起業して便を集めた元日本代表の鈴木啓太が、YouTubeで集めているのはサッカーの証言だった
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「ウンチちょうだい」。
2016年1月、鈴木啓太さんは
ラグビーの松島幸太朗選手に
そう頼んだそうです。

 

浦和レッズの主将を務めた
元サッカー日本代表が、
現役を離れるころに始めたのは、
アスリートの便を集める
会社でした。

 

ところが、YouTubeの
チャンネルを開いてみると、
並んでいるのは
サッカーの話ばかりです。
腸の話はどこへ行ったのか、
不思議に思いませんか?

 

「奥さんは誰?」
「どんな会社をやっているの?」
「今もサッカーに関わっているの?」
気になっている方も
いるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、
Jリーグの公式発表、
AuB株式会社の公式サイト、
本人のインタビュー、
動画の題名と説明欄を
調べてみました。

 

登録者や再生回数の数字は、
2026年11月1日に当サイトが
YouTubeのAPIで測った値です。

 

動画そのものは視聴していません。
字幕は自動生成で
誤認識が多いため、
字幕の内容は要約で書いています。

鈴木啓太のプロフィール!年齢や出身は?

生年月日:1981年7月8日
出身地:静岡県清水市(現・静岡市)
ポジション:MF
所属:浦和レッズ(2000〜2015年)
肩書:AuB株式会社 代表取締役(2026年11月1日の時点)

 

2026年11月1日の時点で
45歳です。

 

スポニチのプロフィールによると、
小学生の頃は清水FCに所属し、
東海大翔洋高校を経て
2000年に浦和へ入団しました。

 

もともとは
「インドアで引っ込み思案」
だったそうです。
社長名鑑のインタビューでは、
マラドーナのような選手に憧れて
サッカースクールに通い始めたと
話しています。

 

日本代表に初めて呼ばれたのは
2006年です。
創業手帳の紹介文には、
オシムジャパンで
「唯一全試合先発出場」
とあります。

 

2006年と2007年には
Jリーグのベストイレブンに
選ばれました。
2009年からは3年間、
キャプテンも務めています。
3シーズンの主将ですから、
チームの顔だったと言ってよさそうですね。

 

2016年11月には、
Jリーグの功労選手賞を
受けました。
公式発表の理由は、
総出場536試合で
基準の500試合を満たし、
リーグ戦・リーグカップ戦・
天皇杯も479試合で
基準の400試合を
上回ったことです。
数字で見ても、
長く働いた選手だったのですね。

 

J1の出場は、
Jリーグのデータサイトで
379試合10得点となっています。
J1だけで379試合ですから、
長く出続けたことが分かりますね。

 

一方で、日本代表の試合数は、
公式の記録で確かめられませんでした。
ここは少し肩透かしかもしれません。

会社はAuB!なぜ便を集めたのか

原点はお母さんの言葉です。
AuBの代表挨拶に、
「『人間は腸が一番大事』ということを
母に教えられて」育ったとあります。

 

現役の頃は、
便の調子そのものが
コンディションの目安だったようです。
創業手帳で本人は、
「自分の便がコンディションの
指標になっていました」と
語っています。

 

社長名鑑によると、
起業の前年の2014年に
不整脈を患い、
健康への関心が強まりました。
本人の言葉は
「すぐに引退は考えなかった」
というものです。
そしてトレーナーとの会話から、
腸内細菌に興味を持ちました。
1つの会話が起業につながったのですから、
分からないものですね。

 

AuB株式会社の設立は
2015年10月です。
ASCII STARTUPによると、
社名は
“Athlete micro-biome
Bank”の略でした。
便を預かる銀行のような名前ですね。

 

2021年3月の動画の字幕を読むと、
最初は自分が社長をやるとは
思っていなかった趣旨の話が
出てきます。
現役を続けるかどうか迷っていて、
引退を決めたあとに
社長を務めることになったようです。

 

最初の仕事が、冒頭の話です。
日刊ゲンダイの2021年の記事によると、
松島選手に頼んだあと、
箱根駅伝の神野大地選手や
プロ野球の嶋基宏選手も
協力しています。
競技の枠を超えて
頼んで回ったわけですね。

 

集まった数は次のとおりです。
当時の値を並べています。

 

2019年3月:500人分・1000検体
2021年8月:750人・1700検体
2023年10月:約1,000人・2,200検体
2026年8月:1,200人以上・2,600以上

 

順に公式の沿革、日刊ゲンダイ、
HugKum、
美的.comの数字です。

 

順調に見えますが、
公式の沿革には2019年4月に
「資金難で危機的状況に陥る」
とはっきり書かれています。

 

翌月に
「大正製薬などから
約3億円の資金調達に成功」し、
2019年12月に
フードテック事業の第一弾を
発売しました。
会社の沿革に資金難を
そのまま残しているのは、
なかなか正直ですよね。

 

2026年11月1日に見た
会社概要の事業内容は、
コンディショニングサポート事業、
バイオマーカー開発事業、
腸内細菌関連製品開発事業です。

 

お知らせの一覧を見ると、
2026年10月には
子ども向けのインソールの
発売も載っていて、
腸の外にも広がっているようです。

奥さんは畑野ひろ子さん!子どもは?

奥さんは女優の
畑野ひろ子さんです。
スポニチによると、
2009年1月4日に
東京のホテルで挙式しました。

 

モデルプレスは2024年2月に、
畑野さんが結婚15周年を
報告したと伝えています。
GetNaviの2021年の記事には
夫婦で登場していました。

 

お子さんは娘さんが2人です。
2023年のHugKumの取材で
分かります。

YouTubeの登録者数は?2026年11月1日の実測値

チャンネルの名前は
「鈴木啓太 / Keita Suzuki」です。

 

2026年11月1日の時点で、
登録者は33万3,000人、
総再生は約2億4,182万回、
動画は761本でした。

 

開設は2020年11月5日で、
最も古い動画は11月13日の
「【キックオフ】鈴木啓太YouTube 始めました。川淵キャプテン登場! ♯1」
です。

 

最初のゲストは
川淵三郎さんでした。
字幕によると、チャンネルの
テーマはスポーツとビジネスです。

 

概要欄の書き出しは、
「サッカーからビジネス、
そしてコンディショニングまで」
となっています。

 

節目は動画の題名で
追いかけることができます。
1万人は2021年2月、
10万人は2022年1月、
20万人は2022年9月です。
2025年10月の題名には
「チャンネル登録者30万人直前!」
とありました。
20万人から30万人までは、
3年ほどかかったことになりますね。

YouTubeで何を話している?サッカーの証言を聞く「挑戦者対談」

このチャンネルの中心は、
「挑戦者対談」という
再生リストです。
2026年11月1日の時点で、
入っている動画は359本で、
全体の半分近くを占めています。

 

2026年11月1日の時点で、
未配信の枠を含む762本の
題名を数えてみると、
「語る」が入るのは390本で、
「日本代表」は99本、
「浦和」は55本でした。

 

同じ762本の題名で、
鈴木さん本人を除くと、
いちばん多く名前が出るのは
中村俊輔さんの37本で、
小野伸二さんの28本、
戸田和幸さんの25本と続きます。
題名を見る限り、
語っているのは多くがゲストで、
鈴木さんは聞き手に回っているようです。
自分の話より、相手の話を
引き出す役ですね。

 

長い動画で最も見られているのが、
2021年12月24日の
「【黄金の中盤】中村俊輔が語る
ドイツW杯予選敗退の原因♯3」です。
2026年11月1日の時点で
再生は約384万回でした。

 

 

2026年11月1日の時点で最新の、
10月31日の動画でも、
柱谷哲二さんが
昔の日本代表の待遇を語っています。
当事者の証言を集める形は、
開設の頃から変わっていないようです。

 

もちろん、聞くだけではありません。
J-CASTニュースは2026年6月15日に、
北中米W杯の日本対オランダ戦の
感想を本人が動画で語ったと
伝えています。
解説に近い動画もあるようです。

 

大きく変わったのは動画の長さです。
180秒以下の動画は、
2024年の1本から
2025年は130本に増えました。
2026年は10月31日までに
79本です。

 

2026年11月1日の時点で、
180秒以下の動画だけで、
全動画の合計再生の約35%を
占めています。
最も見られているのは
2025年10月の中村俊輔さんの
海外移籍の話で、
2026年11月1日の時点で
約1,081万回でした。
短い動画のほうが、今は遠くまで
届いているのでしょうね。

 

なぜ短い動画を増やしたのかは、
本人の説明を見つけられませんでした。

 

そして、同じ762本の題名に
「腸」の字は1本もなく、
「便」もゼロで、
「コンディショニング」が
入るのも1本だけでした。

 

もちろん題名だけの話です。
動画の中で触れていないという
意味ではありません。
それでも、便を集めた人の
チャンネルとしては、
意外な数字ではないでしょうか。

腸の話はサブチャンネルへ?「鈴木啓太の"腸"一流チャンネル」とは

腸の話を前面に出しているのは、
もう1つのチャンネルです。
名前は
「鈴木啓太の"腸"一流チャンネル」
といいます。

 

主チャンネルの動画の説明欄が、
「サブチャンネルをはじめました!」
と案内しています。
開設は2025年12月9日、
最初の投稿は12月25日です。

 

 

第1回の題名には
「1,200人以上のトップアスリートの
便を集めて」とあります。
主チャンネルの題名には無かった語が、
ここには出てきます。

 

字幕によると、主チャンネルは
サッカーの話と対談が中心だったので、
自分の事業やコンディションの
大切さも知ってもらいたいと
考えて立ち上げたようです。

 

2026年11月1日の時点で、
登録者は807人、
総再生は約16万4,000回、
動画は109本でした。
主チャンネルとは
かなり規模が違いますね。

 

最新の投稿は
2026年6月17日で、
上履きと足のケアの動画です。
2026年11月1日の時点で、
そこから4か月以上、
新しい投稿は出ていません。
当サイトが確かめた範囲では、
休止の発表は
見つかりませんでした。

 

一方で、本は出ています。
AuBの発表によると、
新刊『一流の男は腸が強い』が
2026年9月29日に
幻冬舎から発売されました。

 

2026年3月の「シューイチ」、
5月の「しゃべくり007」への
出演も、予定として
お知らせに載っています。

最大の挫折は?アテネ五輪の落選を語った動画

鈴木さん自身の話で
よく見られているのが、
2021年2月15日の
「【最大の挫折】アテネ五輪代表落選の真相を語ります。」です。
2026年11月1日の時点で
再生は約27万9,000回でした。

 

説明欄には
「心の奥底にある本心を、
嘘偽りなく正直な表現で
伝えることにしました」とあります。

 

続けて、この落選を
「人生を考える上でも大きな
ターニングポイントでした。」
と書いています。
説明欄を読むだけでも、
軽い話ではなかったことが
伝わってきますね。

 

字幕には、仲間の試合で
負けを願う気持ちを
持ってしまった自分を嫌だと
語る趣旨の場面もありました。
自動生成の字幕なので、
細かな言葉までは確定できません。

 

同じ五輪の予選には、
別の話も残っています。
日刊ゲンダイの記事で、
2004年3月のアブダビで
「選手23人中18人が下痢」
になったと本人が振り返っています。

 

本人は
「毎日の腸活のおかげで、
もちろん平気でした」
と話しています。
これは本人の体験談ですが、
腸の話と五輪の話が
ここでつながるのは面白いですね。

サッカー界に戻りたい?クラブオーナーの話

もう1本、見ておきたいのが
2021年4月2日の
「【重大発表】皆様へご報告があります」
です。

 

 

字幕を通して読むと、
チャンネルの方向を
考え直す話が出てきます。
サッカー界やスポーツ界に
戻りたい思いがあり、
いつかはクラブの経営に
関わりたいという内容です。

 

さらに、いろいろな人に
話を聞いて学ぶ過程を
動画にしていく、
という話もありました。

 

サッカーの話を
聞き手として集めている形は、
この考えの延長にあるのかもしれません。
概要欄の
「私自身も学びながら」
という言葉とも重なります。

 

クラブの話は
この動画だけではありません。
1か月前の動画の字幕にも、
将来はサッカー界に戻りたいと
思っていた趣旨の話があります。
日刊ゲンダイの2021年8月の記事も、
「将来的にはクラブチームの運営に
携わりたいと思っている」
と書いています。

 

サブチャンネルの
2026年1月の短い動画の字幕にも、
サッカーチームを持ちたいという
趣旨の話が出てきます。
2021年から2026年まで、
同じ話が続いていることになりますね。

 

ただ、読んだ範囲では
どの話も発言にとどまっていて、
具体的な計画の発表は
ありませんでした。

 

2021年の動画の字幕には、
引退して10年ほどで戻りたいと
話していた趣旨の場面もあります。
そのうえで、簡単ではないと
感じているようでした。

 

2015年の引退から数えると、
その10年はもう過ぎています。
便の次に集めている
サッカーの証言が、
どこへつながるのか
気になるところですね。

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