
小さな部屋を、
どうすれば広く使えるのか。
そんなテーマの動画で
知られるようになった
建築家の夫婦がいます。
YouTubeチャンネル
「建築家二人暮らし」の
お二人です。
インテリアの動画を
見たことがある人も
多いかもしれませんね。
チャンネルの登録者は、
2026年10月3日に
当サイトが測った時点で
約25.1万人でした。
今回は、チャンネルの公開情報と
本人の動画の説明欄、
そして出版社や取材記事をもとに、
建築家二人暮らしの
活動をたどっていきますね。
建築家二人暮らしのプロフィール
名前:建築家二人暮らし
どんな人:建築家の夫婦
最初の動画:2020年3月19日
登録者:約25.1万人
動画:255本
総再生:約3,508万回
測定日:2026年10月3日
チャンネルの説明文は、
「都内に住む建築家夫婦が」
という言葉で始まっています。
住まいについて分かるのは、
ここでは「都内」までです。
お二人の名前は、
チャンネルにも本の著者名にも
出てきません。
どちらも名義は
「建築家二人暮らし」です。
ただ、2026年6月に
伊勢丹新宿店の店舗情報ページに
載ったインタビューでは、
佐藤大介さんと麻穂さんとして
登場していました。
同じインタビューで、
大介さんは
「二人とも同じ建築設計の
仕事をしている」
と話しています。
一方で、勤め先の名前や
建築士の資格、年齢などは、
当サイトが確かめた範囲では
見つかりませんでした。
この記事では、
建築設計の仕事をする夫婦、
というところまでにしておきますね。
「マイ ミニマリズム」とは
チャンネルを始めた理由も、
大介さんは同じインタビューで
話しています。
二人とも暮らしで
大切にしたいことが似ていて、
二人でものづくりをしてみたい、
と思ったそうです。
自分たちの考える「豊かさ」を
建築家ならではの切り口で
発信してみたいと思ったのが
きっかけだと語っていました。
その「豊かさ」の考え方が、
チャンネルの説明文に
書かれています。
「物を捨てる事が
目的ではなく、
自分たちが豊かになることに
価値基準をおく
「マイ ミニマリズム」」
持ち物を減らすこと自体を
目指すのではない、
というのがポイントですね。
持ち物をとことん減らす
暮らし方もあります。
当サイトで紹介した
ミニマリストたけるさんは、
そちらに近い方ですね。
建築家二人暮らしの考え方は、
それとは少し向きが
違うと言えそうです。
発信のしかたにも
こだわりがあるようです。
リノベーション会社リビタの
ウェブマガジン「のくらし」
(2023年9月)で、
妻のほうが
「「これが正解です」という
コンテンツは作りたくなくて。」
と話していました。
伊勢丹のインタビューでも、
麻穂さんは
「建築に振り切った
コンテンツにしないこと」
を意識していると
答えています。
45m²の賃貸ワンルームで始まった
チャンネルにある
いちばん古い動画は、
2020年3月19日の
「【プロローグ】
マイミニマリズム
夫婦二人暮らし」です。
長さは1分25秒でした。
始めたころの住まいは、
都内の賃貸の
ワンルームでした。
2020年3月27日には、
その賃貸の部屋の
ルームツアーも
出しています。
その後の2021年7月、
Real Sound ブックは
お二人を、
都内で「45m²1R2人暮らし(+猫)」
をする建築家夫婦と
紹介していました。
この「猫」は、
エキゾチックショートヘアの
愛猫Booのことです。
2020年から2022年にかけて、
題名にBooの名前が入った
動画を出してきました。
ただ、2025年以降は、
動画の題名や説明欄で
自宅の猫に触れたものが
当サイトの調べでは
見つかりませんでした。
今も一緒に暮らしているかは、
確認できていません。
小さな部屋の工夫は、
よく見られている動画にも
表れています。
チャンネルの全動画を
再生回数の順に並べると、
上位5本のうち4本が
部屋を広く使うことを
題名に掲げた回でした。
(2026年10月3日時点)
1位は2021年3月の
「【インテリアのコツ】
無印良品の家具で
6畳一人暮らし部屋を
レイアウト」で、
約137万回再生です。
自分たちの部屋だけでなく、
一人暮らしの部屋の
組み立て方も見せていた、
というわけですね。
本『小さい部屋で心地よく』
2021年7月28日には、
初めての本
『小さい部屋で心地よく』が
エクスナレッジから
出ています。
出版社のページによると、
A5判の145ページで、
定価は1,400円(税別)です。
著者名も、
「建築家二人暮らし」でした。
発売前の告知動画の説明欄には、
「昨年9月から
コツコツ本作りを進め」
とあります。
本づくりには、
1年近くかけていたようです。
2021年9月には、
本人たちが
「さらなる重版」を
動画の題名で報告していました。
何刷まで進んだのかは、
確認できていません。
2022年1月には、
講談社の
「マネー現代」に、
小さい部屋で心地よく
暮らす工夫の記事を
寄稿しています。
10年住んだ賃貸から、リノベーションした住まいへ
住まいが変わったのは、
2024年のことです。
2024年4月12日に、
「【新居公開】
10年住んだ賃貸を
引っ越します!」
という動画を出しています。
説明欄には、
「今まで賃貸だったけれど、
自分たちが手を加えられる
住まいを購入することに。」
と書かれていました。
同じ説明欄は、
これまでの暮らしを
「最初は夫婦二人暮らし。
そのうち、愛猫Booを迎え入れ。」
と振り返っています。
その後に家族が増えて、
2026年の時点では
3人で暮らしています。
伊勢丹のインタビューでも、
大介さんが
「僕たちが住んでいる家は、
一般的に3人で暮らすには
少し小さいサイズ」
と話していました。
引っ越しの当日を
撮った動画は、
2024年6月21日に
公開されています。
新しい住まいは、
購入して手を入れた
マンションです。
ただ、部屋の広さは
変わっていません。
引っ越した翌月の
ショート動画の題名は
「新居1K45㎡」でした。
2026年5月の動画の題名にも
「都内45㎡3人家族」とあります。
賃貸のワンルームから
購入した1Kへ、
二人暮らしから
3人家族へ。
変わったのは間取りと家族で、
45㎡という広さは
そのままだったわけですね。
自宅とは別の「リノベーション」の仕事
チャンネルでは、
自宅とは別の部屋の
リノベーションも
手がけています。
2023年3月には、
リビタと組んで
都内のマンションの
一室をリノベーションすると
発表しました。
これが、
「デュオ・スカーラ市ヶ谷
-あえて、小上がりのある暮らし-」
という物件です。
「のくらし」の記事は、
お二人が企画から
設備・素材選びまで
手がけたと伝えています。
2023年7月に出した
完成のルームツアーは、
2026年10月3日の時点で
約70万回再生です。
チャンネルでも
上位5番目の動画でした。
2025年には、
都内の80㎡の
マンションの
リノベーションにも取りかかり、
同年11月に
「和紙に包まれた家」として
ルームツアーを出しています。
どちらも、
お二人の自宅ではなく
販売するための物件です。
ルームツアーを見るときは、
そこを分けておくと
分かりやすいかもしれません。
暮らしの部屋を
見せる動画が好きな人は、
当サイトの
OKUDAIRA BASEさんの記事も
あわせてどうぞ。
オリジナル家具と、伊勢丹新宿店のポップアップ
もうひとつの柱が、
自分たちの家具づくりです。
自宅で使っていた
畳のベッドとソファを、
「LIVING BED」
「LOUNGE SOFA」として
製品にしました。
作っているのは、
北海道旭川の
家具工房WAKASAです。
ベッドの畳は、
畳職人集団の
TATAMI-TOが担当しています。
丸いテーブルなどは、
静岡県の家具工房
マルミヤとの取り組みです。
伊勢丹のインタビューで
大介さんは、
「私たちが選んだわけではなく
「こんな家具があったらいいな」に
共感してくれたメーカーさんが
協力を申し出てくれたんです。」
と話していました。
家具の発想については、
小さい家でも
窮屈さを感じたくないので、
高さを変えられるテーブルなど
「「兼用」のような発想が
自然と生まれました。」
とも語っています。
2022年12月には、
ベッドの製品説明と
クラウドファンディングの
案内を動画で出しています。
2026年9月の説明欄では、
「オリジナル家具、
年2回の期間限定販売です」
と案内していました。
そして2026年7月1日から
7日までの7日間、
伊勢丹新宿店の
本館5階で
ポップアップが開かれました。
伊勢丹のサイトによると、
お店でのポップアップは
これが初めての開催でした。
このときには、
ベッドの黒と
テーブルのウォルナットという
新しい色も加わっています。
45m²の部屋で
考えてきた工夫が、
百貨店の売り場まで
つながったわけですね。
ちなみに、
2026年の動画は、
金曜日の夜20時ごろに
公開されることが
多くなっています。
21本のうち19本が
その時間帯でした。
(2026年10月2日の公開分まで)
まとめ
建築家二人暮らしは、
建築設計の仕事をする夫婦が
2020年に始めた
YouTubeチャンネルです。
「物を捨てる事が
目的ではなく」という
「マイ ミニマリズム」を掲げ、
都内の45m²の賃貸ワンルームから
小さな部屋の工夫を
発信してきました。
2021年には本を出し、
2024年には
10年住んだ賃貸を出て、
リノベーションした
マンションに移っています。
広さは同じ45㎡のまま、
今は3人で暮らしています。
その間に、
販売物件のリノベーションや
オリジナル家具づくりにも広がり、
2026年7月には
伊勢丹新宿店で
初めてのポップアップを
開いていました。
2026年10月3日の時点で、
登録者は約25.1万人です。
小さな部屋の暮らしを
見直したい人は、
チャンネルをのぞいてみると
ヒントが見つかるかもしれませんね。




















