
東京の街や日本の仕事を
英語で紹介するチャンネルは
たくさんあります。
今回取り上げるのは、
登録者が373万人いる
Paolo fromTOKYO
(パオロ・フロム・トーキョー)です。
日本の会社員や配達員、
ラーメン屋さんの
1日にまるごと付いて回る
動画で知られています。
どんな人が、どうやって
いまの形にたどり着いたのか。
公式サイトとチャンネルの
動画565本を確かめながら
順番に見ていきます。
数字は2026年10月28日に
当サイトがYouTubeの
APIで測った値です。
まずはチャンネルの基本情報から
チャンネルを開いたのは
2016年10月23日。
2026年10月28日の時点で
登録者は373万人、
総再生回数は
7億2233万回ほどでした。
アップロードの一覧には
566件が並んでいましたが、
うち1件は2018年に
作られたまま
まだ配信されていない
ライブ配信の枠でした。
これを除いた公開動画は
565本で、チャンネルの
表示と同じ数です。
チャンネルの概要欄では、
「僕はPaolo。
東京から来ていて、
ここに長く住んでいる」
と名乗っています。
続けて、東京の
旅のガイドとして、
東京や日本各地、
旅先でできることを
見せていく、とも
書いていました。
さらに「テックも好きなので、
ドローンや見つけた
面白いおもちゃの動画も
少しある」とのこと。
このテック好きは、
あとで出てくる
最初の動画にも表れていますね。
本名や年齢、何人なのかは?
ご本人が運営する
Tokyo Zebraの紹介ページ
を読んでみました。
英語で書かれたページです。
このページの題名には、
「Paolo de Guzman」
(パオロ・デ・グスマン)
というフルネームが
入っていました。
ただ、これが本名だと
はっきり書いた箇所は
見つけられていません。
公式サイトでは
この名前を使っている、
というところまでですね。
同じページの本文には、
Paoloさんは
フィリピン系アメリカ人で、
カリフォルニアと
ワシントンの出身、
と書かれています。
東京へ移ったのは
「20年以上前」で、
そのまま東京を
好きになったのだそうです
(2026年10月28日に
確認した紹介文です)。
トップページでも、
人生の半分を東京で
暮らしているアメリカ人、
と紹介していました。
一方、年齢や生年月日は、
公式サイトにも
チャンネルの概要欄にも
載っていませんでした。
少し肩透かしかも
しれませんが、
ここからは中身のほうを
見ていきますね。
金融の仕事から映像の世界へ
紹介ページによると、
Paoloさんは東京で
金融業界のプロジェクト
マネージャーをしていて、
ソフトウェア開発会社の
オーナーでもあったそうです。
そこから映像を撮る人、
そしてPaolo fromTOKYOの
制作者に転じた、
と書かれています。
好きなものは
東京とテック、
それにDIYなのだとか。
いちばん古い動画は、
2016年10月23日の
「Riding my Leiftech
in Tokyo Japan」です。
電動のボードで
東京を走る内容でした。
その概要欄には
「東京で好きなことを
している僕の最初の
Vlog」とあります。
続く10月の動画にも、
マイクやスマホ用の
スタビライザーの
開封レビューが並んでいます。
最初は旅のガイドより、
テックの趣味から
始まったチャンネル
だったようです。
再生の上位を占める「Day in the Life」
いまの代表作が
始まったのは、
2019年のことでした。
2019年4月6日に公開した
「Day in the Life of
a Typical Japanese
Office Worker
in Tokyo」は、
東京の会社で働く女性の1日を
自宅から電車での通勤、
大手町のオフィスまで
追いかけた回です。
この回は2026年10月28日の
時点で1763万回ほど
見られていました。
ここから
「Day in the Life」の
シリーズが続いていきます。
題名にこの言葉が入った
動画は全部で56本。
再生の多い順に
10本を並べると、
そのうち9本が
このシリーズでした。
大手運送会社の配達員、
ゲームのプログラマー、
精肉店の店主、
ラーメン職人、漫画家と、
付いて回る仕事は
本当にさまざまです。
配達員の回は2068万回、
ゲームプログラマーの回は
1754万回ほどでした。
観光地ではなく、
日本で働く人の普段の1日が
これほど見られているのは
面白いところですね。
シリーズは今も続いていて、
2026年5月2日の
ごみ収集の仕事の回は、
2026年に公開された動画の
なかでいちばん多い
307万回ほどでした。
いちばん見られたのは「日本ではOK、海外では違法」
ただ、チャンネル全体で
再生がいちばん多いのは、
このシリーズでは
ありません。
2022年4月2日の
「Things Okay in
Japan but Illegal
Around the World」で、
2452万回ほどでした。
概要欄によると、
日本で知らずに
捕まりかねない決まりを
紹介する動画は
前にも作っていたそうです。
そこで今回は逆に、
日本では合法でも
世界のほかの場所では
違法かもしれないことを
集めてみた、
という趣旨でした。
長く住んでいる人ならではの
目線と言えそうです。
店の裏側に入る「Behind the Counter」
もう一つの柱が、
飲食店のカウンターの
内側に入る
「Behind the Counter」
のシリーズです。
最初の回は
2021年8月14日の
メンチカツのお店でした。
題名にこの言葉が入った
動画は49本あります。
いちばん見られたのは
2023年1月21日の
お弁当屋さんの回で、
410万回ほどです。
最新は2026年10月17日の
「Behind the Counter
at the ONLY Tokyo
Yatai Ramen Cart
Shibuya」でした。
概要欄によると、
渋谷の路地に残る
昔ながらの屋台の
ラーメン店に入った回です。
屋台は江戸時代に
さかのぼるとも
書かれていました。
2026年10月28日の時点で
110万回を超えています。
2025年11月からは、
保育園や豆腐の引き売りに
1日付き添う
「What a Day …
is like」という
題名の回も
4本出ていました。
2人で作ってきたチャンネルと「Tokyo Zebra」
紹介ページでは、
Maiko(マイコ)さんを
Paolo fromTOKYOの
編集・監督として
紹介しています。
スタッフ募集のページ
には、Maikoさんと2人で
何年も動画を作ってきて、
最初からずっと
2人だけでやってきた、
と書かれていました。
そのうえで、東京に住み、
英語と日本語の両方が
仕事で使えるレベルの
編集者や撮影者を
探しているそうです。
ただ、ページに日付が
無いので、いまも
募集中かどうかは
分かりませんでした。
なお、公式サイトと
同じ名前の「Tokyo Zebra」
というチャンネルも
別にあります。
公式のリンク集は
メインと家族のチャンネルを
分けて載せていました。
こちらは2019年8月1日に
開設されていて、
2026年10月28日の時点で
登録者20.4万人、
動画は75本です。
この記事の数字は、
すべてメインの
Paolo fromTOKYOだけです。
投稿のペースは?最多は2024年の83本
最後に、565本の公開日を
年ごとに数えてみました。
始めた2016年は
10月から年末までで17本、
翌2017年は77本でした。
その後は2018年から
2022年まで、年に
43〜62本のあいだで
推移しています。
2023年は62本、
そして2024年は83本と、
これまでで一番多い年に
なっていました。
2025年は45本です。
2026年は、10月28日までに
27本が公開されています。
年はまだ途中なので、
最終的な本数は
まだ分かりません。
直近の公開は
2026年10月17日でした。
テックの趣味から始まり、
日本で働く人の1日、
そして店の裏側へと
題材を広げてきたチャンネルが、
次にどんな仕事場に入るのか
気になるところですね。




















