
日本の料理人や職人、
食べ歩きの路地を
英語で紹介している
YouTubeチャンネルが
今回のJapan by Food
(ジャパン・バイ・フード)です。
チャンネルの名前にある
byFood(バイフード)は、
外国からの旅行者が
日本の食の体験を予約する
サイトの名前でもあります。
「byfood 会社」と
検索する人がいるように、
誰が運営しているのかは
気になるところですよね。
そこで今回は、運営会社と
サイトの成り立ち、
2026年10月時点で
600本を超える動画の
中身を調べてみました。
数字は2026年10月31日に
当サイトがYouTubeの
APIで測った値です。
Japan by Foodのプロフィール!
YouTubeの概要欄には、
日本の料理人や職人、
季節の食の流行、
地元の文化を紹介する
動画を作っている、と
英語で書かれています。
ときどき食べ物の
チャレンジ企画も
混ぜている、という
ひと言も添えられていて、
肩ひじを張らない
紹介の仕方ですね。
チャンネルの開設は
2017年9月3日です。
国の設定は日本で、
2026年10月31日の時点で
登録者は25.7万人でした。
2026年10月31日の時点の
総再生回数は
3,089万回ほど、
動画の本数は638本です。
リンク欄には
byfood.comのほか、
Instagram、Facebook、
Twitterの
アカウントが並んでいます。
運営しているのはどこの会社?
結論から書くと、運営は
東京の株式会社テーブルクロス
(Tablecross Inc.)です。
byFoodの
会社情報のページには、
会社名がTablecross Inc.、
設立が2014年6月25日、
経営陣はCEOの
Kaoru Joho さんと
COOの Serkan Toso さん、
と載っています。
所在地は渋谷区千駄ヶ谷の
リンクスクエア新宿16階の
WeWorkです。東京都の
旅行業の登録番号も
同じページにありました。
このページにある
法人番号で
国税庁の法人番号公表サイトを
引いてみると、名前は
「株式会社テーブルクロス」、
所在地もリンクスクエア新宿の
WeWorkと一致しました。
変更履歴を見ると、本店は
新宿区の四谷、富久町、
中央区の銀座を経て、
2023年7月に今の場所へ
移っています。
サイトのフッターにも
「Tablecross Inc.」の名前と
「Made in Japan」の文字が
入っていますから、
日本の会社が日本から
英語で発信している
チャンネル、と
言ってよさそうですね。
「Tokyo by Food」から始まった予約サイト
byFoodの
About Usのページによると、
始まりは2018年1月の
「Tokyo by Food」という
東京の食の体験の
予約サイトでした。
立ち上げたのは
今のCOOの
Serkan Toso さんで、
体験を1人予約するごとに
カンボジアの子どもに
給食10食を届ける、という
仕組みを入れていました。
この取り組みは
2018年4月に
One Young World から
世界の優れた社会的な
取り組みのひとつに
選ばれた、と
同じページにあります。
同じころテーブルクロスの
Kaoru Joho さんも、
途上国の子どもに
給食を寄付する
飲食店の予約アプリを
作っていたそうです。
2人は、似た考えの
2つの事業を一緒にする
道を選んだそうです。
byFoodとしての立ち上げは
2019年7月でした。
今のbyFoodは、
料理教室や食べ歩きツアーの
予約、日本語を使わずに
できる飲食店の予約、
地元の店の食品の注文まで
扱っています。
寄付は今も続いていて、
2026年10月の動画の
説明欄には「予約1件ごとに
10食を寄付する」と
書かれていました。
2026年10月31日に当サイトが
数えたところ、この一文は
公開中の638本のうち
120本の説明欄に
入っていました。
動画が予約サイトの
入口も兼ねている、
ということでしょうね。
寿司職人の店を訪ねた2019年
誰でも見られる動画で
いちばん古いのは
2019年4月17日に出た
東京の老舗の和菓子店を
3軒紹介する回です。
開設の2017年から
この日までの間に
公開中の動画はありません。
同じ年の7月には、
大手町の寿司店
「今よし」の三代目、
今井彦人さんを訪ねた
回が出ています。
説明欄によると、
今井さんはハラールや
ベジタリアン、ヴィーガンの
寿司にも応えながら、
家に伝わる技を守っている
職人さんです。
この回では玄米の寿司を
出してもらい、最後には
江戸切子の酒器も
見せてもらったそうです。
食べ手を務めているのは、
説明欄で「byFoodのホスト」と
紹介されている
Shizuka Anderson さんです。
このころの動画は、題名を
見ると、職人や店を訪ねる
回が多く並んでいます。
サラリーマンの夜と、日本の食事のマナー
いちばん見られているのは
2023年10月16日の
「A Night as a Salaryman
in Tokyo!」で、
2026年10月31日の時点で
108万回を超えていました。
説明欄によると、
Shizukaさんが本物の
サラリーマンの案内で
有楽町を歩き、仕事帰りの
「飲み会」を一緒に
体験する回です。
説明欄の冒頭には、
この案内役の人と
新橋を回るツアーの
予約リンクが置かれています。
3番目に多いのは
2023年8月の
日本の食事のマナーを
解説した回で、
2026年10月31日の時点で
53万回ほどでした。
旅行の前に知っておきたい
日本の「当たり前」も、
海外の人がよく知りたがる
ことのひとつなのかも
しれません。
2026年は月曜の朝10時に新作
公開の本数を年ごとに
数えると、2021年に73本、
2024年には144本と
大きく増えています。
2024年の144本のうち
77本は3分以下の
短い動画でした。
前の年は19本でしたから、
短い動画を本格的に
増やした年と言えそうですね。
2026年1月1日から
10月26日までに出た動画は
137本で、このうち
3分を超える動画は44本です。
その44本のうち43本が
月曜の朝10時台に
出ていました。
2025年10月27日から
2026年10月26日までは、
53週続けて月曜の朝10時台に
3分を超える新作が出ています。
2026年7月6日からは
新しいシリーズ
「Hidden Bites」が
始まりました。
地元に詳しい案内人と
隠れた名店を回る企画です。
初回は新宿から5分ほどの
幡ヶ谷で、ラーメンに詳しい
案内人とラーメン店などを
3軒回っています。
2026年10月31日の時点で
83万回を超えていて、
2番目に多い動画でした。
7月27日の回からは、
家庭の台所で日本の料理を
一緒に作る「Itadakimasu」の
名前も説明欄に出てきます。
10月19日の回は
秋のモンブランを
作る内容でした。
2026年7月6日から
10月26日までの
3分を超える動画では、
説明欄にHidden Bitesの
名前がある回が5本、
Itadakimasuが4本でした。
当サイトが見た回の
説明欄には、案内人や先生の
ツアー・教室の
予約リンクが付いていました。
動画で出会った人に
旅行先で会いに行ける、
というのが
byFoodらしいところですね。



















