白いスタジオに一本のマイク、ルールは一発撮りだけ。THE FIRST TAKEが2019年の初回から、自宅やプライベートスタジオからの「THE HOME TAKE」、ダンスやギターの「HIGHLIGHT」へ広げてきたもの
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白いスタジオに置かれた一本のマイク。
ここでのルールはただ一つ。
一発撮りのパフォーマンスをすること。

 

YouTubeチャンネル
「THE FIRST TAKE」は、
チャンネルの説明欄で
自分たちをこう紹介しています。

 

歌手やバンドが
白いスタジオで1曲を
一度きりで披露する。
その形を2019年から
続けているチャンネルですね。

 

今回は、公式サイトや
チャンネル自身の説明、
提携した会社の発表、
そしてYouTubeの
公式データをもとに、
このチャンネルの歩みを
見ていきます。

THE FIRST TAKEについて

名称:THE FIRST TAKE
内容:一発撮りの歌と演奏
アカウント作成:2019年11月5日
最初の動画の公開:2019年11月15日

 

登録者:約1,240万人
総再生回数:約76億9,627万回
動画の本数:1,932本
測定日:2026年10月23日

 

登録者・総再生回数・本数、
この記事の再生回数や本数は、
2026年10月23日に
当サイトがYouTubeの
公式のデータから測った値です。

 

本数はYouTubeが示す
1,932本を書きましたが、
公開中の動画を1本ずつ
数えると1,933本でした。
この1本の差の理由は、
当サイトでは分かっていません。

 

上のアカウント作成日は、
YouTubeがチャンネルの
開設日として示す日付で、
最初の動画が出たのは
その10日後でした。
提携先の会社の発表では、
こちらの11月15日が
「開設」とされています。

ルールは「一発撮り」の一つだけ

公式サイトが
ページの説明として
設定している文も、
「白いスタジオに置かれた、
一本のマイク。」から始まり、
「一発撮りのパフォーマンスをすること。」
で結ばれています。

 

最初の動画の説明欄には、
いまより少し長い
はじめの頃の文章が
残っていました。

 

「一発限りのパフォーマンスをすること。
それ以外は、何をしてもいい。」

 

一度きりという決まりだけ置いて、
あとは出演する側に任せる。
そんな考え方が
最初からあったようですね。

 

説明欄には英語で
「IT ONLY
HAPPENS ONCE.」、
日本語で
「この瞬間は、二度とない。」
という言葉も並んでいます。

 

本編の多くの回の説明欄には
通し番号が振られていて、
2026年10月21日に公開された
忘れらんねえよの回は
「第718回」でした。

 

出演した側の会社の発表でも、
同じ「第718回」と
紹介されています。

2019年11月15日の初回

いま公開されている動画で
いちばん古いのは、
2019年11月15日の22時に
公開されたこの回です。

 

 

説明欄には
「記念すべき初回は、
adieu(上白石萌歌)が登場!」
とあり、
「ナラタージュ」を
披露しています。

 

5本目は、
12月6日のLiSAさん
「紅蓮華」。

 

こちらは2026年10月23日の
時点で約1億4,962万回
再生されていました。
始まって1か月たたない頃の回が、
いまではチャンネルで
3番目に多く見られている
ことになりますね。

いちばん見られている回

当サイトが公開中の
1,933本の再生回数を
並べてみると、
2026年10月23日の時点で
いちばん多いのは
2020年3月20日の回でした。

 

 

DISH//の北村匠海さんが
「猫」を披露した回で、
2026年10月23日の時点で
約2億3,814万回再生。
説明欄によると
「第32回」の出演でした。

 

同じ時点で、再生が
1億回を超えている回は
6本ありました。
2位はYOASOBIの
「夜に駆ける」、
3位がLiSAさんの「紅蓮華」、
4位は優里さんの
「ドライフラワー」です。

 

6本目は
2024年3月8日の
Creepy Nutsの
「Bling‐Bang‐
Bang‐Born」。

 

上位の多くが2019年から
2021年の回のなかで、
新しい回も
入ってきているんですね。

自宅やプライベートスタジオからの「THE HOME TAKE」

2位の「夜に駆ける」は、
実はふだんの回とは
別の名前で出ています。

 

 

題名の最後は
「THE HOME TAKE」。
説明欄では
「アーティストの自宅や
プライベートスタジオから、
一発撮りで届ける
YouTubeコンテンツ。」
と紹介されています。

 

白いスタジオではなく、
アーティストの自宅や
プライベートスタジオから
届ける形だったんですね。
説明欄には
「いま、こんなときだからこそ、
音楽を届けたい。」
という言葉もありました。

 

この名前の回は
2020年5月1日のmiwaさんが
第1回で、7月31日までに
16本が公開されています。

 

YOASOBIの回は
5月15日の第3回で、
2026年10月23日の時点で
約1億5,734万回再生でした。
場所がスタジオの外に移っても、
一発撮りという決まりは
そのまま残していたわけですね。

フェス、オーディション、有観客ライブ

スタジオの外に
広がる企画も続きました。

 

2020年9月からは
「THE FIRST TAKE FES」
が始まり、
2021年8月のvol.3まで
公開されています。

 

FESの回は、1曲ではなく
2曲を続けて披露する
長めの動画が
多くなっています。

 

2020年11月からは、
「THE FIRST TAKE
STAGE」

という一発撮りの
オーディションも開かれました。

 

レコード会社などと
契約の無い人が対象で、
選考の途中の歌唱動画も
チャンネルで公開する
という決まりでした。

 

公式ページに載っている
グランプリへのコメントの
1つには、
「THE FIRST TAKEでは
「純粋でシンプル/
少ない要素で本質を際立てる」
ということを大事にしてきました。」
という言葉も残っています。

 

2022年には、
「INSIDE THE
FIRST TAKE」として
初めての有観客ライブも
開かれ、その年の7月から
YouTubeで公開されました。

 

チャンネルが公式リンクに挙げる
メディア
「THE FIRST TIMES」の記事
(2021年11月15日)は、
2周年を迎えたチャンネルについて
「日本の音楽ジャンルで最速で
チャンネル登録者数が
500万人を達成」と書いていました。

 

披露された演奏を
音源にした35曲を
配信するという知らせも
同じ記事に載っています。

本数ではショート動画が半分を超えた

最近のTHE FIRST TAKEで
目立つのが、
ショート動画です。

 

YouTubeの分類で数えると、
2026年10月23日の時点で
公開中の1,933本のうち
ショート動画は997本、
通常の動画は936本。
本数ではショートのほうが
多くなっているんですね。

 

3分以下の動画は
2021年までは年に10本未満でしたが、
2024年に296本、
2025年に319本、
2026年も10月22日までに
230本公開されています。

 

たとえば忘れらんねえよの回も、
10月21日の本編と同じ題名で、
1分に満たない短い動画が
21日と22日に上がっていました。

 

当サイトが数えると、
2026年に公開された
3分を超える128本のうち、
96本で同じ題名の
3分以下の動画も出ていました。
本編に短い動画を添えるのが、
いまのやり方になっているようです。

 

本編の公開時刻も
ほとんどそろっていて、
3分を超える899本のうち
880本が夜の22時台でした。

 

曜日では
金曜と水曜が多く、
その多くが
プレミア公開の形です。
決まった夜の時間に
新しい回が届く形に
なっているんですね。

HIGHLIGHTとフェスの生配信

2025年10月21日には、
新しいシリーズ
「HIGHLIGHT」が始まりました。

 

最初の回の説明欄では
「一発撮りで多様な才能の
“個の輝き”を鮮明に切り取る
新シリーズ。」と紹介され、
BE:FIRSTのSOTAさんが
フリースタイルでダンスを
披露しています。

 

2026年3月の
ソニー・ミュージック
レーベルズの
発表でも、
HANAのKOHARUさんの回を
「「THE FIRST TAKE」
新企画の「HIGHLIGHT」」と
紹介していました。

 

その後の回では、
ビートボクサーの
SO-SOさんの
ループステーションや、
Amber'sの福島拓人さんの
ギターも登場しています。

 

歌だけでなく、
ダンスや楽器にも一発撮りを
広げた形と言えそうです。

 

もう1つの動きが、
フェスの生配信です。

 

ソニーネットワーク
コミュニケーションズの
2026年3月の発表は、
CENTRALを
「横浜で開催される
都市型音楽フェス」
と紹介しています。

 

この発表によると、
2025年には
「チャンネル史上初となる
音楽フェスの生配信」として
「CENTRAL MUSIC &
ENTERTAINMENT
FESTIVAL 2025」を
世界に配信したそうです。
2026年4月3日から5日の回も、
THE FIRST TAKEと連携して
生配信すると
知らせていました。

 

当サイトが公開中の動画を
調べた範囲では、
生配信の形で残っている
動画は見当たりませんでした。

 

2026年は
「Live at CENTRAL26」
と題した
フェスの映像が、
6月30日から10月22日までに
27本公開されています。

ソニーストア限定のヘッドホン

2026年7月には、
グッズの話題もありました。

 

ソニーマーケティングの発表によると、
モニターヘッドホン
『MDR-CD900ST』と
「THE FIRST TAKE」の
コラボレーションモデルを、
ソニーストア限定で
販売するとのことでした。

 

発表には、
このヘッドホンが
「「THE FIRST TAKE」でも
出演アーティストが
使用しています。」
とも書かれています。

 

発表のとおりなら、
出演者が使っている
ヘッドホンとの
コラボレーションだった
ということですね。

 

同じ発表の紹介文では、
2026年7月13日の時点で
登録者が1,210万人、
「これまでに400組以上の
アーティストによる
800曲以上の
パフォーマンスが
公開されている。」
とされていました。

運営している会社は

THE FIRST TAKEを
どの会社が運営しているのか、
気になる人も多いかもしれません。

 

ただ、当サイトが確かめた範囲では、
公式サイトの表記は
「©THE F1RST TAKE」
だけで、
会社の名前は
見当たりませんでした。

 

チャンネルの説明欄にも、
運営する会社の記載は
ありませんでした。

 

ここまでに挙げた発表は、
どれも提携した会社や
出演した側の会社によるもので、
チャンネルを運営する会社を
示したものではありません。

 

そのため、どの会社が
運営しているのかは、
当サイトでは確かめられませんでした。

THE FIRST TAKEのこれまで

THE FIRST TAKEは、
白いスタジオと一本のマイク、
そして「一発撮り」という
一つのルールから
2019年に始まったチャンネルでした。

 

2020年には
自宅やプライベートスタジオから
届ける「THE HOME TAKE」、
その後もフェスや
オーディション、
有観客ライブと、
形を変えながら
一発撮りを続けています。

 

2025年からは
ダンスや楽器の「HIGHLIGHT」や、
フェスの生配信も
加わりました。

 

それでも説明欄の
ルールの言葉は、
最初の回から
ほとんど変わっていません。
看板を変えずに
中身を広げてきた
チャンネルだと言えそうです。

 

VTuberの
星街すいせいさんの記事でも、
THE FIRST TAKEへの出演に
触れています。
あわせてご覧ください。

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