
家系ラーメンの総本山と呼ばれる
横浜の「吉村家」で修業して、
直系のお店を開いた人がいます。
その人はのちに、
吉村家の直系を離れる道を選びました。
千葉県柏市の家系ラーメン店
「王道家」の店主、
清水裕正(しみず・ひろまさ)さんです。
いまはYouTubeの
「王道家公式チャンネル」でも、
ほぼ毎日のように
動画を出しています。
チャンネルの登録者は、
2026年10月に
当サイトが測った時点で
約23.3万人でした。
今回は、ラーメンWalkerと
ABEMA TIMES、
スポーツニッポン新聞社の記事、
そして王道家のYouTubeの
公開情報をもとに、
清水さんを紹介しますね。
清水裕正さんと王道家のプロフィール
名前:清水裕正
お店:家系ラーメン「王道家」(千葉県柏市)
修業先:吉村家(横浜)
王道家の開業:2003年
チャンネル:王道家公式チャンネル
登録者:約23.3万人(2026年10月時点)
年齢は、
2020年5月の
ラーメンWalkerの記事で
「現在46歳。」と
紹介されていました。
記事が出た時点での年齢ですね。
生年月日は、
当サイトが確かめた資料には
出てきませんでした。
ですので、いまの年齢は
ここでは書かないことにします。
ご家族のことや、
お店で働くお弟子さんたちの
お名前なども、
当サイトでは取り上げません。
「休みなし、給料なし」で吉村家に入門
ラーメンWalkerの記事は、
フジテレビのプロデューサー
赤池洋文さんの連載の1回です。
清水さんの歩みが、
ていねいに書かれていました。
記事によると、清水さんは
25歳の頃に
「ラーメン屋になろう」と
決めたそうです。
修業先は、
「吉村家」と「永福町大勝軒」で
本当に悩んだ、とあります。
選んだのは吉村家でした。
ところが、
吉村家の店主・吉村実さんからは
1年間断られ続けた、
と書かれています。
何度も断られた末に
清水さんが口にしたのが、
「お金が欲しいです!」
というひと言でした。
これが決め手になって、
ようやく弟子入りが
認められたそうです。
入門したとき、清水さんは28歳。
吉村家の寮に入って、
「休みなし、給料なし」で
働き始めました。
回り道をしてからの入門だったので、
早く仕事を覚えて
独立したかったのですね。
記事には、清水さんが
「給料も休みもなしでいいです。」
と吉村さんに直訴したことも
書かれています。
当時の吉村家は、
1日に1500~2000杯を売る
人気店だったそうです。
睡眠時間は1日2~3時間で、
先輩から罵倒されることも
あったと書かれていました。
清水さんは、
半年という異例のスピードで
すべての仕事を覚えたといいます。
2026年6月には、
ABEMA TIMESの記事が、
この修業時代を取り上げました。
題名は、
「「年下の先輩から殴られても
一切歯向かわなかった」
スパルタ指導で話題の
ラーメン王道家・清水店主が
耐え抜いた“昭和の修業”とは」
です。
記事によると、
ABEMAの番組
『改めて、取材しました。』の中で、
清水さんの修業時代の
過酷な日々について
当時の兄弟子が証言したそうです。
記事は清水さんを、
「令和の今も独自の哲学で
弟子の指導にあたる」
人として紹介していました。
指導の厳しさも含めて、
番組が注目した人だったようです。
2003年に柏で開業、2011年に吉村家の直系を離れる
ラーメンWalkerによると、
清水さんは入門からわずか1年で、
柏に吉村家直系の
「王道家」を開きました。
2003年のことです。
ただ、開店してからは
苦労もあったそうです。
記事には、
「あれだけ厳しかった修業が、
実は本質的には
何の勉強にもなっていなかった」
と痛感した、と書かれています。
吉村家での作り方は
完璧に覚えたものの、
それを自分のお店に
置き換えるやり方までは
学ばないまま独立していた、
と記事は説明しています。
お店が軌道に乗るまでには、
約3年かかったそうです。
やがて、王道家にも
弟子入りを希望する人が
集まってきました。
そこで問題になったのが、
吉村家の決まりでした。
記事は、それを
「直系店は1店舗のみを経営して、
そこからの独立店は認めない」
と書いています。
清水さんは
何度もお願いに行ったものの、
「それを認めると秩序が乱れる」
として、
許しは得られなかったそうです。
そして記事は、
「2011年、「王道家」は
直系から離れることとなります。」
と続けています。
弟子を育てる覚悟を決めた、
という書き方でした。
いっぽう、
王道家の公式ホームページには、
2019年5月1日付で
「直系を離れた本当の理由」
という題のブログが載っています。
そこでは、
従業員の待遇を良くして
修業生を気持ちよく出店させたい、
という考えを書いたうえで、
「直系を離れた本当の理由は
このような考え方が家風に合わず、
破門された…ただそれだけです。」
と説明されていました。
ラーメンWalkerは、
直系店は1店舗のみで
独立店は認めないという
吉村家の決まりを挙げています。
お店自身のブログは、
待遇や修業生についての考え方が
家風に合わなかったことを
挙げています。
2つの資料は、
それぞれ別の説明をしているわけです。
どちらが正しいのかは、
当サイトでは決めないでおきます。
直系を離れたあとも、
清水さんは吉村家への
感謝と尊敬を持ち続けている、
とラーメンWalkerの記事は書いていました。
2020年の取材の時点での話です。
直系を離れたことで、自家製麺へ
直系を離れて
いちばん大きく変わったのは、
麺だったそうです。
ラーメンWalkerは、
「直系から離れることで、
最も大きく変わるのが、
酒井製麺の麺を
使えなくなること。」
と書いています。
清水さんは、
いくつかの製麺所に
似た麺を頼んでみたものの、
納得できるものは
できなかったそうです。
記事の言葉では、
「残された道は
自家製麺しかありませんでした。」
とあります。
製麺機やスタッフを揃えて
試行錯誤を重ね、
費用は1000万円を超えた、
とあります。
ラーメンWalkerの書き方では、
直系を離れたから
酒井製麺の麺が使えなくなり、
その結果として
自家製麺を始めた、
という順番です。
お店自身は先ほどのブログで、
「酒井製麺の麺は本当に素晴らしいが
そこを超える麺を作ってみたい」
とも書いていました。
ラーメンWalkerによると、
その後は弟子たちも育ち、
王道家グループのお店が
増えていったそうです。
これは2020年の記事の時点での
書き方です。
お店の場所は、
一度、柏を離れています。
2017年に、入っていたビルが
古くなったため、
柏で別の物件を探したものの
いい場所が見つからず、
茨城県の取手へ移ったそうです。
そして記事が出た2020年5月の時点で、
「昨年10月、
待望の柏への復活!」
と書かれていました。
王道家の公式ホームページに
載っている住所も、
2026年10月の時点で
千葉県柏市でした。
ガラの「熟成」と、技術を教えるという考え
ラーメンWalkerは、
王道家の味の特徴として
「熟成」を挙げていました。
家系では
良質なガラを大量に炊きますが、
清水さんは
そのガラをあえて寝かせて
熟成感を出すことに
着目したそうです。
記事は、
「それは「吉村家」でも
やっていないことでした。」
と書いています。
もう1つ、記事が紹介していたのが
技術の伝え方です。
清水さんは、
弟子はもちろん、
いま家系ラーメンを作っていて
真剣に学び直したい人なら
「弟子でなくても
技術提供してもいい」
と話していたそうです。
しかも無償で構わない、
とまで書かれていました。
記事の中で清水さんは、
「技術の提供は、
信念の共有にもつながる」
とも話しています。
修業先の決まりで
弟子の独立を認めてもらえなかった人が、
今度は教える側に回って
門を広く開けている、
という形なのかもしれませんね。
もっとも、
これは2020年の取材での考え方です。
いまも同じやり方なのかは、
当サイトでは確かめられていません。
YouTube「王道家公式チャンネル」
清水さんの発信の場の1つが、
YouTubeの
「王道家公式チャンネル」です。
当サイトが
2026年10月に測った時点で、
登録者は約23.3万人、
総再生回数は
約8.6億回でした。
動画は
約4,000本あります。
チャンネル自体が作られたのは
2016年3月20日です。
ただ、チャンネルの動画の説明欄には
「2021年王道家Youtubeチャンネルスタート」
と書かれています。
作られた日と、
説明欄が「スタート」と書いている年は
分けて読んだほうがよさそうです。
2021年2月には、
ラーメン評論家の山本剛志さんと
対談した回も出ていました。
題名は
「【王道家公式】清水が語る
吉村家への思いとは!?
ラーメン評論家と対談!!! Part2」
です。
題名からは、
吉村家への思いがテーマの回だと
分かります。
最近は、
1日に何本も
動画が出ています。
2026年10月2日に出た
「ガラの入れ方が日替わり
こんなことあんの」も、
1分41秒の動画でした。
ラーメンWalkerが書いていた
「ガラ」へのこだわりが、
題名からも
うかがえるのではないでしょうか。
SUSURUさんとの騒動と、2026年9月の和解
YouTubeでの発言が、
騒動になったこともあります。
相手は、ラーメン系YouTuberの
SUSURUさんです。
2026年9月29日の
スポーツニッポン新聞社の記事
(Yahoo!ニュース配信)が、
経緯をまとめています。
記事によると、発端は
2023年12月にアップされた
YouTubeの動画でした。
その中で清水さんが、
SUSURUさんの動画を
「炎上商法的だと批判した」
と書かれています。
これに対してSUSURUさんは、
自身のXで
「僕は他の人やラーメン店を
炎上させる目的なんかで
SNSやってません。」
などと反論し、
騒動になったそうです。
そして、
2026年9月29日、
王道家の公式Xが
SUSURUさんとの和解を報告しました。
スポニチの記事によると、
投稿の文面は
「SUSURUと和解 本日も通常営業です よろしくお願いします」
でした。
SUSURUさんもこの投稿を引用して
「【朗報】」と書き、
事実だと認めていたそうです。
和解に至るまでの
やり取りや条件については、
記事には書かれていませんでした。
どちらの言い分が正しかったのかも、
当サイトでは判断しません。
はっきりしているのは、
2023年12月の動画から始まった
両者の騒動が、
2026年9月に
「和解」という形で
報告されたことですね。
KADOKAWAから著書の刊行が予定されている
2026年10月の時点で、
清水さんは
本を出す準備も進めています。
最近の動画の説明欄も、
その多くが書籍の案内から
始まっていました。
KADOKAWAの公式
オンラインショップでは、
「清水裕正(王道家)」の
サイン入り書籍とグッズのセットが
予約を受け付けていました。
発売は
「2026年11月下旬」と
表示されています。
本の題名は、
当サイトが見たページには
書かれていませんでした。
発売の時期も
予定として載っているものなので、
動くことがあるかもしれません。
2020年の記事で
修業や自家製麺の話を語った人が、
今度は自分の本を出す、
ということになりますね。
まとめ
清水裕正さんは、
千葉県柏市の家系ラーメン店
「王道家」の店主です。
28歳で吉村家に入門し、
「休みなし、給料なし」で働いて、
2003年に柏で
直系の王道家を開きました。
その後、2011年に
吉村家の直系を離れ、
自家製麺を始めています。
離れた理由は、
ラーメンWalkerと
お店自身の説明とで
書き方が違っていました。
YouTubeの
「王道家公式チャンネル」は、
2026年10月の時点で
登録者が約23.3万人です。
SUSURUさんとの騒動は、
2026年9月に
和解が報告されました。
KADOKAWAの公式ストアでは、
2026年11月下旬に
著書が出る予定と
表示されています。
2020年の
ラーメンWalkerの記事は、
清水さんがこの先も
お店に立ち続ける、
と書いていました。
カウンターに立つ店主として、
そして動画で語る人として、
清水さんの「家系」への思いは
これからも
いろいろな形で
発信されていきそうですね。
















