テレビの現場を離れた兄が編集し、弟が声を当てる。ごまだんごの怪奇なチャンネルは、視聴者から聞き集めた怪談をどう届けてきたのか
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怖い話や怪談を、
声に出して読み上げる。

 

そんな朗読の動画を
2015年から
出し続けている
チャンネルがあります。

 

「ごまだんごの
怪奇なチャンネル」です。

 

チャンネルの概要欄には、
運営する2人の役割が
こう書かれています。

 

「兄弟ふたりで
運営しているチャンネルです。

兄 = ショウタ = 編集
弟 = ごまだんご = 声」

 

声を担うのが
弟のごまだんごさん、
編集を担うのが
兄のショウタさん、
という分担のようです。

 

この記事では、
公開されている動画の
題名と概要欄、
エキサイトニュース、
@DIME、
東洋経済オンラインの
インタビュー記事から、
このチャンネルの歩みを
たどってみます。

 

登録者数や本数、
再生回数は、
2026年11月7日
午前10時43分ごろに
当サイトが測った値です。

 

動画そのものは視聴しておらず、
題名と概要欄、
YouTube の公開データ、
記事の記述をもとにしています。

ごまだんごの怪奇なチャンネルの数字(2026年11月7日時点)

ごまだんごの怪奇なチャンネルは、
2015年5月23日に
開設されたチャンネルです。

 

2026年11月7日時点の登録者は
55.4万人、
総再生回数は
約6億3,246万回でした。

 

YouTube が示す動画の数は
3,170本で、
一覧で誰でも見られるのは
2,891本です
(2026年11月7日時点)。

 

2026年11月7日時点の
2,891本の内訳は、
通常の動画が1,922本、
ショートが966本、
ライブ配信が3本でした。

 

公開されている2,891本の
再生回数を足すと、
77.5%を
ショートの966本が
占めていました
(2026年11月7日時点)。

 

一方で通常の動画は、
2026年11月7日時点で
長さの真ん中が
約33分あります。

 

1時間以上の動画も
632本あり
(2026年11月7日時点)、
題名に
「睡眠用」「作業用」と
添えた回も見られます。

 

長い朗読と短い動画の
両方を出している
チャンネルと
言えそうですね。

 

2026年10月8日から
11月6日までの30日間には、
17本の動画が
公開されていました。

ネットラジオから始まった朗読

公開されている動画で
いちばん古いのは、
2015年8月18日の
「【朗読】怪談朗読
つめあわせ1」です。

 

 

この動画の概要欄は、
こう始まっていました。

 

「こんにちは。
ねとらじで
怪談朗読中心に
ラジオをやらせていただいている
者です。
今回はテスト的な感じの
アップロードです。」

 

YouTube より前に、
インターネットラジオで
怪談を読んでいたようです。

 

エキサイトニュース(2017年9月7日)の
インタビューで、
ごまだんごさんは
きっかけをこう答えています。

 

「最初は
インターネットラジオを
やり始めまして、
そこで怪談朗読などを
やっていました。
そのインターネットラジオの
リスナー様に
「YouTubeもやってみれば?」
と言われ、
現在のような状況に
なっています。」

 

同じ記事では、
子どもの頃に
テレビの恐怖特集を観て
ホラーが好きになり、
小学生のころは
図書館で怪談の本ばかり
読んでいたとも
語っていました。

 

2017年9月の時点で、
ネットラジオを含めて
「1,000話以上は
読ませていただいた
かと思います」
とのことです。

 

記事を書いたかるめらさんは、
特徴的なサムネイルと
語りの丁寧さを
人気の理由に挙げ、
朗読の合間に入る
「虫の声」などの演出にも
触れていました。

兄のショウタさんが加わるまで

2017年3月12日には、
「【1万人記念】
スペシャル?兄弟対談」
という動画が
公開されています。

 

このころには、
兄弟で話す回も
作られていたようですね。

 

ただ、
兄弟の活動の
始まりについては、
記事によって
語られ方が違います。

 

@DIME(2025年10月30日)の
兄弟インタビューでは、
2人でホラーを始めたのは
「2006年に
怪談話を披露する
ネットラジオを
始めたのがきっかけ」
と語られていました。

 

一方、
東洋経済オンライン(2026年4月25日)は、
チャンネルは
「もともと
ショウタさんの弟が
単独で運営し、
ネットの掲示板にあった
怖い話を
朗読していた」
と書いています。

 

ラジオは2人で、
YouTube の運営は
弟さんが1人で、
ということなのかもしれません。

 

東洋経済によると、
ショウタさんは
2010年秋に
テレビ番組の制作会社で
働きはじめました。

 

音楽番組
『ミュージックステーション』では、
街頭インタビューを
担当していたそうです。

 

業界に入って
7年ほどで、
ワーキングホリデーで
カナダへ渡り、
帰国後はテレビの仕事に
戻っています。

 

そのころ弟さんは、
チャンネルの活動に
迷いを抱えていたと
記事は伝えています。

 

ショウタさんは
「僕から
『一緒にやろう』と
提案したんです」
と話しています。

 

2021年10月、
33歳で
テレビの仕事と並行しながらの
兼業YouTuberになり、
2024年1月に
36歳で専業になった、
と東洋経済は書いています。

 

同じ記事での
ショウタさんの年齢は
38歳でした
(2026年4月時点)。

視聴者に会って、怪談を聞く

いまの兄弟が
力を入れているのが、
視聴者に直接会って
体験談を聞く
「怪談取材」です。

 

東洋経済によると、
取材は
視聴者から集めた
参加者5人ずつで行い、
原則として
日曜に2回、
月曜に1回。

 

1回3時間ほどで、
ショウタさんが進行し、
弟さんが口火を切って
参加者が順番に
話していくそうです。

 

チャンネルの動画の
概要欄にも、
「ごまだんご百物語」
という名前で
同じ形の募集が
載っていました。

 

「実話怪談を
みんなで楽しく話す会です。
聞いた怪談は
動画になったり、
本になったりします。」
(2025年2月19日の動画の概要欄)

 

各回の定員は
5人前後で、
参加費は無料と
書かれています。

 

かかる費用について
ショウタさんは、
「年間でならせば
『月10万円』を目安として、
超えた月は
別の月で安く抑えながら
平均を保っています」
と話しています。

 

話を聞くときの
決まりごとも
あるようです。

 

@DIME で
ごまだんごさんは、
体験者に
許可をもらったうえで取材し、
「同意書も
書いていただいています」
と答えています。

 

その同意書は、
兄がテレビの街頭インタビューで
使っていたものを
参考に作ったそうです。

 

テレビの仕事の経験が、
いまの取材に
生きているのでしょうね。

 

原稿づくりについては、
ショウタさんが
@DIME でこう話しています。

 

録音を AI で
文字に起こし、
ショウタさんが
構成して文章にする。

 

そのうえで
「事実と異なることを
書いたり、
話を盛ったりは
絶対にしないように
しています。」
とのことです。

 

東洋経済は、
この「怪談取材」の
スタイルを確立したあと、
登録者が
「10万人から50万人」に
伸びたと伝えています。

漫画『眞霊』と、「完全オリジナル」の話

取材で集めた話は、
本にもなりました。

 

2025年2月19日に
KADOKAWA から出た
『眞霊 ほんとに沼る実話怪談』です。

 

@DIME で
ごまだんごさんは、
4人の漫画家と作り、
集まった話の中から
「特に興味深かったお話を
兄と厳選したコミックです」
と説明しています。

 

「ホラーに関わる本を
出すのが
兄弟の夢だった」
とも話していました。

 

発売日には、
題名に
「実話怪談「眞霊」1~3話」と
付いた動画が
公開されています。

 

 

チャンネルの概要欄には、
「2025年以降は
完全オリジナルの話を
読ませていただいております。」
という一文もあります。

 

ネットで知られた話を読む形から、
自分たちで集めた話を読む形へ
軸を移してきたことが
うかがえますね。

 

2025年12月28日と29日には、
「視聴者が体験した怖い話」を
50話ずつ並べた
7時間超えの動画が
2本公開されています。

怪談朗読だけではないチャンネル

概要欄の1行目は、
「怖い話・怪談を朗読
& 世界の怖い映像を紹介」です。

 

2024年4月からは、
題名に「恐怖映像」と付く
回が出はじめ、
2026年11月6日までに
45本になりました。

 

通常の動画で
いちばん再生されているのは、
2025年12月30日の
「世界の恐怖映像 TOP100
【2025年ランキング】」で、
約180万回でした
(2026年11月7日時点)。

 

海外の事件や事故の
映像を扱う回もありますが、
この記事では
その中身には触れません。

 

2026年3月1日からは
ポッドキャストの回も始まり、
11月1日の「#33」まで
動画として
公開されています。

2026年11月のいま

2026年10月18日の動画は、
「北海道で怪談LIVE!
& 【青森】【北海道】で
怪談取材」でした。

 

 

その概要欄では、
11月下旬に青森県、
12月中旬に北海道での
「ごまだんご百物語」の
参加者を募っていました。

 

東洋経済の記事の
写真の説明には、
いずれは全都道府県で
「怪談を取材したい」
という意気込みも
添えられていました。

 

登録者数を
記事ごとに並べると、
2025年10月30日の
51万人超え(@DIME)、
2026年4月の
53.3万人(東洋経済)。

 

そして
2026年11月7日の
当サイトの実測が
55.4万人です。

 

ショウタさんは
@DIME で、
AI が進むほど
「誰かが実際に体験したとされる
「実話」の価値が、
どんどん上がっていき、
需要が増えていくのだろう」
と話していました。

 

人に会って聞いた話を、
弟の声で届ける。

 

その形はこれからも
続いていきそうですね。

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