
大阪出身の演歌歌手、
辰巳ゆうとさん。
2018年にデビューし、
その年のうちに
日本レコード大賞の
最優秀新人賞を受けた人です。
デビュー前には、
東京の下町で
マイクを使わずに
演歌を歌う
ストリートライブを
続けていました。
路上から賞へ、
そしてYouTubeへ。
取材記事と主催者の記録、
本人のチャンネルを
もとにたどっていきます。
辰巳ゆうとさんのプロフィール
名前:辰巳ゆうと
(たつみ ゆうと)
生年月日:1998年1月9日
出身:大阪府
レコード会社:
ビクターエンタテインメント
YouTube:
@tatsumi_yuto ほか
生年月日と出身は、
公式サイトのプロフィール
に載っています。
YouTubeチャンネルの概要欄にも
書かれていますね。
2026年10月13日の時点で
28歳です。
同じプロフィールには、
趣味・特技として
キャンプ、釣り、サウナ、
スーパー銭湯巡り、
登山、料理が並んでいます。
演歌のイメージとは
少し違う顔ぶれかもしれません。
祖父に連れられたカラオケ喫茶
演歌との出会いは、
かなり早かったようです。
2018年5月の
ORICON NEWSの取材で、
本人はこう話しています。
「生まれて数ヶ月の頃から
祖父が家族に内緒で
僕をカラオケ喫茶に
連れて行っていたようで(笑)、
記憶のない頃から
演歌を聴いて育ったんです。」
2019年12月の
Real Soundの対談では、
「3歳ぐらいの頃から
自分もマイクを持って
歌っていたんです」
とも語っていました。
ORICON NEWSの取材では、
保育園の七夕の短冊や
卒業文集に
「演歌歌手になりたい」と
書いていたとも話しています。
ただ、小学生のころに
友達に演歌の話をしても
誰にも共感してもらえず、
小中学校では
周りに何も言わなかった、
と同じ対談で振り返っています。
転機は中学1年生のとき。
今の事務所が開いた
カラオケ大会に出て、
声をかけられたのだそうです。
ORICON NEWSの記事では、
これが長良プロダクション主催の
『ティーンズカラオケ大会』で、
優勝したと書かれています。
本人は対談で
「それがなかったら
歌は辞めていたと思います」
とまで話していました。
憧れの人として
名前を挙げていたのは
氷川きよしさんです。
2018年の記事では
「事務所の先輩」と
紹介されていましたね。
下町で、マイクなしのストリートライブ
高校を出たあと、
大学進学を機に
大阪から上京します。
大学に通いながら、
レッスンと
ストリートライブで
デビューに向けた修行を
積んでいきました。
ORICON NEWSの取材では、
その様子を
こう話しています。
「デビュー前の約1年間、
ご年配の方が多い
東京の下町を中心に、
週2回ペースで
ストリートライブを
やっていたんですが」
歌い方も独特でした。
カラオケを流しながら
マイクは使わずに、
昭和の名曲を
歌っていたそうです。
春日八郎さんの
「赤いランプの終列車」、
三橋美智也さんの
「哀愁列車」、
村田英雄さんの
「無法松の一生」などで、
レパートリーは
40曲くらいあったとのこと。
はじめのころは
「とにかく不安と緊張で
いっぱいで」、
力を出し切れない日が
続いたそうです。
それでも足を止めて
聴いてくれる人が増え、
「寒い日に温かいお茶を
持ってきてくださる方も
いたんです」
と話しています。
ストリートでは
ラジカセも自分で
セットしていたので、
人に聴いてもらえる
ありがたさが分かった、
とも語っていました。
この経験が、
今の舞台の土台に
なっているのでしょうね。
2018年のデビューと、最優秀新人賞
デビュー曲は
「下町純情」です。
ORICON NEWSによると、
「力いっぱい、演歌です!」を
キャッチコピーに、
ビクターエンタテインメントから
1月17日にデビューしました。
デビューの年は、
2021年5月の
デイリースポーツが
「2018年の
デビューイヤー」
と書いています。
歌詞の一節が
ストリートライブを始めた
ころの自分に
言われているようで、
心に響いたそうです。
そしてデビューした
2018年の暮れ、
第60回日本レコード大賞で
最優秀新人賞に選ばれます。
主催の
日本作曲家協会の記録
によると、
発表は12月30日、
会場は東京・初台の
新国立劇場・中劇場でした。
この回の新人賞は
STU48、辰巳ゆうと、
Chuning Candy、
BiSHの4組で、
その中から
最優秀新人賞に
選ばれています。
同協会の記録は
「現役大学生演歌歌手」
と紹介し、
受賞のコメントを
こう残しています。
「感謝の気持ちを忘れず、
賞に恥じない歌手に
なれるように頑張ります」
TBSの歴代受賞者一覧
でも、
第60回(2018年)の
最優秀新人賞の欄に
名前が載っていますね。
その後の受賞と、広がっていく歌
公式サイトのプロフィールには、
2019年の受賞として
第1回 日本演歌歌謡大賞の
奨励賞、
第29回 NAK日本流行歌大賞の
新人賞、
第33回 日本ゴールドディスク大賞の
「ベスト・演歌/歌謡曲・
ニュー・アーティスト」
が挙がっています。
このうちゴールドディスク大賞は、
主催者の第33回の受賞一覧
にも名前があります。
残りの2つは公式サイトの
記載によるもので、
当サイトは主催者側の
記録までは確かめていません。
2023年には、
第65回日本レコード大賞で
「日本作曲家協会選奨」を
受けました。
こちらは
同協会の第65回の記録
に名前があります。
翌2024年の第66回では、
辰巳さんが歌う
「迷宮のマリア」で、
編曲の萩田光雄さんが
編曲賞を受けています。
同協会の第66回の記録
で確かめられます。
公式サイトは、
これで2年続けて
レコード大賞に出演した、
と書いています。
歌の幅も
広がってきています。
2026年4月の
週刊女性PRIMEの記事は、
「演歌歌手の
既成概念を変えていきたい」
という言葉を
見出しに掲げました。
同じ記事によると、
これまでにも
ポップス調の曲を出し、
2026年3月4日発売の
「ロンリー・ジェネレーション」は
疾走感のある
ロック調の曲だそうです。
本人は
「自分は歌手である以上、
何事にも挑戦したい。
それが理想の歌手像ですね」
と話しています。
地元の大阪城ホールで
コンサートをするのが
大きな夢なのだとか。
YouTubeチャンネルは2つある
辰巳ゆうとさんの
YouTubeは、
じつは2つあります。
ひとつは
「辰巳ゆうと」
(@tatsumi_yuto)。
開設は2019年1月18日で、
MVやリリック動画、
新曲の告知を
中心に出しています。
もうひとつは
「辰巳ゆうとチャンネル
- TYC
(TatsumiYutoChannel)」。
開設は2021年6月3日です。
公式サイトのトップには
この2つへのリンクが
両方とも置かれていて、
プロフィールでは
TYCを「公式YouTube
チャンネル(TYC)」
と呼んでいます。
2026年10月13日の実測で、
登録者は
「辰巳ゆうと」が7.53万人、
TYCが1.37万人でした。
TYCで見せる、ステージの外の顔
TYCの最初の動画は
2021年6月8日の
「辰巳ゆうと
YouTubeはじめました!」です。
概要欄には
「歌手・辰巳ゆうとが
公式YouTubeチャンネルを
開設しました!」
と書かれています。
その1週間後には、
ソロキャンプの動画を
出していますね。
概要欄によると、
休日のソロキャンプを
本人が自分で撮影し、
編集した映像で、
日テレプラスの番組で
過去に放送されたものだそうです。
最近のTYCには
「YUTO VLOG」という
シリーズの短い動画が
多く並んでいます。
趣味にキャンプや
釣りを挙げる人らしい、
くだけた素顔が
見られるチャンネルと
言えそうです。
公式チャンネルでいちばん見られている動画
「辰巳ゆうと」の
チャンネルで
再生が最も多いのは、
「ロンリー・ジェネレーション」の
Music Videoでした。
2026年10月13日の時点で
約264万回。
2位の「運命の夏」の
Music Videoが
約240万回で続きます。
概要欄によると、
10枚目のシングルで、
前作「運命の夏」と
同じ作家陣の作品です。
作詩は売野雅勇さん、
作曲は幸耕平さん、
編曲は萩田光雄さんと
クレジットされています。
「人はひとりじゃない。
みんなで幸せになろうよ!」
というメッセージを
込めた曲だそうです。
まとめ
祖父に連れられた
カラオケ喫茶から始まり、
東京の下町の路上で
マイクなしで歌った日々。
2018年にデビューし、
その年のうちに
日本レコード大賞の
最優秀新人賞を受けた
辰巳ゆうとさん。
2023年には
日本作曲家協会選奨も
受けています。
今はMVを出す
「辰巳ゆうと」と、
素顔を見せる
TYCの2つのチャンネルで
発信を続けています。
演歌もロック調の曲も、
キャンプの動画も。
どこまで幅が広がるのか、
楽しみな歌手ですね。
同じ演歌の歌い手では、
島津亜矢さんの記事も
書いています。




















