「2曲までで終わりの予定だった」とikuraが語るYOASOBI。初音ミクの投稿から続くチャンネルと、ドームツアー「超惑星」
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「もともとプロジェクト自体も
2曲までで終わりの予定だったので」

 

YOASOBIの
ボーカル・ikuraさんが、
2025年の週刊文春の対談で
話していた言葉です。

 

それから1年半ほどたった
2026年10月24日、YOASOBIは
京セラドーム大阪で
国内とアジアの10都市を巡るツアー
「超惑星」を開幕させました。

 

YouTubeの公式チャンネルを
いちばん古い動画までさかのぼると、
出てくるのは
YOASOBIの曲ではありません。
初音ミクが歌う曲でした。

 

この記事では、2人の年齢や出身、
本名のこと、
チャンネルの始まり、
「夜に駆ける」と「アイドル」、
朝ドラ主題歌とツアーの予定を
順番にたどっていきます。

 

チャンネルの数字は、
2026年11月2日に
当サイトが測った値です。

YOASOBIのプロフィール!メンバーの年齢や出身、本名は?

YOASOBIは、
コンポーザーのAyaseさんと
ボーカルのikuraさんの2人組で、
公式は“小説を音楽にするユニット”と
名乗っています。

 

公式サイトのプロフィールによると、
Ayaseさんは
1994年4月4日生まれで
山口県の出身です。
ikuraさんは
2000年9月25日生まれで
東京都の出身です。

 

2026年11月2日の時点で、
Ayaseさんは32歳、
ikuraさんは26歳になります。

 

ikuraさんの本名は幾田りらさんです。
先ほどの対談で本人が
「ソロでは本名の『幾田りら』で
活動しています」と話しています。
シンガーソングライターとしての公式サイトも
この名前で開かれています。

 

一方のAyaseさんの本名は、
公式プロフィールには
書かれていませんでした。
少し肩透かしかもしれませんね。

チャンネルの始まりは初音ミクの曲?

公式チャンネルの数字から
見ていきましょう。
2026年11月2日の3時半の時点で、
登録者は747万人、
動画は約380本、
総再生回数は約71.5億回でした。

 

公開されている動画で最も古いのは、
2018年12月24日の
「先天性アサルトガール / 初音ミク」です。
公式プロフィールの
「2018年12月に
VOCALOID楽曲を投稿開始」
という一文と、ぴったり重なります。

このあとも2019年にかけて、
初音ミクの曲が並びます。
2019年4月30日の
「ラストリゾート」は
同じ時点で約2,630万回でした。

 

リアルサウンドの2026年7月の記事の
情報欄に載っていた
チャンネルのURLには
「Ayase0404」
という文字が入っています。

 

そのURLを開くと、
今のYOASOBIのチャンネルに
たどり着きました。
もとはAyaseさんが自分の曲を
上げていた場所を、
そのまま使い続けているのでしょうね。

 

初音ミク名義の投稿は、
結成後もときどき続いています。
2023年12月24日の
「キラキラキラ」もその1本です。

小説投稿サイトから始まった結成の経緯

2020年の現代ビジネスの記事に、
結成の経緯が詳しく出ています。
始まりは、ソニーミュージックが運営する
小説投稿サイト
「monogatary.com」の
コンテスト「モノコン2019」でした。
その大賞作を音楽にするために
作られたのがYOASOBIです。

 

サイトを立ち上げた屋代陽平さんは
ボーカロイドをずっと趣味で追っていて、
声をかけたい人のリストを
作っていたそうです。
「ラストリゾート」の投稿直後に
Ayaseさんへ声がかかりました。

 

ボーカルは、
アコースティック・セッションの
グループ「ぷらそにか」にいた
幾田さんが印象に残っていたと
屋代さんが振り返っています。
Ayaseさんが声を褒めたことも
大きかったそうです。

 

ユニット名が決まったのは
発表の少し前、
2019年9月中旬ごろでした。
決め手はAyaseさんが
響きを気に入っていたことだそうで、
ずいぶん感覚的な決まり方ですね。

 

Weverse Magazineは、
昼はそれぞれの仕事を持つ2人が
夜に集まる「夜遊び」の意味だと
紹介しています。

 

1曲目の「夜に駆ける」の原作は、
星野舞夜さんの「タナトスの誘惑」です。
MVは2019年11月16日に
公開されました。
屋代さんはMVの公開について
「僕らとしてはそこで終わりのつもり
だったんです」と語っています。
楽曲をリリースする計画が
最初からあったわけではないそうです。

 

大賞はもう1作あって、
そちらの曲も作る予定でした。
ただ、ユニットの先行きについては
発言が分かれています。

 

ikuraさんは2025年の対談で
「2曲までで終わりの予定」と
話しています。
一方の屋代さんは
2020年の現代ビジネスの記事で、
誰が歌うかも決まっていない
段階の話として
「3、4年かけて、じっくりやっていく
つもりで考えてました」と
話しています。
どちらが当時の実情に近いのかは、
読んだ資料からは決められませんでした。

 

配信が始まったのは
2019年12月15日で、
火がついたのは2020年に
入ってからです。
THE FIRST TAKEの一発撮りも
大きな話題になりました。

 

公式の発表では、この曲は
2026年9月28日付の
オリコン週間ストリーミングランキングで
累積11億回を超えています。

「アイドル」はボカロで出す案もあった?

TVアニメ『【推しの子】』の
オープニング主題歌「アイドル」は、
チャンネルで最も再生されている曲です。
MVは2026年11月2日の時点で
約6億9,799万回でした。
2位は「怪物」の約4億8,052万回、
3位は「夜に駆ける」で
約2億8,655万回です。

 

2023年5月のBillboard JAPANの取材で、
Ayaseさんはこの曲の始まりを
話しています。
約1年半前に『【推しの子】』を
たまたま見つけて一気に読み、
そのまま曲を書いたそうです。

 

「YOASOBIとして発表する
予定もなかったので、
ボカロとかで出そうかなと」
考えていたといいます。

 

それが結果的に「アイドル」になりました。
発表では、原作者の赤坂アカさんの
書き下ろし小説『45510』をもとに
制作された曲とされています。

 

Billboard JAPANの発表に
よると、2023年11月の時点で
JAPAN Hot 100は
史上最多の21週連続首位で、
2023年6月10日付の米ビルボード
“Global Excl. U.S.”では
日本語の曲として初の首位に立ちました。

 

同じ年の年間チャートの取材で
Ayaseさんは、2年続けて2位だった
悔しさをこう話しています。
「敗北感みたいなものは
すごく味わったし」。

 

そして6冠を受けて、
「ようやく僕の止まった歯車が
動き出しそうです」と続けました。
ほっとした気持ちが大きかったのかも
しれませんね。

 

YOASOBIの曲は、歌ってみたでも
よく見かけます。
当サイトの記事でも、
えるさんの「祝福」や
葉加瀬冬雪さんの「群青」のように、
VTuberの方の動画の中に
登場しています。

朝ドラ主題歌「咲き誇れ」も小説から

2026年の秋、YOASOBIの曲は
毎朝のテレビから流れるようになりました。
NHKの連続テレビ小説『ブラッサム』の
主題歌「咲き誇れ」で、
初回放送は9月28日でした。

 

2026年7月の発表によると、
制作統括の村山峻平さんは
「主題歌は、小説を元に楽曲を
制作されるYOASOBIさんしか考えられない」と
直球で依頼したそうです。
原作の小説は、綿矢りささんの書き下ろしで
「桜(はな)の命は不滅なり」といいます。

 

主人公のモデルは作家の宇野千代さんで、
Ayaseさんは
自伝『生きて行く私』を読み込み、
宇野さんの出身地である
山口県岩国市を訪ねて曲を作ったそうです。
Ayaseさんも同じ山口県の出身で、
本人もその縁に触れています。

10月14日に公開されたこのMVは、
全編アニメーションです。
約7年前に投稿サイトから始まった
「小説を音楽にする」という形が、
朝ドラでもそのまま
依頼の理由になったわけですね。

 

2026年10月の公式の発表では、
次の新曲「KILLA」も同じ作りです。
年内にリリースの予定で、
原作は魔猫よあさんのデビュー作
『センパイを殺したいので女装する』です。

ドームツアー「超惑星」の都市と日程は?

公式の公演情報と本人の動画の概要欄で
読めた国内の日程は、次の5都市です。

 

大阪・京セラドーム大阪
10月24日・25日

 

愛知・バンテリンドーム ナゴヤ
11月7日・8日

 

北海道・大和ハウス プレミストドーム
11月14日・15日

 

福岡・みずほPayPayドーム福岡
11月28日・29日

 

東京・東京ドーム
12月5日・6日

 

2026年11月2日の時点では、
ツアーはまだ途中です。
開幕の公式レポートによると、
初日には「咲き誇れ」を
バンド演奏で初めて披露し、
「KILLA」も初めて演奏したそうです。

 

海外は「アジア5都市」と
発表されています。
このうち公式の公演情報で
日程まで読めたのは2都市でした。

 

2027年1月9日・10日の
台北ドームと、
2月20日のシンガポール・
ナショナルスタジアムです。

 

台北は2日で計7万枚が即完売したと
公式が伝えています。
シンガポールは約5万5千人を
収容する会場で、
公式は日本人アーティストとして
初めての単独公演だと説明しています。
残りの3都市の日程は、
今回は確認できませんでした。

Vlogは本人たちが編集している?

ここ数か月のチャンネルは、
少し雰囲気が変わってきたようです。
説明欄に「撮影・編集 : Ayase」のように
書かれた動画が、
2026年8月8日から10月24日までに
12本見つかりました。

 

題名を見ると、
「YOASOBIのお仕事デイ in NY」など、
北米ツアーの回が多いようです。

 

ロラパルーザの回の概要欄には、
「編集間に合わず投稿が
一日遅れてしまいました陳謝です」と
ありました。

 

世界を回るコンポーザーが
自分で動画を編集して、
遅れたことを謝っているのは
なんだか親しみがわきますね。

 

10月31日には、今度はikuraさんが
「撮影・編集・字幕に挑戦しました」という
回が公開されています。

概要欄によると、新しい企画
「Spotted:」の第1回で、
ikuraさんがギター1本で
札幌の創成川公園で
路上ライブをした裏側だそうです。

 

路上で演奏するのは、
「NO STAGE, JUST MUSIC」を掲げる
誘われた企画の決まりでした。
本人たちが選んだのは
札幌という土地だったそうです。
動画の題名にはドームツアーの名前も
入っていて、大きな会場の話と
並んでいるのが面白いところですね。

 

ikuraさんが
「2曲までで終わりの予定」と
振り返ったプロジェクトは、
2026年10月に7周年を迎えました。
2026年11月2日の時点で、
ツアーの次の会場は
11月7日のナゴヤで、
東京ドームの12月6日まで
国内の日程が続く予定です。

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