
「文房具や本、食品、雑貨、
オフィス機器など、
扱うテーマはなんでもアリ。」
YouTubeの
「有隣堂しか知らない世界」は、
公式ページでこう紹介されています。
運営しているのは、
横浜に本社を置く書店の
株式会社有隣堂です。
番組のMCは、
R.B.ブッコローという
ミミズクのキャラクター。
そこに有隣堂の社員が出てきて、
自分の好きな文房具や本の話を
熱く語るチャンネルです。
今回は、有隣堂の公式ページと
企業や出版社の発表、
そしてYouTubeの
公式データをもとに、
このチャンネルを
見ていきます。
有隣堂しか知らない世界について
チャンネル名:有隣堂しか知らない世界
略称:ゆうせか
運営:株式会社有隣堂
MC:R.B.ブッコロー(ミミズク)
開設日:2020年6月30日(公式ページの表記)
登録者:約60万人
総再生回数:約2億9,687万回
測定日:2026年10月23日
略称と開設日は、
有隣堂の公式ページに
載っている内容です。
同じページによると、
視聴者のことは
「ゆーりんちー」と呼ぶそうです。
登録者と総再生回数は、
2026年10月23日に
当サイトがYouTubeの
公式のデータから測った値です。
有隣堂の会社概要を見ると、
創業は1909年(明治42年)
12月13日。
本社は横浜市中区の
伊勢佐木町にあります。
100年以上続く書店が、
YouTubeの番組を
持っていることになりますね。
社長の「YouTubeをやるぞ」から始まった
チャンネルの始まりについては、
有隣堂が2026年5月の
発表の中で触れています。
担当者のコメントによると、
「このYouTubeプロジェクトは
2019年末、現社長・松信の
「YouTubeをやるぞ」という
一言から始まりました。」
とのことです。
続けて、
「書店業界の厳しい現状を前に、
「自らメディアを持ち、
直接お客様に声を届ける力を持つ」
という強い危機感からの
決断でした。」
とも書かれていました。
YouTubeのデータで見ると、
チャンネル自体が作られたのは
2020年2月18日です。
ただ、公式ページの年表は
2020年6月30日を
スタートの日としていて、
「路線変更して
現在の番組スタイルに」
と添えています。
その6月30日に公開されたのが、
「キムワイプの世界」。
いま公開されている動画で
いちばん古いのも、
この回でした。
題名の最後には
「~有隣堂しか知らない世界001~」と
番号が付いています。
この番号は回を追うごとに増え、
2026年10月20日の
「恐い日常の世界」で
450回目になっていました。
翌週の7月7日には
002の「ガラスペンの世界」、
7月21日には
「弊社No.1バイヤーが選ぶ
新作文房具の世界」が続きます。
始まってすぐのころから、
文房具の回が
並んでいたんですね。
MCのR.B.ブッコローと出演する社員
有隣堂の
キャラクター紹介のページでは、
ブッコローを
「番組MCをつとめるミミズク。
カラフルな羽角が
チャームポイントです。」
と紹介しています。
名前の由来も書かれていて、
「R.B」は「リアル・ブック」の略。
「ブッコロー」は
「Book(本)+Owl(ミミズク)」を
縮めた名前だそうです。
設定のプロフィールには
「体長 60㎝ 体重 2㎏」、
性格は
「正直者で好奇心旺盛、
よくしゃべる。」とあります。
好きなものは競馬で、
「最近、インク沼に
ハマりつつある。」とのことです。
同じページには、
出演回数が3回以上の
社員も並んでいます。
2025年6月初旬の内容と
断り書きがあり、
12人の名前がありました。
たとえば
文房具バイヤーの
岡﨑弘子さんには、
「文房具王になり損ねた女」
というキャッチコピーが
付いています。
ほかにも、
「年間3万冊を吟味する男」や
「業界一雑誌の紐を縛るのが
早い男」など、
肩書きだけでも気になる人が
多いですね。
公式ページは
このチャンネルの見どころを、
「出演者の熱量高めの偏愛ぶりと、
MCをつとめるR.B.ブッコローの
素直な視点」と書いています。
好きなものを語る社員に、
ブッコローが正直に
返していく形のようです。
毎週火曜の動画と、第2・第4木曜の生配信
説明欄には
「毎週火曜12時頃に更新!
第2第4木曜18時30分からは
YouTubeライブも実施します!」
とあります。
当サイトが
2026年に公開された動画を
数えると、
3分を超える動画で
生配信でないものは44本。
そのうち42本が
火曜日の12時台でした。
説明欄の言葉どおりの
ペースですね。
生配信は、
2026年に入ってから
10月8日までに19本。
そのうち16本が木曜日で、
14本は18時30分から
18時35分の間に始まっていました。
公式ページの年表によると、
初めての生配信は
2022年8月12日。
その配信で、
略称の「ゆうせか」と
視聴者の呼び名の
「ゆーりんちー」が
決まったそうです。
2024年9月28日から29日には、
誠品生活日本橋の店内から
24時間続けて
生配信をしたことも
年表に載っていました。
いちばん見られているのはショート動画
いま公開されている動画で見ると、
2024年までは
すべて3分を超える長さでした。
3分以下の短い動画が
初めて出てくるのは、
2025年3月19日です。
それから動画の数が
一気に増えていきます。
2024年に公開された動画は81本、
2025年は365本でした。
4月からは、ほぼ毎日のように
短い動画が並んでいます。
2026年10月23日に数えると、
3分以下の動画が584本、
それより長い動画が449本。
いまは短い動画のほうが
多いチャンネルです。
再生回数のいちばん上も、
短い動画でした。
2025年10月1日の
「浅草のお土産屋で発見!
変形武器3種」で、
約1,950万回再生されています。
2位の約468万回と比べても、
4倍以上の差があります。
書店のチャンネルで
いちばん見られているのが
お土産の武器、というのも
面白いところですね。
長い動画で
いちばん再生されているのは、
2021年10月5日の
「職業作家の1日ルーティン」。
2026年10月23日の時点で
約210万回でした。
生配信の即売会で、手帳5,000冊が販売開始から43分で完売
このチャンネルの生配信には、
商品をその場で売る
「即売会」の回があります。
公式ページの年表には、
2023年10月12日に
ブッコローが監修したペン
「ゼブッコロー」を
生配信で販売し、
「わずか10分という
予想外のスピードで完売」
したとあります。
出版社のポプラ社は
2026年6月10日の発表で、
新書『「振り仮名」があれば、
学力は上がるのか』を
このチャンネルで販売したと
知らせています。
発表によると、
6月9日の生配信で
「配信開始37分で
限定5,000冊が完売」。
最大同時接続数は
「1.2万人超え」だったそうです。
2026年の秋には、
手帳の回もありました。
文房具バイヤーの
引田幸子さんが出演した
9月29日の
「手帳の世界」は、
2026年に公開された
長い動画のなかで
いちばん見られています。
有隣堂の
2026年10月9日の発表によると、
10月8日の生配信で
「高橋書店」「NOLTY」と組んだ
「R.B.ブッコロー手帳」
2種類を販売。
各2,500冊、計5,000冊が
販売開始から43分で
完売したとのことです。
最大同時接続数は
9,328人だったと
書かれていました。
動画で商品を紹介して、
生配信で売る。
本屋さんらしい
YouTubeの使い方と
言えるかもしれません。
電流協アワード2026で特別賞
有隣堂は
2026年5月29日の発表で、
このチャンネルが
「電流協アワード2026」の
特別賞を受けたと
知らせています。
主催は、
一般社団法人電子出版制作・流通協議会。
授賞式は
2026年5月28日でした。
選考の理由には、
ブッコローを軸にした
グッズ展開や
店舗と連動した取り組みで、
「視聴者の来店や体験参加といった
行動につなげてきました」
と書かれています。
同じ発表には、
登録者の歩みも載っていました。
2021年10月に10万人、
2022年12月に20万人、
2024年8月に30万人、
2025年8月に40万人。
そして2026年2月21日に
50万人に届いたそうです。
チャンネルにも
2026年2月21日の
「【緊急生配信】生配信中に
登録者50万人突破できるか」が
残っています。
節目の瞬間を
生配信で一緒に
迎えたのかもしれませんね。
公式ページの年表によると、
このチャンネルからは
本も3冊出ています。
2023年2月の
『老舗書店「有隣堂」が作る
企業YouTubeの世界』、
2024年6月の
岡﨑弘子さんの本、
2025年6月の
プロデューサーの
ハヤシユタカさんの本です。
最後に
「有隣堂しか知らない世界」は、
1909年創業の書店、
有隣堂の公式の
YouTubeチャンネルのひとつです。
2020年6月30日の
「キムワイプの世界」から、
MCのR.B.ブッコローと
社員の掛け合いで
回を重ねてきました。
2026年10月23日の時点で、
登録者は約60万人です。
毎週火曜の動画に、
月2回の木曜の生配信、
2025年からは
短い動画も加わりました。
チャンネルをのぞくなら、
最初の「キムワイプの世界」から
見てみるのも
いいかもしれませんね。
文房具の話が好きな人は、
当サイトで紹介している
文房具YouTuberのしーさーさんや、
本のチャンネル
「三宅書店」も
あわせてどうぞ。




















