
日本の町の食堂や
ラーメン店の厨房に入り、
舞台裏を撮っているのが
Japanese Food
Noodles
(ジャパニーズフードヌードルズ)です。
題名は英語で書かれていて、
海外の視聴者に向けた
チャンネルのようです。
ただ、チャンネルの概要欄を
読んでも、誰が作っているのかは
書かれていません。
日本語で調べても
情報がほとんど出てこないので、
気になっていた方も
いるのではないでしょうか。
そこで今回は、投稿タブと
全966本の説明欄、関係する
チャンネルと会社の公開資料を
突き合わせてみました。
数字は2026年10月31日に
当サイトがYouTubeの
APIで測った値です。
Japanese Food Noodlesのプロフィール!
YouTubeの概要欄は
「We go behind
the scenes of
Japanese restaurants
and deliver
amazing videos.」
から始まります。
日本の飲食店の舞台裏に入り、
すごい動画を届けます、
という短い紹介ですね。
チャンネルの開設は
2024年10月24日で、
国の設定は日本です。
2026年10月31日の時点で
登録者は29.4万人、
総再生回数は1億4,610万回ほど、
動画は966本でした。
いま公開されている中で
いちばん古い動画は
2025年1月1日の回で、
福井県鯖江市の中華料理店を
取り上げています。
概要欄のリンク欄は空で、
公式サイトへの導線も
ありませんでした。
会社名も個人名も
出てこないので、
ここだけ読むと少し
肩透かしかもしれません。
投稿タブで名乗っていたDateさん
手がかりは、動画ではなく
投稿タブにありました。
Fun Eatsというチャンネルが
始まる前の投稿は
「This is Date,
part of
the team behind the
Udon & Soba
channel.」
と名乗っています。
Udon & Sobaのチャンネルを
作るチームのDateです、
という意味ですね。
この投稿は続けて、
新しい食のチャンネル
Fun Eatsの開始を
知らせていました。
2026年1月2日に最初の動画が
出たあとの投稿では
「our new
Japanese food
channel」と呼んでいます。
続く投稿では、登録者が
700人を超えたと喜んでいて、
そのFun Eatsは
2026年10月31日に
12万人になっていました。
それより前の2025年の投稿では
工場の舞台裏を撮る
Inside Japanese
Factoriesを
「our new sister
channel」、
つまり新しい姉妹チャンネルと
紹介しています。
個人が1人で撮っている
チャンネルではなく、
複数のチャンネルを動かす
チームの一部だと
分かる書き方です。
チーム全体の人数は、
投稿には書かれていません
でした。
Fun Eatsの説明欄に出てきた株式会社共映
そこで、姉妹の側を見ると
会社の名前が出てきます。
Fun Eatsの説明欄の末尾には
「運営:株式会社共映」と
はっきり書かれていました。
Inside Japanese
Factoriesの
説明欄にも、共映の公式サイトの
アドレスが著作権の表示として
載っている回があります。
共映の会社概要によると、
所在地は広島市で、
設立は2024年10月2日です。
資本金は100万円、
従業員は契約社員と
アルバイトを含めて10名、
代表取締役は伊達裕也さんと
書かれています。
投稿のDateさんと
同じ姓に見えます。
うどんそば 広島 岡山の
2023年の回の説明欄にも
「カメラマン:伊達裕也」という
表記がありました。
ただ、投稿のDateさんと
同じ人だとはっきり書いた記述は、
当サイトが確かめた範囲では
見つかりませんでした。
事業には動画の制作のほか、
YouTubeチャンネルの運営の
サポート、楽曲の著作権管理、
物販のスクールが並びます。
実績のページには
Fun Eatsのほか、
食のつながり、うどんそば 広島
岡山 Udonsobaなどが
並んでいました。
一方で、確かめた会社サイトの
10ページのどこにも、
Japanese Food
Noodlesの
名前はありませんでした。
Japanese Food
Noodlesの
概要欄にも、共映の名前は
ありません。
ですので当サイトが言えるのは、
共映のチームが作っていると
読むのが自然だ、という
ところまでになります。
権利の持ち方や契約の形は
確認できませんでした。
開設の日付は共映の設立の
22日後ですが、これも
日付が近いという事実だけで、
関係を示す記述はありません。
地図のリンクが同じ店を指している
つながりを別の方向からも
確かめてみました。
このチャンネルの説明欄には
店名と住所に加えて
Googleマップのリンクが
ほぼ毎回付いています。
そのリンクを、関係する
チャンネルの説明欄と
文字列のまま照らし合わせて
みたのです。
うどんそばの関東、北陸 信越、
広島 岡山の3チャンネルと
食のつながり、Fun Eats、
Inside Japanese
Factoriesを
合わせると、地図の付いた
957本のうち501本で
同じリンクが見つかりました。
比べるために、同じ題材を
撮る別のチャンネル
Japanese Food
Craftsmanでも
同じことをしたところ、
405種類の地図のうち
一致は0件でした。
偶然ではこの差は
出にくいでしょうね。
説明欄の末尾に
自分のチャンネルではなく
Udonsoba Kanto
Udonsobaや
Food Connectionsの
アドレスが載っている回も
8本ありました。
公開の順番も比べてみました。
うどんそば3チャンネルと
一致した地図277件のうち、
276件は日本語のチャンネルの
回が先で、英語題名のこちらが
先だったのは1件だけでした。
地図ごとに最初に出た回の
日付で比べていて、
間隔の中央値は253日です。
ただ、映像を見比べたわけでは
ないので、「日本語の動画の
英語版」と言い切ることは
できません。
字幕のデータも見てみました。
自動生成ではない字幕が
付いているのは966本のうち
22本で、21本はドイツ語や
フランス語などの字幕、
英語の字幕が確認できたのは
1本だけでした。
等間隔に選んだ10本では、
7本が日本語の自動字幕だけ、
3本は字幕のデータが
ありませんでした。
話されているのは
日本語のようですが、
映像の中に英語が
焼き込まれているかまでは
確かめていません。
店名も住所も書く、30分超の厨房の回
動画の作りは、かなり
そろっています。
966本の中央値は34分43秒で、
30分以上が644本、
1時間以上が149本でした。
いちばん短くても11分25秒で、
60秒以下の縦動画は
1本もありません。
複数の店を続けて見せる回も
118本あり、説明欄に
地図が2件以上並んでいます。
966本のうち600本は
朝7時台に公開されていて、
本数は2026年の1月から
9月まで、毎月45〜51本でした。
10月は31日の朝までで
53本です。
1日に1本半を超える
ペースが続いていることに
なりますね。
住所の行を数えると、
少なくとも36都道府県の
店が出てきました。
多いのは大阪の152本、
東京の110本、兵庫の99本で、
愛知、広島と福岡が続きます。
共映の所在地の広島も
80本ありました。
説明欄には939本で
「accurate as of the
time of filming」、
つまり情報は撮影時点の
ものだと断りが入っています。
Noodlesなのに1位はお好み焼き
チャンネル名は麺ですが、
いちばん見られているのは
お好み焼きの回です。
2025年2月9日の
「Why This
Japanese Chef’s
Okonomiyaki
Sells Out in
Minutes — and
How to Make It」
は810万回に届いていました。
舞台は大阪市生野区の
Stamina Ichibanで、
題名の意味は、この料理人の
お好み焼きはなぜ数分で
売り切れるのか、です。
2位はようやく麺で、
2026年7月2日に出た
東京都江東区のそば店の回が
643万回でした。
題名は「Served
in 5 Seconds!
Japan’s $3
Soba Shop for
Hungry Workers」で、
5秒で出てくる、3ドルの
そば店という売り方です。
この「$」は、題名の
決まった型になっています。
ドルの金額が入った題名は
224本で、2025年の上半期は25本、
2026年の上半期は95本と
増えていました。
日本の店の話でも、値段は
海外の視聴者に伝わる
単位で書かれているようです。
題名の語を数えると
ラーメンが202本、
うどんが80本、
チャーハンが84本でした。
そばは17本しかありません。
一方で、再生の差は大きく、
100万回を超えたのは28本で、
全体の中央値は2.8万回ほどです。
上位の10本だけで、全体の
再生の3割を占めていました。
日本語で書かれたスポンサー募集とPDFのガイド
英語のチャンネルなのに、
説明欄に日本語が混ざっていた
時期があります。
2025年6月8日から9月24日までの
168本のうち99本には、スポンサーの
募集文がありました。
ほとんどの回は「月間 400 万人の
視聴者にリーチしませんか?」
から始まります。
「当チャンネルではスポンサー掲載や
日本国内での撮影コラボを
歓迎しています。」と続き、
視聴者は北米が40%、
平均年齢は約48歳と書いています。
これはチャンネル側の
自己申告で、当サイトでは
検証できていません。
呼びかけている相手は
海外の視聴者ではなく、
日本の店や会社のようです。
共映の会社サイトにも、
発信力が足りない製造業や
飲食店を支えると書かれており、
同じ方向を向いているようです。
山形県寒河江市の食堂の
Kickstarterを投稿タブで
紹介したこともありました。
企画の中身は、先方のページを
開けず確認できませんでした。
最近の動きでは、
チャンネル名の販売ページで
PDFのガイドを19.99ドルで
売り出しています。
山口県岩国市のラーメン店を
撮った2026年10月29日の回の
説明欄に案内があり、
25の都道府県の50店を
収めたものと書かれています。
営業時間や定休日、
何を頼むかに加えて、
動画と地図へのQRコードも
入っているそうです。
撮りためた店の情報そのものを、
売り物にし始めたと
言えるかもしれません。
案内が載っているのは
966本のうちこの1本だけで、
売れ行きは分かりませんでした。



















