Tokyo Creativeが「事業部」と書かれるまで。渋谷の会社がレッドホース傘下に入った経緯
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日本の食べ物や旅を
英語で紹介するチャンネル
「Tokyo Creative」を
見たことがある人も
いるのではないでしょうか。

 

では、このチャンネルを
どの会社が運営しているのか。
調べてみると、答えは
「いつの時点の話か」で
変わってきます。

 

2026年10月31日に
公式サイトを確認すると、
商号の欄にあるのは
レッドホースコーポレーション株式会社。
Tokyo Creativeは
その「事業部」と書かれていました。

 

2018年の時点では
渋谷区に住所を置く
Tokyo Creative株式会社でした。
この社名の時代から
事業部の表記に移るまでを、
資料の日付とともに
追っていきます。

公式サイトの社名はレッドホースコーポレーション

公式サイトの
会社紹介は、
2026年10月31日の時点で
商号を「レッドホース
コーポレーション株式会社」、
事業内容の欄を
「Tokyo Creative事業部」と
記しています。

 

事業部の下に並ぶのは、
海外デジタルマーケティング、
海外向けインフルエンサー、
インバウンド向けの
戦略策定とサービス開発の
3つの事業です。

 

一方でYouTubeの説明欄には、
同じ日に見ても
「Tokyo Creative is
a media company」と
書かれています。
チャンネルだけを見ていると、
レッドホースとは別の会社だと
思うのも無理はないですね。

 

なお、公式サイトと
チャンネルは互いに
リンクし合っていて、
この2つが同じ運営元で
あることは確認できました。

チャンネルの規模(2026年10月31日測定)

当サイトがYouTubeのAPIで
測った値は次のとおりです。

 

登録者数は24万8000人、
総再生回数は
4413万4706回、
動画は392本でした。
開設は2017年10月11日です。

 

直近10本の再生回数の
中央値は約1万2700回でした。
登録者数の5%ほどなので、
規模のわりには
控えめに見えるかもしれません。

 

投稿のペースはゆっくりめです。
2026年1月から9月までの
公開は14本でした。
10月31日の測定時点で、
最新の公開は
9月26日の動画です。

 

2026年5月2日の動画では、
果物専門店の千疋屋総本店を
取り上げています。
概要欄には、同店に招かれて
店を紹介する動画を
作ったと書かれていました。

 

 

旅番組のように見えて、
企業や地域の依頼を
受ける仕事と隣り合っている。
これがこのチャンネルの
特徴と言えそうですね。

渋谷時代はOdigoを手がけていた

マネー現代の
2023年2月16日の記事は、
同社を2013年創業と
紹介しています。

 

同じ記事によると、
在日外国人インフルエンサーの
動画で観光資源の魅力を伝える
サポートを始めたのは
2018年からでした。
チャンネルの開設は
それより少し前ですね。

 

2018年7月31日のリリースを読むと、
当時の所在地は渋谷区で、
代表取締役は高橋大介さん。

 

訪日メディア「Odigo」や、
日本在住のYouTuberが
47都道府県を訪れて各地を
紹介する「Odigo47」を
手がけていました。

自転車の旅と高知の動画

2018年の仕事で
目立つのが自転車の企画です。
公式のAboutには、
2018年10月から12月にかけて
Chris Broadさんが主演する
「Journey Across Japan」の
プロジェクト管理を
担ったとあります。

 

2か月で2,000kmを
自転車で走る企画で、
このシリーズを覚えている人も
多いかもしれません。

 

同じ2018年の12月には、
高知県ものべがわエリアの
PR動画について、
公開から1か月で25万回再生を
突破したと発表しています。

 

物部川DMO協議会との協業で、
欧米豪に向けては
Life Where I'm Fromさん、
台湾や香港に向けては
MaoMaoTVさんを起用しました。
地域ごとに届ける相手を
分けていたのが面白いところですね。

 

Aboutによると、2018年からは
Tourism Oitaの
FacebookとInstagramも
直接運用してきたそうです。

2019年の記事ではCEOはクリス・オカノさん

ここから先の代表の表記は、
少しややこしいかもしれません。

 

Forbes JAPANの
2019年4月9日の記事は、
クリス・オカノさんを
Tokyo CreativeのCEOで
現役YouTuberと紹介しています。

 

ただ、2018年7月から
2020年1月までに
当サイトが読んだリリース3本の
代表取締役の欄は
高橋大介さんでした。
CEOと代表取締役が
どういう関係だったのかは、
資料からは確認できませんでした。

 

Forbesの記事で見逃せないのは
事業の動きです。
3月7日にディー・エヌ・エーから
約3000万円の出資を受け、
オンラインサロン
「Tokyo Creative LEARN」を
開設したと伝えています。

 

記事にある動画4000本ほど、
累計10億回超という数字は、
所属インフルエンサー全体の
当時のものです。
このチャンネル単体の
数字ではないので、
読むときは注意が要りますね。

 

2020年1月には
WebTVASIAとの業務提携も
発表しました。
欧米豪に加えてアジア圏の
プロモーションにも
対応できる体制を
作ったとしています。

2020年10月にレッドホースの子会社へ

転機と言えそうなのが
2020年の秋ですね。
2020年11月9日のリリースは、
10月30日付で
レッドホースコーポレーションの
子会社になったと発表しました。

 

レッドホースの沿革には、
発行済み株式の69.6%を
取得したとあります。

 

このリリースの
代表取締役の欄は
中川智博さんと
小野沢隆さんの2人で、
所在地もレッドホースの
社内になっています。

 

後年のリリースの経歴によると、
中川さんは2018年5月に入社し、
2020年10月に
代表取締役に就任しています。

 

代表の欄の顔ぶれが
なぜ変わったのかまで
書いた資料は
見つかりませんでした。
少し肩透かしかもしれませんね。

 

子会社になった後も、
リリースの発信は続きました。
2024年6月17日のリリースは、
中川さんの大阪観光大学での
講演を伝えています。

 

そこには、福島市の動画が
クールジャパン動画コンテスト2021の
地方自治体部門で
奨励賞を受けたことや、
100社を超える自治体や企業を
支援してきたことが
書かれていました。

「事業部」の表記が現れた時期

では、表記はいつ
変わったのでしょうか。
公式の会社紹介の
過去の保存版を
日付順に見ていきました。

 

2024年10月9日の保存版は、
商号が
Tokyo Creative株式会社で、
代表は中川さんと小野沢さん。
ここまでは
リリースと同じ表記です。

 

2026年1月14日の保存版も
商号は同じですが、
代表の欄は小野沢さん
1人になっていました。

 

2026年5月11日の保存版では、
商号がレッドホース
コーポレーション株式会社に
変わり、代表の欄が消えて、
「Tokyo Creative事業部」の
文字が現れます。

 

つまり公式サイトの表記は、
2026年1月14日から
5月11日までの間に
変わったことになります。

 

ただし、分かるのは
ここまでですね。
法人としてのTokyo Creative
株式会社がどうなったのか、
合併なのか事業譲渡なのかは、
確認できませんでした。

 

沿革に
Tokyo Creativeが出てくるのも
2020年10月の1行だけです。
中川さんの表記が
消えた事情も分かりません。

いま事業を率いている人は

事業部の責任者の名前も、
確認できる資料には
ありませんでした。

 

2026年10月31日に見た
レッドホースの会社概要に
載る代表取締役は
江頭哲也さんと山田健介さんで、
これはあくまで
レッドホース全体の代表です。

 

同じページによると、
レッドホースは1964年3月創業で、
従業員数はパートタイマーを含め
2026年10月時点で426名。
事業内容には地域産業の支援と
並んで、インバウンド
プロモーションがあります。

 

2026年10月31日に見た
同社の求人ページにも、
「インバウンド事業
『Tokyo Creative』」と
書かれていました。
公式サイトの表記は
社名から事業部に変わっても、
ブランドとしては
残っているようです。

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