
掃除の動画を
毎日20時に投稿して
いる方をご存知
でしょうか。
「茂木流掃除講座
【茂木和哉】」の
茂木和哉さんです。
チャンネル名にも
入っているとおり、
茂木和哉というのは
本名です。
そして同時に、
本人が開発した洗剤の
商品名でもあります。
今回は茂木和哉さんの
プロフィールや経歴、
YouTube Data APIで
測り直した実測値まで
をまとめました。
茂木和哉のプロフィール!出身や生まれた年、肩書きは?
活動名:茂木和哉
(もてぎ かずや)
本名:同じく茂木和哉
生まれ:1975年・秋田県
肩書き:汚れ落とし
研究家/洗剤エキスパート
チャンネル:茂木流
掃除講座【茂木和哉】
本名かどうかで
迷わずに済む方は、
実はそう多くは
ないでしょう。
この方の場合は、
国立国会図書館の
著者標目が
「茂木, 和哉, 1975-」
になっていました。
日本商工会議所が
2016年に載せた会社
データにも「代表者:
茂木和哉 代表取締役
社長」とあります。
公的機関と公的団体の
両方が、この名前を
そのまま記録している
わけですね。
生まれ年は1975年、
出身は秋田県です。
チャンネルの概要欄も
「1975年秋田県生まれ」
と書いています。
ただし誕生日の月日は
公表されていません。
ですので執筆時点
(2026年8月)で
50歳なのか51歳なのかは
決められませんでした。
本記事は年齢を
断定せず、生まれ年の
ままにしておきますね。
農業短期大学で取った資格が、洗剤づくりの入口だった
経歴でいちばん意外
なのは、出発点が
掃除でも洗剤でも
なかった点でしょう。
日本商工会議所が
発行する月刊「石垣」
2016年12月号に、
本人インタビューが
載っています。
そこにはこう
書かれていました。
「地元の農業短期大学
在学中に毒劇物取扱
責任者の資格を取り、
化学工業薬品を扱う
会社に就職した。」
農業の短大から
化学薬品の会社へ、
という順序ですね。
なお学校名までは
名指しされていない
ので、本記事でも
書きません。
チャンネル概要欄の
年表では、この資格を
「19歳」で取ったこと
になっています。
薬品の知識が
身についていくうちに、
気持ちが変わって
いったようです。
「自分にもつくれないか」
と思うようになり、
営業先の温泉施設が
鏡の水垢に苦慮して
いることに目を付けた。
これも同じ記事の
一文です。
温泉施設の清掃を副業に。資金と処方を5年ためた
起業のくだりは、
けっこう生々しい
ですね。
同じ記事によると、
起業したものの資金が
乏しく、開発費用が
捻出できなかった。
そこで副業として、
温泉施設の清掃を
始めたそうです。
「汚れが特殊である
ほど割がいい上に、
現場で自分のつくった
洗剤の効果を確かめる
ことができる」
これを5年ほど続けて、
資金と配合処方の
両方がたまったころに
オーダーメードの洗剤へ
乗り出した、と続きます。
清掃の現場が、
そのまま実験室にも
なっていたわけですね。
本人の年表にも
「32歳 浴場清掃の
現場経験をさらに積む」
という行があります。
ちなみに秋田県には
温泉が多く、泉質が
違えば水垢の成分も
違うそうです。
「成分がぴったり合うと、
水垢がシュワシュワっと
消えていくのを見て、
すっかりはまって
しまいました」
温泉施設ごとに
処方を変えていた
という話ですから、
かなり細かい仕事
なのでしょうね。
売れなかった洗剤が、名前を変えただけで半月で完売
ここが、この方の
経歴でいちばん
面白いところ
ではないでしょうか。
満を持して世に出した
自信作「ハイブリッド
クレンザー」は、
まったく売れません
でした。
理由も書かれて
います。鏡に付いた
汚れが水垢だと
分からない人が
意外に多かった、と。
そこで本人はブログを
始め、自らを「洗剤
エキスパート」と
名乗って解説を
書き始めます。
読者の多くは
清掃関係の方だった
そうです。
その中に、東急ハンズで
実演販売をしている
プロの方がいました。
「商品を気に入ったので
会いたい」と言われて
会いに行き、そこで
受けた提案が
これでした。
容量を250mlから
200mlに、価格を
2500円(税別・当時)
から1886円に。
そして商品名を
「茂木和哉」に変える
こと——これが
その提案でした。
つまり自分の名前を
商品名にしたのは、
本人の発案では
ないんですね。
概要欄の「自分の名前を
つけた『茂木和哉』を
開発し大ヒット」だけを
読むと、そこまでは
分かりません。
結果はどうだったか。
平成25年12月に
リニューアル発売した
ところ、半年の販売目標
2000本が半月で
完売しています。
中身は同じで、
名前と容量と価格を
変えただけ。
2016年12月の記事の
時点で、累計販売数は
100万本を突破したと
書かれていました。
「きれい研究所」とLEC株式会社 — 確認できたことだけ書きます
会社まわりは、
はっきりしている
ことと、そうでない
ことが混ざっていますね。
はっきりしているのは
2016年12月時点の話
です。
月刊「石垣」の
会社データ欄に、
社名「きれい研究所
株式会社」、設立
平成19年とあります。
代表者の欄は
「茂木和哉 代表取締役
社長」でした。
ただし、これは
2016年12月号に
掲載された記事です。
現在も同社の代表を
務めているかどうかは、
確認できていません。
ですので本記事は
「2016年の時点で
社長として取材に
答えている」という
書き方にとどめます。
もう1つ、LEC株式会社
の公式サイトに
「茂木和哉」ブランドの
ページがあります。
洗剤エキスパート「茂木和哉」
という題のページで、
製品が16点
並んでいました。
ただ、このページには
本人と同社の関係が
書かれていません。
製造の委託なのか、
ブランドの譲渡なのか、
販売の提携なのか。
そこは読み取れません
でした。
分かるのは、LEC株式会社
が「茂木和哉」ブランドの
公式ページを持ち、
16点の製品を並べて
いるという事実だけです。
当サイトが根拠に
するのも、その範囲
だけにしておきますね。
登録者49.9万人・動画3,122本を実測しました
YouTube Data APIで
測り直しました
(2026年8月23日
7時47分時点)。
登録者数は
49.9万人
(499,000人)でした。
動画本数は
3,122本、
総再生回数は
約1億5100万回
(151,019,021回)です。
50万人まであと
1,000人ほど、という
ところですね。
チャンネルの作成日は
2015年7月24日
15時24分(日本時間)
でした。
ただ、ここは
注意が要りますね。
最初の投稿は
2016年10月12日で、
作成日から445日、
1年3か月ほど
あいているのです。
ですので「2015年から
YouTubeをやっている」
とは書けません。
チャンネルを作った
ことと、動画を出し
始めたことは、別の
出来事なんですね。
その最初の1本は
「【公式】水垢洗剤
「 茂木和哉」でお風呂の
鏡のウロコ汚れ(水アカ)
を徹底的に落とします!」
商品名がそのまま
題名に入っています。
直近の投稿は
2026年8月22日20時で、
実測の時点から
0日前になります。
3,122本を年別に数え直すと、536日の空白が出てきます
年別の本数を
日本時間で
出してみました。
・2016年 3本
・2017年 0本
・2018年 72本
・2019年 340本
・2020年 305本
・2021年 312本
・2022年 314本
・2023年 374本
・2024年 636本
・2025年 517本
・2026年 249本
(8月22日まで)
目に付くのは
2017年でしょう。
まるまる1年、公開
投稿が1本もありません。
実際に途切れていたのは
2016年12月15日から
2018年6月4日までの
536日間でした。
3,122本という数字
だけを見ると順風満帆
に見えますが、
1年半の空白がある
わけですね。
本人の年表も
「44歳 YouTube本格始動」
と書いていて、
1975年生まれから
数えると2019年前後。
実測でも2019年に
340本へ跳ねていますから、
本格始動という言葉は
そのとおりなの
でしょうね。
2026年は8月22日まで
で249本。月に25〜45本
のペースが今も
続いています。
基本は毎日20時
(日本時間)の投稿で、
日によって12時にも
追加されているようです。
いちばん見られている動画は、自社商品ではありません
3,122本すべての
再生回数を取って、
並べ替えてみました。
1位は2022年10月15日
公開のお風呂の床掃除
の動画で、約592万回
です。
2位は2022年3月26日
公開のトイレ掃除の
動画で、約580万回
でした。
3位は2023年11月18日
公開のお風呂掃除で、
約391万回です。
ここで面白いのは
中身のほうですね。
上位12本のうち8本が、
自社商品ではなく市販の
他社製品を扱った
掃除の動画でした。
逆に、本人の商品名
(「茂木和哉」「なまはげ」
「橙の雫」)が題名に
入った動画は、上位12本
に1本もありません。
自分の名前の洗剤を
持っている方が、
他社の市販品を扱う
動画で伸びている。
なかなか珍しい
構成では
ないでしょうか。
なお、掃除の手順
そのものは本記事では
紹介しません。
チャンネルの概要欄に、
本人がこう書いて
いるためです。
「※投稿内で紹介する
掃除法の一部は、製品
本来の使い方ではない
場合があります。実践の
際は自己責任でお願いします。」
この但し書きは
本人が自分で
書いたものです。
当サイトが手順を
書き写すと、その
但し書きの外に出て
しまいますからね。
著書2冊と、九州に偏ったテレビ出演歴
著書は2冊です。
どちらも国立国会
図書館の書誌で
確認できました。
1冊目は2017年10月、
主婦と生活社の
「落ちない汚れを
ラクに落とす掃除術」。
副題は「秋田の温泉
生まれの洗剤職人
茂木和哉」と
なっていました。
2冊目は
「汚れ落とし研究家
茂木和哉のラクラク
掃除術」です。
出版社はマイナビ出版
で、
公式ページ
の発売日は
2022年9月9日でした。
そのページの内容紹介
には「汚れ落とし歴
27年!」とあります。
一方でLEC株式会社の
ブランドページは
「汚れ落とし一筋
24年。」です。
どちらも何年時点の
数え方なのかが
書かれていません。
ですので本記事は
「◯年」という形では
書かないことに
しました。
テレビ・ラジオの
出演歴は、公式サイトに
一覧があります。
NHK「あさイチ」や
テレビ東京「ワールド
ビジネスサテライト」
などが並んでいました。
ただしこれは本人
サイトの記載であって、
放送局側が出した
情報ではありません。
そのうえで面白いのが、
ローカル局の内訳
なんですね。
KBC九州朝日放送、
FBS福岡放送、RKB毎日放送、
TNCテレビ西日本など、
九州の局が9つ
並んでいます。
秋田県で活動している
方なのに、九州の局が
いちばん多いわけですね。
符合しそうな材料が
1つだけあります。
2019年10月23日、
嘉穂無線ホールディングス
株式会社がPR TIMESで
1件のリリースを
出しています。
「ホームセンター
グッデイ西福岡店」での
お掃除相談会の告知で、
福岡での開催でした。
九州に地盤があるのは、
このあたりの縁なのかも
しれませんね。
当サイトが「掃除」を書くのは、この記事が最初です
正直に書きます。
当サイトはこれまで、
暮らしまわりの
YouTuberを何人も
取り上げてきました。
料理も、メイクも、
ファッションも、
すでに書いています。
ところが「掃除」
だけは、1本も
書いていませんでした。
題名を全件で
調べてみたところ、
「掃除」も「洗剤」も
「水垢」も0件です。
その最初の1本として
茂木和哉さんを選んだ
理由は、登録者数の
大きさではないんですね。
「YouTuberが商品を
出した」のではなく、
「商品が売れた人が
YouTuberになった」
という順序のほうです。
洗剤「茂木和哉」の
ヒットが2013年、
チャンネル開設が2015年、
初投稿が2016年10月。
この順番で来ている方は、
当サイトの既存記事にも
そう多くないのでは
ないでしょうか。
まとめ
今回は茂木和哉さんに
ついてまとめました。
・茂木和哉は活動名で
あり本名。1975年
秋田県生まれ
・肩書きは汚れ落とし
研究家、そして
洗剤エキスパート
・誕生日の月日は
公表されておらず、
年齢は断定して
いません
・農業短期大学の
在学中に毒劇物取扱
責任者を取り、
化学工業薬品の会社へ
・温泉施設の清掃を
副業に5年。資金と
配合処方をためた
・売れなかった洗剤が、
名前を「茂木和哉」に
変えて半月で完売
・登録者49.9万人、
動画3,122本、
総再生約1億5100万回
(2026年8月23日
の実測)
・チャンネル開設は
2015年7月だが、
初投稿は2016年10月。
445日あいている
・2016年12月から
2018年6月まで、
536日止まっていた
洗剤が売れた2013年から
毎日の投稿が定着する
までに、6年ほど
かかっている計算に
なります。
そのあいだに初の著書
が出て、テレビにも
出て、それから毎日の
投稿が始まったわけ
ですね。



















