精肉店へ向かう朝6時に、名前が決まった。100円娯楽(税抜)が「100円で楽しめること」を撮り続けるわけ
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「100円で
楽しめることを紹介する」

 

そんなアカウントの形を、
朝6時に精肉店へ
自転車で向かう途中で
思いついたそうです。
TikTok発のクリエイター、
100円娯楽(税抜)さんです。

 

2026年9月30日には、
YouTubeでも
登録者100万人に届いた
という動画を出しました。

 

飲食店を開く夢の途中で、
どうして「100円」の
動画にたどり着いたのか。
本人の言葉と、
チャンネルの数字から
見ていきますね。

100円娯楽(税抜)のプロフィール

活動名:100円娯楽(税抜)
所属:PPP STUDIO
前職:現場監督、カフェのアルバイトなど
YouTube:100円娯楽(税抜)
チャンネル開設:2023年7月22日
登録者:100万人
動画:2,513本
総再生:約21億4,600万回
測定日:2026年10月5日

 

登録者・動画・総再生は、
当サイトがYouTubeの
データから測った値です。
所属は、
PPP STUDIOの公式プロフィールに
載っていました。

 

本名や年齢は、
当サイトが確かめた
本人のチャンネル、
所属事務所の公式、
取材記事のどれにも
出てきませんでした。
確かめた範囲では
見つからなかった、
というところまでになります。

夢は「自分のお店」だった

2024年3月の
Real Soundのインタビューによると、
もともとは
インフラ系の会社で
現場監督をしていたそうです。

 

仕事は楽しかったものの、
もともと料理が好きで、
自分のお店を持ちたいと
思うようになったといいます。
会社を辞めて、
カフェでアルバイトを
始めたのだとか。

 

この頃には
「夢見がちTV」という
最初のYouTubeも開いています。
開業資金の足しにしたい
という思いが
いちばん強かったと
語っています。

 

ただ、TikTokで
1回だけバズったあとは
迷走してしまい、
本人いわく
「失敗に終わりました」。
いまでも思い出すと
恥ずかしくなる
黒歴史なのだそうですね。

コロナ禍と、精肉店の朝

カフェの仕事は
楽しかったそうですが、
コロナ禍に入ると
お店を開けない日が続き、
収入がほとんど
なくなってしまいます。

 

そこでスーパーの
レジ打ちに移ると、
飲食店の夢を聞いた店長が、
精肉店で包丁を握る
仕事を紹介してくれた。
料理に関われることが
本当に嬉しかったと
振り返っています。

 

暮らしが落ち着いたところで、
もう一度動画に
挑戦しようと決めました。
名前を考えるのには
2週間ほどかかったと
話しています。

 

決め手になったのが、
冒頭の朝6時の自転車でした。
お金に余裕がなかった頃、
ちょっとした
コンビニの買い物が
楽しかったことから
「100円で娯楽」に
たどり着いたようです。

 

同じ取材の2ページ目では、
名前を探していた2週間に
本屋で出会った1冊として、
田中泰延さんの
『読みたいことを、書けばいい。』
を挙げていました。

 

「読者はあなたに
興味を持っていない」
という一文に衝撃を受け、
自分の名前を
アカウント名にするのを
やめたといいます。
「100円」と「娯楽」の
2語の名前は、
そこから来ているんですね。

 

最初に手応えがあったのは、
アカウント開設の2か月後に出した
「100円で焼肉をやってみた」。
アジア食材店で
1個100円の豚のノド肉を
見つけたのがきっかけでした。

 

周りの部位がついていても、
精肉店で働いていたので
問題なく切り分けられた、
と話しています。
前の仕事が、
そのまま企画に
生きたわけですね。

 

2025年8月には、
始めた経緯を話す
21分の横動画も出しています。

 

 

この動画の概要欄には、
「100円娯楽はそんなに
大したこともしてないし、
大した人でもありません。」
と書かれていました。

 

同じ概要欄では、
みなさんの興味が
なくなる日までが
自分の寿命だ、とも。
ずいぶん控えめですが、
それがこの人の
持ち味なのかもしれません。

車中泊の旅と、TikTokでの受賞

Real Soundによると、
TikTokのフォロワーが
60万人になった
2022年10月に、
100万人になるまで
全国を車中泊で回る
という企画を立てました。

 

旅は1年以上続き、
11月の北海道では
−3℃の中で
車中泊をしたこともあった、
と語っています。
相当こたえたでしょうね。

 

2023年には
TikTokのアワードで
「Review Creator of the Year」
を受賞しています。
そして2024年3月の取材の時点で
TikTokは100万人に届き、
「ようやく家に帰れました」
と話していました。

 

動画づくりは
ナレーションの台本だけPCで、
撮影と編集はスマートフォン。
すべて1人で作っていると
いいます。

 

朝に前の日の動画を編集し、
撮影に出かけ、
帰って台本を書く。
終わるのは
18時から20時くらい
とのことでした。
ほかのクリエイターから
体を心配されるのも
うなずけますね。

 

所属のPPP STUDIOは、
「LINE VOOM Creator Contest
2023 Winter」で
特別賞を受けたことも
伝えています。

YouTubeは2023年7月から

いまのYouTubeチャンネルは、
2023年7月22日の開設です。
ちょうど車中泊の旅の
最中だった時期に
あたりそうです。

 

チャンネルの説明には今も、
TikTokで100万人を
達成したので
YouTubeでも頑張りたい、
と書かれています。

 

2026年10月5日に
全2,513本を数えると、
2023年が124本、
2024年が939本、
2025年が859本、
2026年は10月5日までで
591本でした。

 

2024年7月からは、
同じ題名のショートと
「【フル】」の付いた
長めの版を、
同じ日に出す形が
目立つようになりました。
「【フル】」で始まる題名は
793本あります。

 

チャンネルでいちばん
再生されているのは、
2025年10月の
「【フル】先着10人の
ペッパーランチを
リベンジしてみた」で、
2026年10月5日時点で
約2,030万回でした。

 

2位は2024年1月の
「100円で腹一杯ラーメンを
食べる方法。」で、
約1,480万回。
いかにも「100円娯楽」
らしい1本ですね。

 

 

YouTubeの登録者は
すんなり伸びたわけでも
なさそうです。
2024年12月には
「100万人達成を諦めます(去年)」
という題名の動画も
出していました。

 

そこから2026年1月に
「100万人達成しそう」、
4月に「残り10万人」、
7月に「残り5万人」と
題名で節目を刻み、
9月30日に達成の動画を
出しています。

 

イオンとラ・ムー、会いに行けるイベント

Real Soundの取材の最後に、
これからはリアルの
イベントを開いて
全国を回りたい、
と話していました。

 

その言葉どおり、
2024年8月には
「100円娯楽、遂に
イオンでイベントやります!」
という動画を出し、
その後も宮城や京都、岐阜の
イオンモールでの
握手会を動画で告知しています。

 

2025年2月には
「イオンから1日店長の
仕事が来ました」
という動画も出しました。

 

2026年5月4日には、
イオンモール大日で
「【一日ゼネラルマネージャー】
名刺お渡し会」が開かれると、
地域ニュースの
寝屋川つーしんが
伝えていました。

 

2026年は、スーパーの
ラ・ムーやディオを運営する
大黒天物産との仕事も
目立ちます。

 

大黒天物産の公式Xは、
コラボ商品の
「本気の100円シュークリーム」を
4月18日に発売し、
岡山の店舗で
来店イベントを開くと
発表していました。

 

その後も、
5月には大分の
ラ・ムー中津店、
7月には
ラ・ムー鳥取店での
イベントが告知されています。

 

10月4日には
「ラムーの内定式に
潜入してみた」を
公開しました。

 

 

100円という縛りの企画が、
100円の商品を並べる
お店との仕事に
つながっているのは、
なんだか自然な流れに
見えますね。

 

TikTokから伸びた
クリエイターとしては、
当サイトでは
ともきさんの記事もあります。

 

まとめ

お店を持つ夢から、
コロナ禍で精肉店へ。
その通勤の朝に、
100円娯楽(税抜)という
名前が生まれました。

 

TikTokの100万人は
車中泊の旅の終わりに、
YouTubeの100万人は
2026年9月30日の動画で
報告されています。

 

自分を「大した人でもありません」
と書きながら、
毎日の投稿と
全国のイベントを
続けている。
その腰の低さが、
見ている側には
心地いいのかもしれませんね。

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