
将棋のプロ棋士で
YouTuberでもある
折田翔吾さんを
ご存知でしょうか。
日本将棋連盟に
所属する現役の
五段です。
棋士番号は321番。
「アゲアゲ将棋実況」
というチャンネルを
2016年から
運営しています。
経歴の順番が
少し変わっていますね。
先にYouTubeの
実況者になり、
その配信を続けたまま
プロ棋士になりました。
今回は折田翔吾さんの
年齢や出身、
編入試験までの歩み、
そしてYouTubeの
実測値をまとめます。
折田翔吾のプロフィール!年齢や出身は?
生年月日:
1989年10月28日
出身地:大阪府大阪市
棋士番号:321
段位:五段
師匠:森安正幸七段
竜王戦:4組
順位戦:C級2組
いずれも日本将棋連盟の
棋士データベースに
載っている項目です。
本記事の執筆時点
(2026年8月)では
36歳になります。
10月28日を過ぎると
37歳ですね。
連盟のページ自体も
年齢を「36歳」と
表示していました。
「折田翔吾」は
活動名ではなく、
連盟が公式に
掲載している名前です。
一方の「アゲアゲ」は
チャンネル名から
広まった愛称で、
本名ではありません。
読み方には
ひとこと補足が
要りますね。
連盟のページの
ローマ字表記は
Shogo Oritaでした。
ただ、日本語の
ふりがな表示は
当方では
確認できていません。
出身は市までで、
区の記載は
ありませんでした。
身長と学歴も
一次情報には
出てきません。
ここは補わずに
おきますね。
14歳で奨励会入り、26歳で年齢規定により退会
将棋界の入り口は
奨励会という
棋士養成機関です。
『将棋世界』2019年
12月号の記事に、
折田さんの奨励会時代が
まとめられています。
2004年、中学3年の秋、
14歳で森安正幸七段の
門下となり
奨励会6級で
スタートしました。
18歳で初段、
21歳で三段。
そして2016年3月、
26歳のときに
年齢規定により
退会となります。
三段に上がってから
退会までを数えると、
およそ5年ですね。
奨励会は年齢制限が
厳しいことで
知られています。
三段リーグを
勝ち抜けずに去る人の
ほうが多い世界ですね。
ただ、本人は
将棋をやめる発想は
まったく無かったと
振り返っています。
むしろアマチュアとして
別の環境で指すことで
棋力が上がるのでは、
という期待があったと
語っていました。
このあたりが
後の展開に
効いてくるのかも
しれません。
奨励会退会の翌月にYouTubeを始めた
チャンネル
「アゲアゲ将棋実況」の
アカウントが
作られたのは
2016年4月26日です。
YouTube Data APIで
実測した値なので、
ここは動きません。
奨励会の退会が
2016年3月ですから、
その翌月ということに
なりますね。
ひとつ注意点を
書いておきます。
この日付は
アカウントが
作られた日で、
初投稿の日では
ありません。
最も古い動画が
いつ公開されたかは、
当方では
確認できていません。
関東弁護士会連合会の
インタビューでは、
本人が2016年4月の
開設だと語っています。
取材は2022年7月5日。
実測の作成日と
食い違っていません。
始めた動機も
語られていますね。
退会後しばらくは
プログラミングの
勉強をしていたそうです。
始める前日あたりに
思いついて、
すぐ動き出したという
経緯でした。
計画して始めた
わけではなかったの
でしょうね。
最初の1か月ほどは
ほとんど再生されず、
そこが大変だったと
振り返っています。
1か月ほど経った頃から
視聴者と登録者が
増え始め、そこから
楽しくなったそうです。
『将棋世界』の記事は
退会後すぐに実況を始め、
同じ年の秋には
ネット将棋教室を
開講したと書いています。
強さと語り口から
「アゲアゲさん」と
呼ばれるように
なりました。
銀河戦10勝2敗で棋士編入試験の受験資格
アマチュアがプロになる
道として、
棋士編入試験という
制度があります。
プロ公式戦での
好成績が受験の
条件になります。
折田さんの場合は
2018年8月からの
1年間に、銀河戦で
10勝2敗を挙げました。
アマ棋戦でも
2017年にアマ王将戦
準優勝、2018年に
朝日アマ名人戦
準優勝の実績があります。
受験が決まったのは
2019年10月でした。
試験は同年11月25日から
始まっています。
形式は五番勝負。
3勝すれば合格です。
第2局では
出口若武四段に
敗れています。
2019年12月23日の
ことでした。
そして2020年2月25日、
第4局で本田奎五段に
161手で勝ち、
3勝1敗で合格を
決めました。
奨励会の退会から
4年後の合格です。
なお「史上何人目の
合格か」という
数え方については、
本記事では書きません。
制度の数え方が
出典によって違い、
当方で確定できなかった
ためです。
分からないものを
書かないほうが
いいでしょうね。
2020年4月に四段、2022年に五段へ
四段昇段は
2020年4月1日。
ここでプロ棋士に
なりました。
プロデビュー戦は
2020年6月3日、
ヒューリック杯棋聖戦
一次予選で
大橋貴洸六段が
相手でした。
五段への昇段は
2022年10月6日です。
順位戦では2023年5月に
フリークラスから
C級2組へ
昇級しました。
これはマイナビ出版が
著者プロフィールに
書いている経歴です。
執筆時点の
所属クラスは
竜王戦4組、
順位戦C級2組。
今年度成績は
3勝4敗と
表示されていました。
2026年8月17日に
連盟のページで
確認した値です。
今年度だけで
7局が進んでいます。
現役として
指し続けていますね。
YouTube登録者数は4万1600人
ここからは
YouTube Data APIで
実測した数字です。
いずれも2026年8月17日
時点の値になります。
登録者数は
4万1600人。
総再生回数は
11,709,235回で、
約1170万回にあたります。
動画本数は
659本と
返ってきました。
チャンネルの
ハンドルは
@ageageshougi、
チャンネルIDは
UCumepnTtqL4apOScbzzVxCgです。
登録者数はAPIの仕様で
下位が丸められます。
ちょうど41,600人
という意味では
ありません。
アカウントが
作られたのは
2016年4月26日でした。
将棋の実況チャンネル
としては、
規模が突出している
わけではありません。
登録者が10万人を
超える将棋チャンネルは
ほかにもあります。
そこは正直に
書いておきますね。
この記事で面白いのは
数の大きさではなく、
数の動き方の
ほうでしょうね。
登録者数はプロ入りの頃から動いていない
比べられる数字が
1つだけ
残っています。
マイナビ出版の
将棋情報局が
2020年6月1日に
出した記事です。
プロデビュー戦を
知らせるその記事は、
当時の登録者数を
4.2万人と
書いていました。
そして2026年8月17日の
実測が4万1600人。
6年2か月のあいだ、
ほぼ動いていません。
同じ6年で
棋士としての側は
四段から五段になり、
フリークラスから
C級2組へ上がりました。
伸びた側と
止まった側が
はっきり分かれた、
と読めますね。
もうひとつ、
数が合わない項目が
あります。
同じ2020年の記事は
動画の投稿数を
1900本超と
書いていました。
ところが2026年の
実測は659本です。
数え方が違うのか、
公開を取り下げた
動画があるのか、
当方では
確かめられていません。
ここは断定せずに
両方の数字を
並べておきます。
更新は2026年7月1日で止まっている
YouTubeが公式に
配信しているフィードで、
直近15本の投稿日を
確認しました。
確認日は
2026年8月17日です。
最新の投稿は
2026年7月1日、
タイトルは
「最終回 九段目指して
詰めバト」でした。
タイトルに「最終回」が
入っているので、
チャンネルを
畳んだのかと
読めてしまいそうです。
ただ、前後を並べると
見え方が変わりますね。
6月17日から
6月30日までは、
「九段目指して詰めバト」
の(1)から(12)が
毎日のように
並んでいました。
その前の6月15日と
16日は
「詰めバト(13)」
「詰めバト(14)」で、
別のシリーズです。
つまり「最終回」は
シリーズ名とセットで
付けられた回の名前
なのでしょうね。
直前にも別の連番が
終わって新しい連番に
切り替わっています。
チャンネルの
終了宣言と読むには
根拠が足りません。
ただし、動画の中身と
概要欄までは
確認できていません。
そこで何か告知が
されている可能性は
残ります。
事実として言えるのは
2つだけですね。
2026年7月1日以降の
投稿が無いこと。
そして、日本将棋連盟の
データベース上では
今年度7局を
指していることです。
更新が止まっている
ことと、棋士としての
引退はまったく
別の話になります。
配信を続けたまま
プロになった人が、
プロの側に
軸足を移したところ。
今はそう読むのが
実測に近いのでは
ないでしょうか。
著書『鬼の終盤力』はAIを教材にした問題集
2024年10月30日、
マイナビ出版から
著書が出ています。
書名は
『鬼の終盤力~AIから
学ぶ寄せと凌ぎの技術~』。
マイナビ将棋BOOKSの
1冊です。
四六判240ページで
定価1903円。
ISBNは
978-4-8399-8782-4です。
中身は将棋AIが
終盤で指した手を
次の一手形式で
出題する問題集です。
floodgateという
対局場の棋譜から、
寄せ・凌ぎ・攻防の手を
選んで並べています。
奨励会を出たあとに
ソフトを使って
研究を続けた人が、
そのAIを教材にして
本を書いた形ですね。
経歴と著書の中身が
きれいにつながって
いるように思えますね。
まとめ
今回は折田翔吾さんに
ついてまとめました。
・1989年10月28日生まれ
の大阪府大阪市出身、
執筆時点(2026年8月)
で36歳
・14歳で奨励会6級、
2016年3月に26歳で
年齢規定により退会
・翌月の2016年4月26日に
「アゲアゲ将棋実況」の
アカウントを作成
・銀河戦10勝2敗で
受験資格を得て、
2020年2月に棋士編入
試験を3勝1敗で合格
・2020年4月1日に四段、
2022年10月6日に五段。
棋士番号は321
・YouTube登録者は
4万1600人、動画659本、
総再生は約1170万回
数字はいずれも
2026年8月17日に
実測したものです。
配信者から棋士へ、
という向きの人は
そう多くないのでは
ないでしょうか。
登録者数が6年間
動かなかったことも、
この人の場合は
物足りなさとは
違う話に見えますね。
今回参照した
一次情報は
こちらからたどれます。
・YouTube/アゲアゲ将棋実況
・日本将棋連盟/棋士データベース 折田翔吾
・関東弁護士会連合会/関弁連がゆく 本人インタビュー
・将棋情報局/挫折からよみがえった男たち【折田翔吾編】
・同/折田翔吾アマがプロ入りの夢叶える 棋士編入試験五番勝負第4局
・同/夢を叶えたYouTuber折田翔吾新四段 6月3日にプロデビュー戦
・マイナビ出版/鬼の終盤力~AIから学ぶ寄せと凌ぎの技術~


















