
小説紹介クリエイターの
けんごさんを
ご存知でしょうか。
YouTubeでのチャンネル名は
「けんご📚小説紹介
【紙上健吾】」ですね。
30秒ほどの短い動画で、
小説の読みどころだけを
話していく人です。
紹介した本が重版した、
という話も出てきます。
チャンネル登録者は
45万3000人、
動画は593本、
総再生は2億9531万回でした
(2026年9月12日22時49分の
実測値です)。
今回はけんごさんの
プロフィールと経歴、
著書2冊、
そして名前の変わり方までを、
一次資料をたどって
まとめました。
けんご(紙上健吾)さんのプロフィール
活動名:けんご
名義:紙上健吾
読み:かみじょう
肩書:小説紹介クリエイター
YouTube:@kengo_book
チャンネル開設:2022年1月26日
現存する最古の投稿:2022年2月1日
所属:株式会社MEW Creators
本人はYouTubeチャンネルの
概要欄に、
こう書いています。
小説紹介の紙上健吾です!
「かみじょう」と読みます。
『白夜行』(東野圭吾さん)に
心を掴まれ、
読書好きになりました。
読み方まで自分で
書いているんですね。
Googleの検索候補にも
「読み方」が並んでいました
(2026年9月12日時点)。
読書にのめり込むきっかけが
東野圭吾さんの『白夜行』
だったことも、
ここに書かれています。
チャンネルの開設は
2022年1月26日9時56分、
いま残っている最古の投稿は
2022年2月1日20時で、
6日ほど離れていました。
ただ、削除された投稿は
あとからたどれません。
ですので初投稿の日そのものは、
当サイトでは確定できませんでした。
チャンネルの数字を測り直しました
数字はすべて当サイトが
2026年9月12日22時49分に
自分で測った値です。
登録者:453,000人
総再生:295,319,935回
動画本数:593本
投稿の一覧をたどって
数えた本数も593本で、
チャンネル側が返す値との差は
0本でした。
投稿のペースは
年ごとに増えています。
2022年が34本、
2023年が97本、
2024年が133本、
2025年が179本でした。
2026年は9月12日までで
150本ですが、
年の途中なので
確定した数ではありません。
動画の長さも数えました。
593本のうち60秒以下が279本、
3分以下が541本で、
長さの中央値は61秒です。
ほとんどが短い動画ですが、
10分を超えるものも
50本ありました。
2026年9月9日に出た
対談の動画は31分48秒です。
短い紹介で数を出しながら、
腰を据えた長尺も
作っているということ
なのでしょうね。
いちばん再生されているのは
2023年4月3日に公開された
「誤字だらけで、
まるで幼児が書いたような小説」で、
1096万9439回でした。
残っている最古の投稿は
「【小説紹介】君の顔では泣けない|
君嶋彼方さん 著」で、
35秒の動画です。
再生は39万4309回でした。
最初の1本から、
いまと同じ形の
小説紹介だったんですね。
再生の数は当サイトが
2026年9月12日に測った値で、
これからも動きます。
実測した当日の
16時30分にも投稿があって、
更新は止まっていません。
なお本人は動画の概要欄に
「編集・サムネイル:
「けんご📚小説紹介」
動画制作スタッフ」と
書いています。
ひとりで作っているわけでは
ないようですね。
「けんご」から「紙上健吾」の併記へ
名前の書き方は、
この数年で変わっています。
当サイトが取得した
一次資料を年の順に
並べてみました。
2022年の双葉社の特設サイトは、
ページの題名が
「【公式】けんご@小説紹介の
小説家デビュー作「ワカレ花」|
双葉社」でした。
このページを取得して
「紙上」を数えたところ、
0件です。
当時は「紙上健吾」を
名乗っていません。
2023年10月3日の
事務所の設立リリースも
「小説紹介クリエイター
「けんご」」でした。
全文を取得して数えても
「紙上」は0件です。
変わるのはそのあとですね。
2026年2月24日の
同じ事務所のリリースには
「紙上健吾【けんご📚小説紹介】」
と書かれています。
いまのチャンネル名も
「けんご📚小説紹介
【紙上健吾】」です。
併記はあとから
付いたもののようです。
ちなみに、当サイトが
確かめた資料の中に、
この名前を「本名」と
説明しているものは
1件もありませんでした。
双葉社は「小説紹介クリエイター
紙上健吾」、
事務所は「紙上健吾
【けんご📚小説紹介】」で、
どちらも名義として
扱っています。
著書は『ワカレ花』と『読書の沼に引きずり込む88冊』
本を紹介する側の人ですが、
自分でも本を出しています。
当サイトが確認できたのは
2冊です。
1冊目は小説の
『ワカレ花』(双葉社)。
上の特設サイトが
「小説家デビュー作」と
書いているほうですね。
著者:けんご
イラスト:萩森じあ
判型:四六判
ISBN:978-4-575-24513-4
本体価格:1250円
(税込み1375円・予価)
価格が「予価」のままなので、
確定した値段かどうかは
このページからは
分かりませんでした。
内容についてはこう
書かれています。
『TikTok』で薦めた作品が
続々重版!
話題の小説紹介クリエイター・
けんごが手がけた初の小説作品は、
四季と花をめぐる
切ない恋の物語。
「散り桜」「夕立ち」「花火」
「落ち葉」「コスモス」
「雪景色」「ユキヤナギ」など、
計8編が収録された
恋愛小説とのことです。
2022年4月30日には
紀伊國屋書店新宿本店で
サイン会がありました。
バンド「あたらよ」との
コラボも決まっていて、
5月9日にはボーカルの
ひとみさんとの対談が
オンラインで配信されています。
2冊目は
『けんごの小説紹介 読書の沼に引きずり込む88冊』
(KADOKAWA)です。
発売日:2024年5月28日
判型:四六判
ページ数:304
ISBN:9784046833815
定価:1,694円
(本体1,540円+税)
商品ページの著者名は
「けんご」で、
ここにも「紙上」の表記は
ありませんでした。
同じページの内容紹介には
「【特別収録】
・東野圭吾さん × けんご
メールインタビュー」と
あります。
本人も動画の概要欄で、
「東野圭吾さんへの
メールインタビュー、
凪良ゆうさんとの対談内容が
収録された」と書いていました。
紹介する側から、
紹介される側の本まで
出したわけですね。
所属は株式会社MEW Creators
所属事務所については、
法人側の発表が
2件見つかりました。
2023年10月3日の設立リリースは、
会社の中心になる3人を
こう書いています。
映画感想TikTokクリエイター
「しんのすけ」、
小説紹介クリエイター「けんご」、
アート紹介クリエイター
「耳で聴く美術館」の3人
2026年2月24日のリリースにも
所属クリエイターの一覧があり、
そこに
「紙上健吾【けんご📚小説紹介】」
が入っていました。
設立リリースには
経歴も載っています。
そのまま引くとこうですね。
2021年7月、
30年以上前に出版された
筒井康隆著『残像に口紅を』
(中公文庫)を取り上げたところ、
話題となり、年末までに
11万部を超える大重版。
これは事務所自身の発表です。
11万部という部数を
当サイトが確かめたわけでは
ありません。
同じリリースは、
小坂流加さんの『余命10年』、
楪一志さんの
『レゾンデートルの祈り』も
きっかけになった作品として
挙げています。
そしてこの一文も
リリースに書かれています。
出版関係者や書店員からは
「日本でいちばん本を売る
TikTokクリエイター」とも
呼ばれている
こう呼ばれている、
とリリースが書いている、
という話です。
当サイトがその呼び名を
検証したわけではありません。
ここで1つ、
当サイトが引っかかった点を
書いておきます。
同じリリースには
「2019年にTikTokを始めましたが」
という一文もあります。
ただ、これは
【しんのすけより】という枠の中の
発言でした。
しんのすけさんの経歴にも
「19年夏よりTikTokで活動開始」
と別に書かれています。
つまり2019年は
しんのすけさんの年です。
けんごさんがTikTokを
始めた時期のほうは、
当サイトが確かめた資料には
出てきませんでした。
資料の中でいちばん古い
けんごさんの実績は、
上の2021年7月ですね。
設立リリースには
当時のフォロワー数も
並んでいました。
2023年10月の
事務所発表値です。
TikTok:396,800人
YouTube:157,000人
Instagram:130,000人
X(旧Twitter):17,700人
この4つは2023年10月の値で、
いまの数字ではありません。
TikTokとInstagramは、
当サイトには現在の数を
測る手段がありませんでした。
YouTubeだけは測れます。
2023年10月の157,000人に対して、
2026年9月12日の実測は
453,000人でした。
2年11か月で
約2.9倍ですね。
結婚と年齢は、本人が動画の題名と概要欄に書いています
結婚については、
本人の動画の題名に
そのまま出ていました。
2023年11月9日
「結婚しました(していました)」
66万1582回
2025年11月22日
「僕の妻が小説家なので
いろいろ質問してみた」
19万4466回
2026年1月31日
「妻に「マルゲリータ」の
本棚を買ってもらいました
+イベントの告知」
どれも本人のチャンネルの
動画の題名です
(再生数は2026年9月12日の
実測値です)。
最初の1本は題名に
「(していました)」と
付いています。
あとから報告した、
ということなのでしょうね。
お相手が誰なのか、
いつ結婚したのかは、
当サイトが確かめた資料には
出てきませんでした。
年齢も本人が触れています。
2025年9月17日の動画は
「27歳になったので
「僕を読書の沼に引きずり込んだ
小説」を3冊紹介します!」
という題名でした。
2026年8月6日の動画の
概要欄にも、
「今回は僕が今年で28歳
ということもあり」と
書かれています。
ただ、生年月日そのものは
出てきませんでした。
けんごさんの出身地や
学歴についても、
当サイトが確かめた資料には
出てきませんでした。
これは書き漏らしでは
ないかもしれません。
設立リリースは同じ書式の枠で、
しんのすけさんには
「1988年、京都府生まれ」と
書いています。
耳で聴く美術館のAviさんにも
「1992年大阪府生まれ」と
あります。
同じ書式で、
けんごさんの枠にだけ
生年も出身地もありません。
書式のせいで
落ちているのではなく、
この人の枠だけ
書かれていない、
ということですね。
ここまでが、
当サイトが一次資料から
確かめられた範囲です。
小説を紹介する30秒の動画から、
自分の小説と88冊の本まで
つながっていました。
短い動画で本を薦める人は
増えましたが、
デビュー作を出して、
東野圭吾さんに
メールで聞きにいくところまで
進んだ人は多くないでしょうね。




















