栞葉るり(にじさんじ)は古典の本を出した「犬のお巡りさん」。『ゆるゆる文学教室』から著書『オタクは実質、平安貴族』まで
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「古典は実質、
インターネット」。

 

これは、
KADOKAWAから2025年7月に出た
『ゆるゆる古典教室
オタクは実質、平安貴族』の
発売告知に
書かれている一文です。

 

この本の著者は、
にじさんじ所属の
バーチャルライバー、
栞葉るり(しおりは るり)さん。

 

公式の紹介文では
「犬のお巡りさん」なのに、
配信では
平安時代の物語や
百人一首を語り続け、
とうとう1冊の本を
出してしまった人なんですね。

 

今回は、
にじさんじの公式プロフィールと
ANYCOLORの発表、
出版社やメーカーの発表、
それからチャンネルの動画を
当サイトで数え直しながら、
栞葉るりさんの歩みを
たどっていきます。

栞葉るりの誕生日やデビュー日は?

誕生日:9月20日
デビュー:2023年11月21日
所属:にじさんじ(ANYCOLOR株式会社)
公式英語表記:Shioriha Ruri

 

誕生日は、
にじさんじ公式のタレントページに
載っている項目です。

 

デビューの日付は、
ANYCOLORの
公式発表に
「本日2023年11月21日(火)より
3名のライバーがデビュー」
とある日付を採りました。

 

YouTubeでの初配信は
3日後の
2023年11月24日(金)で、
19時から始まった
3人のリレーのうち、
栞葉るりさんは
19時30分からの
2番手でした。

 

初配信の題名は
「【初配信】栞葉るりの
ことばがき」。

 

古典で「ことばがき(詞書)」といえば、
和歌の前に添える
短い説明文のことです。

 

最初の配信の題名から、
古典好きらしさが
のぞいているようですね。

 

一緒にデビューしたのは、
立伝都々さんと
ミラン・ケストレルさんの2人です。

 

デビュー時の公式発表には
「年齢:20歳」
「身長:160cm」
という項目もありました。

 

ただ、これは
2023年11月の発表に載った
キャラクターのプロフィールで、
今のタレントページに
載っている項目は
誕生日の1つにとどまります。

公式設定は「犬のお巡りさん」

にじさんじ公式の紹介文は、
次のとおりです。

 

「正義の名の下に、
日々街の平和を守る
犬のお巡りさん。
実は由緒正しき
良家の生まれだが、
その割には自由奔放。
趣味は読書で、
業務時間以外は
本に齧りついている。」

 

お巡りさんや
良家の生まれというのは、
公式が出している
キャラクターの設定です。

 

設定の細かいところは、
2026年5月1日に
フリューが発表した
1/7スケールフィギュアの
告知がよく分かります。

 

衣装の象徴として
メガホンが挙がり、
胸元の
セキュリティーカード、
ベルトやバックル、
警棒まで
作り込んだと
書かれていました。

 

靴底には
犬の足型をした
黄色いハイライトが
入っているそうで、
犬のお巡りさんらしい
細かさですね。

 

このフィギュアは
2026年5月1日から
6月12日までの
受注生産で、
価格は24,750円(税込)、
全高は約25.5cmです。

 

発売は
2027年1月の予定とされていて、
この記事を書いている
2026年9月の時点では
まだ発売前です。

 

そして紹介文の
「趣味は読書」のほうが、
この人の活動の
いちばん太い柱に
育っていきます。

チャンネル登録者数と動画の本数

公式チャンネルは
「栞葉るり / Shioriha Ruri
【にじさんじ】」です。

 

チャンネル登録者数:478,000人
動画本数:979本
総再生回数:174,218,332回
(いずれも2026年9月27日、
YouTubeのAPIで実測)

 

チャンネルにある
いちばん古い動画は、
デビュー当日の
2023年11月21日に公開された
ティザーPVでした。

 

公開年ごとに数えると、
2024年が312本、
2025年が344本で、
どちらの年も
300本を超えていました。

 

再生回数の上位には
踊ってみたのショートが
並んでいますが、
ここからは
この人ならではの
古典の動画を見ていきますね。

 

なお、名前の似ている
ホロライブEnglishの
シオリ・ノヴェラさんは、
事務所も違う
別の人物です。

『栞葉るりのゆるゆる文学教室』はゲストと古典を読む番組

古典を語る動画の
看板になっているのが、
『栞葉るりの
ゆるゆる文学教室』です。

 

第一回は
2024年4月の
「拳で語る平安貴族」で、
毎回にじさんじの
ライバーを1人
ゲストに招いています。

 

2026年9月27日に
チャンネルの動画を
全部数えたところ、
題名に
「ゆるゆる文学教室」と入った回は
第七回までの7本でした。

 

第二回
(2024年5月)
枕草子から見る!
平安の人望激アツプリンセス・中宮定子
ゲスト:リゼ・ヘルエスタさん

 

 

第三回
(2024年7月)
古典はネットミームの宝庫
ゲスト:周央サンゴさん

 

第五回
(2025年8月)
月にはいつからうさぎがいるの?
ゲスト:月ノ美兎さん

 

第六回
(2026年2月)
酒呑童子伝説から見る!
古の「人外と人間」のハーフたち
ゲスト:石神のぞみさん

 

第七回
(2026年7月)
江戸時代の怪談小説・
雨月物語を読もう
ゲスト:ましろ爻さん

 

ほかに第一回は
倉持めるとさん、
第四回
「太平記から見る
激ヤバ御曹司たち」は
卯月コウさんがゲストでした。

 

第五回の
うさぎの回に
月ノ美兎さんを、
第七回の
怪談の回に
怖い話の配信で知られる
ましろ爻さんを呼んでいて、
ゲストの人選も
テーマに合わせて
考えているのかもしれません。

 

平安の宮廷から
南北朝の軍記、
江戸の怪談まで、
扱う時代が
回ごとに動いているのも
面白いところですね。

【1分古典】と共通テストの古文

番組より短い形では、
ショート動画の
【1分古典】シリーズがあります。

 

最初の1本は
2025年1月の
「平安貴族、
推しのイメソンを考える」でした。

 

 

題名に【1分古典】と入った動画は、
2026年9月27日に数えた時点で
25本あり、
長さはどれも
1分前後です。

 

ただ、
光源氏を扱ったショートのように
【1分古典】と付いていない
古典の動画もあるので、
古典のショート全体は
これより多くなります。

 

もうひとつ、
毎年1月の恒例に
なっているのが
【るりと読む古典】です。

 

大学入学共通テストに
出た古文の作品を
配信で読む企画で、
2024年は「車中雪」、
2025年は『在明の別』と
『源氏物語』若菜下、
2026年は『宇津保物語』を
取り上げていました。

 

試験から間もない時期に
受験生と同じ文章を
読んでくれる配信は、
古文が苦手だった人にも
ありがたい企画ですね。

著書『ゆるゆる古典教室 オタクは実質、平安貴族』

こうした活動が
1冊にまとまったのが、
2025年7月25日に
KADOKAWAから発売された
『ゆるゆる古典教室
オタクは実質、平安貴族』です。

 

KADOKAWAの発表は、
栞葉るりさんを
「2023年のデビュー以来
数多くの古典文学の魅力を
語ってきました」
と紹介しています。

 

著者:栞葉るり
監修:加藤昌嘉
定価:1,815円(税込)
判型:A5判・144ページ
(全ページフルカラー)
発売日:2025年7月25日
(電子書籍も同日配信)

 

監修の加藤昌嘉さんは、
発表の紹介では
法政大学文学部の教授で、
『源氏物語』など
平安時代の物語を
研究している方です。

 

章立ては
「古典とネットの共通点」から始まり、
「実際どっち!?
光源氏裁判」や、
『枕草子』を
「世界最強の推し活」と呼ぶ章まで
並んでいます。

 

発表によると、
発売前の予約の段階で
Amazonの売れ筋ランキング
「本 古典文学」部門の
1位になったそうです
(2025年5月26日調べ)。

 

発売告知に載っている
著者プロフィールには
「個人の娯楽として古典を
こよなく愛し、
平安の王朝文学を
最も好む」
と書かれていました。

 

配信の企画として
始まったものが、
監修者つきの本にまで
なったわけですね。

同期3人のユニット「みたらし団」

デビューを共にした
立伝都々さん、
ミラン・ケストレルさんとは、
3人のユニット
「みたらし団」を組んでいます。

 

ANYCOLORは
2025年11月19日に、
「みたらし団 2nd Anniversary」グッズを
発表しました。

 

発表には
「立伝都々、栞葉るり、
ミラン・ケストレルの
3名によるユニット
『みたらし団』の
2周年を記念したグッズ」
とあります。

 

チャンネルにも
2024年11月の
「1周年を迎えた
みたらし団だけど質問ある?」など、
3人の配信が
残っていました。

 

同期でデビューした3人が、
そのまま
ユニットとして
活動を続けているようです。

切り抜き動画を非公開にした件

検索すると
「炎上」という言葉が
一緒に出てくるので、
ここで触れておきます。

 

2025年11月19日、
栞葉るりさんは
「禁断の話題に触れてしまった
VTuber」という題名の
切り抜きショートを公開したと
Xで告知しました。

 

そして同じ日のうちに、
その動画を
非公開にしたと
本人のXで
説明しています。

 

「理由は特定の物を
馬鹿にしているように見える
コンテンツだと
判断したためです。」

 

「私としては
そのような意図は
なかったのですが、
発信者である以上、
私の意図は一切関係なく、
多数の方から
『そう見える』やり方を
してしまったこと自体が
問題だと考えます。」

 

本人の投稿は
何についての話かを
書いていません。

 

ネットの記事などでは
広島カープについての
発言だったと
取り上げられていますが、
動画はすでに非公開で、
当サイトでは
中身を確かめられませんでした。

 

2026年9月27日に
チャンネルの公開動画を
数えたときも、
この題名の動画は
1本もありませんでした。

まとめ

ここまで見てきたように、
栞葉るりさんは
2023年11月にデビューした、
「犬のお巡りさん」が
公式設定のライバーです。

 

紹介文の
「趣味は読書」は、
『ゆるゆる文学教室』や
【1分古典】として
配信の柱になり、
2025年7月には
KADOKAWAから
著書を出すまでになりました。

 

2027年1月には
フィギュアの発売も
予定されています。

 

次の
『ゆるゆる文学教室』で
どの時代の
どんな作品が選ばれるのか、
楽しみにしている人も
多いのではないでしょうか。

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