっくり映すグルメチャンネルを
見たことはありませんか?
YouTubeチャンネル
「黙飯 MOKU MESHI TOKYO」です。
読み方は「もくめし」ですね。
チャンネルの登録者は、
2026年10月3日に
当サイトが測った時点で
約126万人でした。
ただ、画面に映るのは
お店の人とお客さんばかりで、
誰が撮っているのかは
動画からは見えにくいですよね。
今回は、チャンネルの公開情報と
運営会社のサイト、
そして取材記事をもとに、
黙飯を作っているチームと
その歩みをたどっていきますね。
黙飯 MOKU MESHI TOKYOのプロフィール
名前:黙飯 MOKU MESHI TOKYO(もくめし)
運営:株式会社OIWAI
最初の動画:2021年2月6日
登録者:約126万人
動画:839本
総再生:約7.4億回
測定日:2026年10月3日
チャンネルの説明文は、
「東京、東日本の名物料理と
お店を撮影してます!」
という言葉で始まっています。
とはいえ、撮っているのは
東京のお店だけではありません。
動画の題名を見ると、
福岡や宮城、茨城など、
各地のお店が並んでいます。
運営しているのは株式会社OIWAI
黙飯を運営しているのは、
株式会社OIWAIという会社です。
チャンネルが案内している
「もくめしマップ」の
著作権表示にも、
この社名が入っています。
株式会社OIWAIの公式サイトによると、
設立は2019年3月です。
「2019年3月、
沖縄出身の兄弟たちを
中心に設立。」
と紹介されていました。
会社の取り組みとしては、
食の映像制作や
チャンネル運営、
もくめしマップの運営などが
挙げられています。
会社のサイトには、
「湯気の向こうの仕事を撮る。」
という言葉もありました。
黙飯の動画の雰囲気が、
そのまま表れているようですね。
一方で、運営メンバーの
個人名は、
当サイトが確かめた資料には
出てきませんでした。
会社のサイトにも、
代表者の名前は
載っていません。
この記事では、
チームとしての黙飯を
紹介していきますね。
約10人のチームで作っている
黙飯は、
一人で撮っているチャンネルでは
ありません。
2023年3月に公開された
お酒の情報サイト「nomooo」の記事で、
運営メンバーの2人が
インタビューに答えています。
そこで語られていたのが、
「現在は撮影や編集など
スタッフ10人程度の体制で
運営しています。」
という体制でした。
この2人は、
沖縄の大学時代からの
先輩と後輩だそうです。
記事によると、
1人はアポ取りなどの営業を、
もう1人は撮影を
担当しているとのことでした。
ただし、この2人だけで
始めたというわけでは
なさそうです。
インタビューでは、
2人のほかにも
一緒に遊んでいる
メンバーがいたと
話していました。
2024年3月には、
双葉社のニュースサイト
「ピンズバNEWS」に、
黙飯のチーム自身が
文章を寄せています。
その中でも、
「編集、撮影を含め
10人で頑張っている、
チームの作品」
と書いていました。
2023年と2024年で、
同じくらいの人数で
続けてきたことが分かりますね。
始まりは仲間内の「オイワイチャンネル」
黙飯には、
前の段階にあたる
チャンネルがあります。
「オイワイチャンネル
OIWAI CHANNEL」です。
nomooo のインタビューでは、
仲間と「面白いことやりたいね」と
YouTubeを始めたのが
2019年だったと語られています。
そして、そのチャンネルを
「現在の「黙飯」の前身となる
チャンネルでした。」
と紹介していました。
始めたころは、
飲食の動画では
なかったそうです。
お酒が好きだったので、
飲み歩きやキャンプの映像を
撮っていたと話しています。
ピンズバNEWSへの寄稿でも、
「仲間内のキャンプ動画を
半年ぐらい投稿していました。」
と振り返っていました。
その動画は、2024年の寄稿の時点で
「全部非公開にしましたけど(笑)」
とのことです。
nomooo のインタビューでは、
撮り方についても、
「最初は素人で、
撮り方なんかも
まともにわからない状態でした。」
と話しています。
今の黙飯からは、
ちょっと想像しにくいかもしれませんね。
同じインタビューによると、
「元々メンバーが
ラーメンや町中華が
大好きだった」そうで、
オイワイチャンネルで
屋台ラーメンを紹介するうちに、
「そのディープな雰囲気が
受けるようになってきました。」
と語っています。
そして「大きな転機」として
名前が挙がっているのは、
大阪のホルモン屋
「やまき」さんの紹介でした。
ピンズバNEWSへの寄稿でも、
「やまき」さんの動画で
「初めて手ごたえを感じました。」
と振り返っています。
ちなみに、
オイワイチャンネルは
今も消えてはいません。
2026年10月3日の時点で、
公開されている動画は29本、
いちばん新しいものは
2021年12月の動画でした。
黙飯ができた2021年には、
黙飯の動画の説明欄に
「メインチャンネルの
オイワイチャンネル」
と書いた回もありました。
最初のうちは、
2つのチャンネルが
並んで動いていたようです。
2021年2月6日、最初の動画は「作り方」
黙飯の最初の動画は、
2021年2月6日に
公開されています。
題名は
「浅草の激渋老舗町中華の
炒飯とニラソバの作り方」でした。
最初の3本のうち2本は、
このように
「作り方」で終わる題名でした。
2022年から2023年にかけては、
「東京)」のように
地名から始まる題名が
大半になっています。
2024年からは少なくなり、
2026年の動画には
この形の題名が1本もありません。
(2026年10月3日時点)
チャンネルの全動画を
再生回数の順に並べると、
いちばん見られているのは
2022年1月27日の
「東京)令和じゃ無理。
40年無休で毎日20時間
厨房に立つ町中華の鉄人職人」です。
2026年10月3日の時点で、
約962万回再生でした。
題名にある
「40年無休」や「20時間」は、
お店の側の話ですね。
動画の題名の言葉として
読んでおくとよさそうです。
839本の題名を数えると、
「ラーメン」が入った動画が
272本ありました。
「町中華」も102本です。
(2026年10月3日時点)
「元々メンバーが
大好きだった」という好みが、
今も続いているのかもしれません。
ピンズバNEWSの寄稿には、
「迷惑かけたなって思います」と
振り返るお店の話も出てきます。
若いスタッフの取材の姿勢を
めぐって謝りに行った先で、
大将から
「誰にも文句言われないぐらいの
動画作って、見返してやれ」
と言われたそうです。
ナレーションはある?お客さんは「仕込み」?
黙飯の動画は、
語りが少ないことでも
紹介されてきました。
2022年6月の
KAI-YOUは、
「動画中は特にナレーションは
ついておらず、基本的に
出演するのは店員と
お客さんのみ。」
と書いています。
2024年3月のピンズバNEWSも、
「テロップと調理音のみの
映像で構成」と
紹介していました。
一方で、2026年10月3日時点の
チャンネルの説明文には、
「撮影について」という
説明が載っています。
そこには、
「動画として見やすくするために、
長時間の素材から場面を選び、
字幕やナレーションを加える
編集は行っています。」
とありました。
ですので、
ナレーションが一切ない、
と言い切るのは
避けておいたほうがよさそうです。
2022年や2024年の紹介と、
今の本人たちの説明とでは、
少し違いがあるわけですね。
同じ説明文は、
お客さんについても
触れています。
「当チャンネルでは、
演者・モデル・仕込みの
お客様を用意して
撮影することはありません。」
という一文です。
さらに、
「店舗様の許可を
いただいたうえで、
通常営業中の様子を
撮影しています。」
とも書かれていました。
この「撮影について」の説明は、
動画の説明欄では
2026年6月27日の動画が
いちばん早く、
その後の動画にも
ときどき載っています。
6月27日以降の43本のうち、
載っているのは15本でした。
(2026年10月3日時点)
なぜこの時期に
載せたのかは、
説明文には書かれていません。
本『黙飯~男のグルメガイド~』と、もくめしマップ
2024年2月21日には、
チャンネル初の本
『黙飯~男のグルメガイド~』が
双葉社から出ています。
ピンズバNEWSによると、
動画で取り上げたお店から
チャンネルの運営者が選んだ
65店舗が載っているそうです。
もうひとつ、
お店を探す手段として
用意されているのが、
先ほどの「もくめしマップ」です。
サイトの表示では、
探せるお店は720店でした。
(2026年10月3日時点)
動画で見たお店に
行ってみたくなったときに、
便利そうですね。
チャンネルの説明文は、
大阪や西日本向けの
「黙飯大阪」も案内しています。
ただ、リンク先のページは
2026年10月3日の時点で
表示されませんでした。
今どうなっているのかは、
確認できていません。
株式会社OIWAIが
運営チャンネルとして
挙げているのは、
黙飯と「喰う。」、
そしてオイワイチャンネルの
3つです。
「喰う。」は
2023年10月に始まった
チャンネルで、
登録者は約18.1万人でした。
(2026年10月3日時点)
まとめ
黙飯 MOKU MESHI TOKYOは、
2019年3月に設立された
株式会社OIWAIが運営する
グルメチャンネルです。
沖縄出身のメンバーを含む
仲間内のキャンプ動画から始まり、
屋台ラーメンや
大阪のホルモン屋の動画が
受けるようになって、
お店と厨房を撮る形へ
移っていきました。
今は約10人のチームで、
2021年2月から
839本の動画を出してきています。
本やもくめしマップにも、
活動が広がっていますね。
2026年10月3日の時点で、
登録者は約126万人です。
いつものお店の
知らない一面を
のぞいてみたい人は、
チャンネルを見てみると
楽しめるかもしれませんね。



















