
「昭和96年 料理番組」と
題名の付いた動画を
見かけたことはありますか。
作っているのは、
料理チャンネルの
「すいじば SUIJIBA」です。
少し前まで
「Genの炊事場」という
名前だったので、
こちらの名前のほうが
なじみのある方も
多いかもしれませんね。
今回は、YouTubeの公式のデータと
本人の概要欄・投稿、
企業の発表やメディアの記事をもとに、
このチャンネルの歩みを
追いかけます。
すいじば SUIJIBAは、Genさんが個人で続ける料理チャンネル
チャンネル:すいじば SUIJIBA
ハンドル:@suijiba
運営者:Gen
所属:無所属(個人で活動)
チャンネル開設:2017年6月26日
登録者:約151万人
測定日:2026年10月18日
登録者の数は、
2026年10月18日に
当サイトがYouTubeの
公式のデータから測った値です。
同じ日の総再生回数は
約3億4千万回でした。
チャンネルの概要欄には、
「運営者はGenという名前です」
と書かれています。
続けて
「※無所属個人で活動しております」
ともあり、
事務所には入らずに
活動していることを
本人が明らかにしていました。
いちばん古い公開動画は、
チャンネルが作られた
2017年6月26日の
「塩サバ豚汁定食【夜食】」です。
開設したその日から
料理の動画を
出していたんですね。
一方で、Genさんの
本名や年齢、出身地は
公表されていません。
当サイトでも
推測はしないことにします。
「Genと文庫食堂」から「すいじば」へ、2度の改名
このチャンネルは、
これまでに2回
名前を変えています。
最初の名前は
「Genと文庫食堂」でした。
グルメ情報誌の「おとなの週末Web」が
2021年11月25日に載せた
料理系YouTubeを紹介するコラムでも、
この名前で
取り上げられています。
その後、本人の
コミュニティ投稿で
「YouTubeチャンネル名が
『Genと文庫食堂』から
『Genの炊事場』へと
変更になりました。」
と告知されました。
同じ投稿には、
「キャンプ動画の投稿予定は
ありませんが炊事場です。」
という一文もありました。
「炊事場」と聞いて
キャンプを思い浮かべた人への、
先回りの説明なのでしょうね。
この投稿は
「みなさま新年明けまして
おめでとうございます。」
という新年のあいさつで
始まっていましたが、
投稿の日付までは
当サイトでは確かめられていません。
なお、2023年7月の
企業の発表では、すでに
「Genの炊事場」の名前が
使われていました。
2度目の改名は、
「Genの炊事場 SUIJIBA」から
いまの
「すいじば SUIJIBA」への変更です。
本人の
コミュニティ投稿には、
「【チャンネル名変更のお知らせ】
(旧)Genの炊事場 SUIJIBA
(新)すいじば SUIJIBA」
と書かれていました。
当サイトが
インターネット上の
ページの保存記録で
チャンネルのページを
確かめたところ、
2025年11月13日には
まだ旧い名前で、
12月18日には
新しい名前になっていました。
つまり、名前が変わったのは
2025年11月13日から
12月18日のあいだです。
正確な日付は
確かめられませんでした。
ちなみに、
2026年1月19日の
AppBankの記事は、
題名こそ「Genの炊事場」ですが、
本文では「すいじば SUIJIBA」
と書いています。
旧い名前で覚えている人も、
まだ多いのかもしれません。
昭和96年の料理番組と、江戸時代の原典レシピ
このチャンネルで
長く続いているのが、
題名に「昭和」の入った動画です。
2026年10月18日の時点で、
公開動画のうち40本の題名に
「昭和」が入っていました。
たとえば、
2021年5月11日の
「昭和96年 料理番組 深夜定食」は、
同じ日の時点で
約359万回再生されています。
昭和が続いていたとすると、
2021年はちょうど
昭和96年にあたります。
翌2022年4月の
「昭和97年 料理番組
クソガキランチの作り方」も、
約360万回再生でした。
先ほどの
「おとなの週末Web」のコラムでも、
「昭和96年に作られた料理」の
シリーズとして、
昭和のカレーライスや
ナポリタン、喫茶店のプリンの回が
紹介されていました。
時代をもっとさかのぼる
「江戸」の動画もあります。
2022年8月から始まり、
2026年10月18日までに
29本の題名に
「江戸」が入っていました。
2023年9月2日の
「江戸時代の寿司
そのまんま作ってみた(前編)」は
約314万回再生です。
2026年6月12日の
「江戸時代の精進料理
原典通りつくってみた」では、
概要欄に参考文献として
『精進献立集』が挙げられ、
国書データベースへの
リンクも貼られていました。
昔の料理書を
読み解いてから作る、
という手順なのでしょうね。
コカ・コーラやナゲットの「完全再現」
もう1つの柱が、
市販の商品を
自分の手で作ってみる
「完全再現」のシリーズです。
題名に「完全再現」が入った動画は、
2019年1月から
27本ありました。
中でも多く見られているのが、
2020年9月16日の
「【完成】コカコーラ
完全再現への道~後編~」で、
約391万回再生されています。
2022年6月20日には
「チキンマックナゲット
完全再現への3ヶ月間〜前篇〜」
も出ていて、
こちらも約328万回です。
題名のとおりなら、
1つの商品に3か月を
かけたことになりますね。
「おとなの週末Web」の
2021年のコラムも、
コカ・コーラや
ケンタッキー、
タバスコの完全再現への
挑戦を取り上げていました。
2023年7月27日には、
POST COFFEEと
「Genの炊事場」の
コラボ商品として、
コーヒーゼリーの完全再現キット
の発売が発表されています。
再現の企画が、
実際の商品にまで
つながった例です。
なお、
2026年10月18日の時点で
いちばん再生されている公開動画は、
ショート動画の
「俺たちの永遠の憧れ」で、
約834万回でした。
くらべてみた、自炊RTA、じみめし
最近の動画では、
題名に
【くらべてみた】と付いた
食べ比べの企画が増えています。
2025年2月から
2026年10月18日までに
16本ありました。
AppBankも、
こうした回を
何度か記事にしています。
2025年9月11日の記事は、
グラニュー糖・上白糖・
三温糖・ザラメ糖の
4種類の砂糖を、
砂糖水と肉じゃがで
くらべた回の紹介でした。
2026年1月19日の記事は
軟水と硬水の回の紹介で、
サントリー天然水や
evian、contrexを
飲みくらべたうえで、
ご飯も炊いて
くらべていました。
水だけでなく、
料理にしたときの違いまで
見たかったのかもしれません。
2026年4月23日の記事では、
4種類の麦茶を当てる
「利き麦茶」の回が
紹介されていました。
HIKAKINさんがプロデュースした
「ONICHA」も、
その4種類の中に
入っていました。
2026年10月18日に出た
最新の動画も、
「出汁って取り方で
そんな変わるもんかね?
【くらべてみた】」でした。
もう1つ目立つのが、
料理の速さを競う
【自炊RTA】です。
2026年9月12日に
「オムライス 世界記録4分11秒10」、
10月1日に
「野菜炒め 世界記録3分55秒22」
が出ていました。
オムライスの回の概要欄には
「現代自炊RTA
総合レギュレーション」が
くわしく書かれています。
調味料は
「市販のボトルのまま」
「フタが閉まった状態」から
始めるといった決まりまで
あるんですね。
10月9日には
【じみめし】と付いた
「100回は作ったであろう
胡麻だれせいろ蕎麦」も出ていて、
こちらは概要欄に
ごまだれの分量が
載っていました。
企業との仕事と、SUIJIBA包丁
企業から提供を受けた回も
あります。
2026年10月18日の時点で、
公開動画の概要欄のうち
63本に「提供」の語が
入っていました。
2026年5月5日の
「金のビーフカレー
完全再現への道」は、
セブン‐イレブン・ジャパンの
提供の回です。
「完全再現」のシリーズが、
企業との仕事にも
なっているわけですね。
5月23日の
「AIってどこまで
メーカーの商品再現できるの?
【くらべてみた】」は、
概要欄に
「提供:味の素株式会社」
とありました。
7月25日の回の概要欄には
「nosh×すいじば SUIJIBA第二弾」
と書かれていて、
nosh とは2回目の
タイアップだったことが
分かります。
また、2023年から2024年初めにかけての
回の概要欄には
「SUIJIBA包丁」という
包丁の案内が載っていました。
2023年9月の
江戸時代の寿司の回にも
販売ページへのリンクがあり、
別の回では
「Gen制作」とも
書かれていました。
いまのチャンネル名に入っている
「SUIJIBA」は、
2023年の時点ですでに、
包丁やお店の名前として
使われていたことになります。
すいじば SUIJIBAの発信先
Genさんの発信先は、
YouTubeのチャンネルと、
X(旧Twitter)です。
Xは、チャンネルの
リンク欄に
本人が載せているものです。
また、
公開されている動画とは別に、
チャンネルの
メンバー向けには
メンバー限定の動画も
数多く出ています。
最近の題名は
「雑談」が多いようです。
昭和の料理番組に、
江戸の料理書、
コカ・コーラの再現、
そして自炊のタイム計測と、
扱うテーマはかなり幅広いです。
名前が「すいじば」に変わっても、
ひと手間かけて
確かめてみる作りは
変わっていないようですね。
次はどんな料理を
くらべてくれるのか、
楽しみです。





















