15万円のダンプ1台と、手作りのホームページ。解体カズーマ(谷池一真)が「業界のイメージを変える」と言い続けるわけ
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「最初は15万円の
ダンプ1台からでした。」

 

YouTubeチャンネル
「解体カズーマチャンネル」で
カズーマ社長と名乗る
谷池一真さんは、
起業したころのことを
そう振り返っています。

 

いまは兵庫・大阪・東京などに
拠点を持つ解体会社
株式会社クリーンアイランドの
代表取締役です。

 

その社長が、
なぜ自分で動画に出て
解体の現場や
お金の話まで
見せているのでしょうか。

 

取材記事や会社の資料、
本人の発信から
たどってみますね。

解体カズーマ(谷池一真)のプロフィール

名前:谷池一真(たにいけ かずま)
活動名:カズーマ社長
仕事:株式会社クリーンアイランド 代表取締役
会社の設立:2007年7月2日
YouTube:解体カズーマチャンネル
チャンネル開設:2021年6月
登録者:約5.81万人
動画:625本
測定日:2026年10月5日

 

本人のXの表示名は
「谷池一真I解体カズーマ社長I」で、
本名と活動名を
並べて名乗っています。

 

読みの「たにいけ かずま」は、
Xのアカウント名
「taniikekazuma」と
活動名の「カズーマ」から
当サイトが書いたものです。

 

会社の
会社案内によると、
2007年7月2日に
「株式会社 谷池環境クリエイト」として
設立され、
2009年7月に
いまの社名に変わっています。

 

従業員は50名
(2026年4月現在)で、
東京・大阪・神戸・
南あわじ・洲本・福岡に
事業所があるそうです。

15万円のダンプ1台から

解体業界向けの
採用支援サービス
NiNKU BOXXが
2025年3月に公開した
インタビュー記事に、
起業のころの話が
くわしく載っています。

 

舞台は兵庫県の淡路島です。
当時は流行していた
ドリフト車で
仲間と走っていたそうです。

 

ある日
「このままでいいのか。」と
思った谷池さんは、
大好きだった愛車のパーツを
オークションで売り、
起業の資金にしました。

 

記事によると、
起業したのは23歳のときです。
15万円のダンプを元手に、
解体の世界に入りました。

 

「当時は、本当に小さな
犬小屋みたいな解体しか
できませんでした。」
と話しています。

 

解体のほかにも、
犬の散歩や
家具の組み立てまで
引き受ける
「なんでも屋」として
動き続けたそうです。

 

暮らしていくには
月に20万円が必要で、
まずはその20万円を
稼ぐことを目標にしていた、
とも書かれていますね。

人前で話すのが苦手で、ホームページを作った

意外なのは、
営業についての話です。

 

「営業ができなかったんです。
人前で話すのが苦手で、
飛び込み営業も
全然できなくて…」

 

いまの動画で
よく話す姿からは
ちょっと想像しにくい
言葉ですね。

 

そこで谷池さんは、
会社のパソコンで
自分でチラシを作り、
原付で島中に
ポスティングをしたそうです。

 

さらに2000年代の初めには、
ホームページビルダーという
ソフトを使って、
5ページほどの
サイトを作りました。

 

「解体工事の業種で
ホームページを持っているところは
ほとんどなかった。
そこに目をつけたんです!」

 

インタビューの時点で、
会社が運営する
ホームページは
10を超えていると
書かれています。

 

経営コンサルティング会社の
船井総合研究所も、
2022年の
コラムで
クリーンアイランドを
事例として取り上げています。

 

コラムでは、
空き家解体・住宅解体・
内装解体などに分けた
5つのサイトを運用して
集客していると
紹介されていました。

 

人前で話すのが
苦手だったからこそ、
ネットで客を
集める方法を
磨いてきたのかもしれません。

独立した年は、資料によって違う

谷池さんがいつ独立したのかは、
資料によって
年が分かれています。

 

船井総研のコラムは
「解体職人であった社長が
2004年に一念発起して独立し」
と書いています。

 

一方で、
会社案内の沿革にある
法人の設立は
2007年7月2日です。

 

そして本人のチャンネルは、
2026年8月から10月にかけて
「創業20周年」を題名に掲げた
動画を3本出しています。

 

個人で始めた時期と
会社を作った時期が
別なのかもしれませんが、
当サイトでは
どれが正しいかを
確かめられていません。

 

ですので、
ここでは3つを並べて
紹介するだけにしておきますね。
同じ理由で、
生まれた年も書いていません。

「解体業のイメージを変えたい」と始めたチャンネル

チャンネルの
最初の動画は、
2021年6月19日に
公開されています。

 

飲食店の内装解体の
見積もりを見せる回で、
概要欄には
こう書かれていました。

 

「このチャンネルでは
解体業のイメージを変えたい!
多くの人に解体業の仕事を
知ってもらいたいと思い
開設致しました!」

 

この
「イメージを変える」という言葉は、
ほかの資料にも
何度も出てきます。

 

会社の採用ページの
代表メッセージは
「解体業界のイメージを
変えてみせます」で
始まっていますね。

 

インタビューでは、
解体業は「きつい・汚い・危険」の
3Kのイメージが根強く、
若い人が集まりにくいことを
課題に挙げていました。

 

「目標は10万人!
業界のイメージを変え、
若い人が憧れるような
業界にしたい。」
とも話しています。

 

船井総研のコラムは、
社長がメインで出る
このチャンネルから
ホームページに人が流れ、
解体の依頼や
採用につながっていると
書いています。

 

採用ページに載っている
社員のインタビューにも、
「代表の谷池のYouTubeを見て」
会社の雰囲気を知り、
入社を決めたという話が
ありました。

 

動画は、
集客と採用の
両方の入り口に
なっているようです。

よく見られているのは、銅線とアルミ缶を売る動画

当サイトが
2026年10月5日に
625本すべての
再生回数を調べて
並べ直したところ、
1位はこの動画でした。

2022年5月14日に公開された
「【ボロ儲け!?】
銅線剥いて売ってみたら
とんでもない金額に!?!?」で、
再生回数は
約359万回です。

 

2位は
2024年1月24日の
「【大量売却】
半年間溜めたアルミ缶
トラックに積んで
売りに行った結果が
ヤバすぎました...」で、
約121万回でした。

上位10本のうち6本が、
解体の現場から出た
銅線やアルミ缶、
スクラップを
売ったり加工したりする
動画です。

 

解体の仕事の中でも、
お金になる廃材の行方は
なかなか外から
見えない部分ですよね。

 

そこを見せていることが、
業界の外の人にも
見られている理由の
ひとつなのではないでしょうか。

 

100万回を超えた動画は
3本ありました
(2026年10月5日時点)。

テレビ出演と、ほかの会社との提携

2025年1月5日には、
テレビ朝日系の
「シンお仕事ドラマ製作委員会」が
放送されています。

 

お笑いナタリーの
番組紹介によると、
「解体工」と「退職代行」の
2つの仕事を取り上げ、
解体会社の社長と
現場で働く女性スタッフに
話を聞く回でした。

 

ナタリーの記事には
会社名は出ていませんが、
クリーンアイランドの
ブログには、
この番組に会社が
出演したと書かれています。

 

同じブログによると、
谷池さんのテレビ出演は
これが3回目だったそうです。

 

2025年9月には、
山口県宇部市の解体会社
株式会社BLASTが、
クリーンアイランドとの
提携を発表しました。

 

BLASTのプレスリリースには、
谷池さんの
「私たちは『業界のイメージを変える』
という理念を掲げ、
解体業の社会的地位向上に
取り組んできました。」
というコメントが載っています。

 

同じリリースの
会社概要には、
クリーンアイランドの売上高が
「20億円(令和6年18期)」と
書かれていました。

 

船井総研のコラムでは
2021年の売上が7億円と
紹介されていたので、
数年で大きく
伸びたことになりますね。

まとめ

谷池一真さんは、
淡路島で
15万円のダンプ1台から
解体の仕事を始めた
株式会社クリーンアイランドの
代表取締役です。

 

人前で話すのが苦手で、
チラシやホームページで
客を集めてきた人が、
いまは
解体カズーマチャンネルで
自分から話しています。

 

最初の動画から
ずっと掲げているのは、
「解体業のイメージを変えたい」
という言葉でした。

 

インタビューで
「谷池社長にとって解体とは?」と
聞かれたときの答えは、
「人生、そのもの。」
だったそうです。

 

2026年秋には
創業20周年の
記念パーティーの様子も
動画で公開されていて、
これからも現場の裏側を
見せていくのでしょうね。

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