「英語でしか書けない」と話していたcoldrainのMasatoが、CHASING SHADOWSに日本語を入れるまで
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「どこに行っても、
半分違うという
違和感が拭えない」。
2026年10月のインタビューで、
coldrainのMasatoさんは
自分のことをそう話しています。

 

coldrainは2007年に
名古屋で結成された
5人組のバンドです。
アメリカと日本の
両方にルーツを持つMasatoさんが、
英語の詞を中心に歌ってきました。

 

そのMasatoさんは以前、
海外のインタビューで
「英語でしか書けない」と
語っていました。
ところが2025年の新曲には、
日本語を入れています。

 

「メンバーは?」
「Masatoはハーフ?」
「新しいアルバムとツアーは?」
気になっている方も
多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、
バンドの公式サイト、
メンバーの本人インタビュー、
海外の音楽メディアの記事、
YouTubeの動画情報を
調べてみました。

 

登録者や再生回数は、
2026年11月1日に当サイトが
YouTubeのAPIで測った値です。
動画そのものは視聴していないので、
内容は題名と説明欄の
範囲で書いています。

coldrainのプロフィール!メンバーと結成は?

バンド名:coldrain
結成:2007年・名古屋
ボーカル:Masato
ギター:Y.K.C、Sugi
ベース:RxYxO
ドラム:Katsuma

 

公式サイトのバイオグラフィーによると、
2007年に名古屋で
この5人で結成し、
2008年にシングル
「Fiction」でデビューしました。

 

2018年2月6日には、
バンドとして初めての
日本武道館ワンマン公演を
開いています。

 

2026年9月25日の
公式ニュースは、
バンドを「結成当時から
同メンバーで来年20周年を
迎える」と書いています。
結成から一度も
顔ぶれが変わっていない
ということですね。

 

もとは2つのバンドが
ひとつになったそうです。
2011年の
タワーレコードのインタビューで、
Y.K.Cさんは
「MasatoとKatsumaが
いっしょにやっていて」、
ギターとベースの3人は
別のバンドにいたと
話していました。

 

Masatoさんは同じ記事で、
リンプ・ビズキットを聴いて
バンドをやろうと思ったと
話しています。
一方で、小室哲哉さんの
音楽も聴いていたそうです。

 

YouTubeの公式チャンネル
「coldrain」の開設は、
2017年8月24日です。
最初の動画は
同じ月の28日に出た
「ENVY」のMVでした。

 

2026年11月1日の時点で、
登録者は25.1万人、
動画は178本、
総再生は約1億4,194万回です。
バンドの結成より
チャンネルのほうが
10年ほど新しいんですね。

ボーカルのMasatoはハーフ?本名や結婚は

公式のバイオグラフィーは、
Masatoさんを
「日米両国籍を持ち」と
紹介しています。

 

本人も2026年10月の
Rolling Stone Japanの
インタビュー
(マイナビニュースに転載)で、
「俺は半分アメリカ人、
半分日本人として
生まれ育った」と
話しています。

 

本名は、英国の音楽サイト
Louderが
2015年の記事で
「Masato David Hayakawa」と
書いています。
本人のInstagramの
表示名も同じ表記でした。

 

ただ、漢字での表記は
公式の資料や本人の発信では
確かめられませんでした。

 

結婚については、
本人が2019年10月に
Instagramで
「遅くなりましたが、
結婚しました!」と
報告しています。

 

年齢は、公式サイトや
本人の発信で生年月日を
確かめられませんでした。
少し肩透かしかもしれません。
ほかの4人の本名や年齢も、
公式の資料には
見当たりませんでした。

「英語でしか書けない」と話していた理由

2015年のLouderの記事は、
ハーフのMasatoさんが
英語で歌うと決めたこと、
それが日本では
かなり珍しかったことを
書いています。

 

その苦労を本人が語ったのが、
レコード店
Black Screen Records
のブログのインタビューです。
記事の公開は2025年4月ですが、
話しているのは
「VENGEANCE」を出した頃です。

 

本人が「『Ninja Kamui』は
日本ではまだ放送されていない」
と話しているので、
公開より前に
聞いた話のようですね。
(このインタビューの引用は
当サイトの訳です)

 

Masatoさんはそこで、
アニメの曲では
「曲は使いたいけれど、
日本語でないと」と言われ、
歌詞が日本語でないために
タイアップを逃したことも
あったと話しています。

 

そのうえで、
「日本語で書くのが自然にできたら、
やりたいと思ったかもしれない。
でも結局、自分は
英語でしか書けない」
と続けています。

 

それが「全部英語で歌う
日本のバンド」という
coldrainらしさに
なったそうです。

 

それでも、英語のままの曲が
アニメの主題歌になっています。
「MAYDAY feat. Ryo
from Crystal Lake」の
MVは2019年11月2日の公開で、
説明欄には
TVアニメ『炎炎ノ消防隊』の
オープニング主題歌とあります。

 

 

2026年11月1日の時点で
再生は1,244万回で、
チャンネルの中で
いちばん多く見られている
動画になっています。

 

2026年11月1日の時点で
再生が2番目に多いのは、
2024年2月11日に公開された
「VENGEANCE」のMVで、
629万回です。
説明欄には
アニメ『Ninja Kamui』の
オープニング曲とあります。

 

Black Screen Recordsの
インタビューによると、
きっかけは『呪術廻戦』です。
23話の銃撃戦の場面で
coldrainの曲が使われたあと、
Sunghoo Park監督から
「次に別のアニメをやるときは、
coldrainにオープニングを」と
言われたそうです。

 

その約束から
1年ほどして来た依頼が、
「VENGEANCE」でした。
日本語でないと難しいと
言われてきたアニメの曲で、
2026年11月1日の時点の
チャンネルの1位と2位が
どちらも英語の曲なのは
面白いところですね。

 

同じインタビューで
Masatoさんは、
以前は海外で知ってもらうことに
力を入れてきたけれど、
今は日本の文化の一部として
知ってほしい、とも
話しています。

「ずっとチャレンジしたかった」日本語。CHASING SHADOWSで何があった?

2025年8月6日、
coldrainは
「CHASING SHADOWS」の
MVを公開しました。

 

 

2025年10月の
Rolling Stone Japanの
インタビューで、
Masatoさんはこの曲について
こう話しています。

 

「『CHASING SHADOWS』に
日本語を入れたのもそうだし、
もう『型がない』って
言えるくらい、
自分の型があるんですよ」

 

「ずっとチャレンジしたかった日本語が
違和感なく
自然にハマったと感じました」

 

「英語でしか書けない」と
「ずっとチャレンジしたかった」。
並べると食い違って見えますが、
話した時期が違います。
前の発言にも、
「自然にできたら」という
前置きがありました。

 

どちらが本心なのかを
決める材料は、
当サイトにはありません。
2つの言葉の間に、
本人の中で何かが
動いたのかもしれませんね。

 

海外の音楽サイト
The Concert Chroniclesは
2025年8月14日の記事で、
Masatoさんが日本語の歌詞を
書いて歌ったのは
coldrainの作品で初めてだと
紹介しています。

 

ただ、当サイトが読んだ
2025年以降に公開された
本人のインタビュー3本には、
日本語の歌詞について
「初めて」と話している箇所は
見当たりませんでした。
バンドで初めてなのかどうかは、
当サイトでは
確かめきれていません。

 

曲のどの部分が
日本語なのかも、
動画を見ていないため
ここでは書けないところです。

 

2025年10月のRolling Stone Japanの
インタビューでMasatoさんは、
YouTubeのショート動画で
coldrainが「ラウドの王道」と
まとめられている、
とも話しています。

 

でも10人に
「coldrainってどのバンドっぽい?」
と聞くと、
「全員が紙一重に
違うところを選んでくる」
そうです。

 

チャンネルには、
演奏ではない企画もあります。
2022年2月から4月にかけて出た
「coldrainTV
-ボウリング大会-」全8回です。

 

告知の短い動画の題には
「【英語禁止編】」の
文字も見えます。
本編を見ていないので、
どこまで英語禁止だったのかは
分かりませんでした。

2026年9月のアルバム『OPTIMIZE = OPTDEMISE』とは?

2026年9月25日、
coldrainは
8枚目のフルアルバム
『OPTIMIZE = OPTDEMISE』を
発売しました。
公式サイトは
「約4年ぶり」と書いています。

 

全12曲の二部構成で、
前半は2025年10月に出た
EP『OPTIMIZE』の5曲、
後半は「EX-HUMANITY」から
始まる新曲7曲です。

 

The Usedの
Bert McCrackenさんが
「POISON」に、
Crossfaithと
AFTERVOIDの
Kenta Koieさんが
「SAVIOR」に参加しています。

 

 

こちらは
「coldrain - OPTDEMISE」という
題の映像で、
2026年9月27日に
公開されています。

 

作り方も変えたそうです。
Y.K.Cさんは
「従来は俺が作ったデモを
みんなに送って」いたのが、
今回は「メンバーから
ゼロイチのアイデアを
吸収するところから
始めていった」と話しています。

 

Masatoさんは、
「5人でひとつの部屋に入って、
どんなのやりたい?っていう
会話から曲を組み立てていく
感じだった」と振り返ります。

 

「結成20周年を目前にして
そんな作り方をするバンド、
他にいないんじゃないかな(笑)」
とも言っています。

 

EPとの違いを、
Masatoさんは
「鎧」にたとえています。
「19年培った技術を使って
鎧を着ていたのが『OPTIMIZE』で、
その鎧を脱いで
Tシャツとジーパンで闘うモード」
が新曲たちだそうです。

 

レーベルも変わりました。
公式のバイオグラフィーによると、
2025年3月に
ドイツを拠点とする
Century Media
Recordsとの契約を
発表しています。

 

Y.K.Cさんは
2025年のインタビューで、
「マネージメントも独立して
自分たちで会社を作って」、
ワーナーミュージックから
移籍したと話しています。

「ホームがないなら」。Masatoが新作の取材で語ったこと

2026年10月のインタビューで、
Masatoさんは
自分の居場所について
長く話しています。

 

「俺は半分アメリカ人、
半分日本人として
生まれ育った以上、
本当のホームがどこなのかが
わからない人間なんですよ」

 

歌の言葉についても、
「ハーフであるがゆえに
人に刺さらないんじゃないか
って思うことが多かった」
そうです。

 

それでも、
「英語で歌い続けてきたからこそ、
感情でつながれるんだと
実感してきた年月でもあって」
と続けています。

 

別の箇所では、
「居場所がないからって
文句を言うよりも、
ホームがないなら
アウェイで闘い続けてやればいい」
とも話していました。

 

日本の音楽については、
「俺らの根底に日本の音楽が
注ぎ込まれている」と言い、
「日本の音楽が糊になって
接着してくれる」と
たとえています。

 

英語で歌うバンドの土台に
日本の音楽がある、
という見方は
少し意外かもしれません。
Masatoさんはこのアルバムを
「自分にとっても
coldrainにとっても
第二章の始まり」と呼んでいます。

ツアーの日程は?地元名古屋のBLARE FEST.も

ツアー「OPTIMIZE = OPTDEMISE
JAPAN TOUR 2026」は、
全国10か所で12公演です。
北海道と東京が2日ずつなので、
公式の「全国10ヶ所」と
公演の数がずれるんですね。

 

オープニングゲストは
全公演でAFTERVOIDと
告知されています。
初日は2026年10月6日の
神奈川・CLUB CITTAという
日程でした。

 

公式サイトのライブ一覧には、
2026年11月1日に確認した時点で
次の7公演が載っていました。

 

11月1日 石川
金沢EIGHT HALL
11月3日 新潟
NIIGATA LOTS

 

11月29日 宮城
SENDAI GIGS
12月1日 大阪
なんばHatch

 

12月2日 愛知
COMTEC PORTBASE
12月8日・9日 東京
豊洲PIT(8日は追加公演)

 

公式サイトは2026年9月25日に、
ツアーは「各地でチケットが完売」し、
豊洲PITの追加公演も
決まったと書いています。

 

金沢EIGHT HALLには、
少し前の出来事があります。
2025年9月30日の
Zepp Fukuoka公演のあと、
Masatoさんが急性声帯炎と
診断されました。

 

バンドは公式サイトで、
10月3日の金沢EIGHT HALL
(Crystal Lakeのツアー)への
出演キャンセルを告知し、
10月8日の名古屋公演から
ライブを再開すると伝えました。

 

それから1年あまりで、
同じ会場の日程が
今回のツアーに
入っているわけですね。

 

もうひとつ、
coldrainを語るうえで
欠かせないのが、
地元名古屋で主催する
フェス「BLARE FEST.」です。

 

公式のバイオグラフィーによると、
初回は2020年2月に
ポートメッセなごやで開かれ、
「2日で4万人を動員した」
そうです。

 

Real Soundは
第2回を2023年と書いています。
3回目は2026年2月7日と8日で、
公式は「両日完売」と
伝えています。

 

Real Soundによると、
2026年の2日目のステージで
Masatoさんはこう話しています。
「このフェスは、
昔バンドを始めた頃に、
そんなこと不可能だと思ってた
自分たちに贈るフェスです」

 

 

BLARE FEST. 2026での
「OPTIMIZE」の演奏は、
2026年9月1日に
公式チャンネルで
公開されています。

 

「英語でしか書けない」と
話していた人が、
アニメの主題歌を英語のまま届け、
2025年の新曲で
日本語を入れました。

 

ホームがないなら、
アウェイで闘い続ければいい。
そう話すMasatoさんたち
結成当時からの5人が、
2027年の20周年を前に
どんな「第二章」を見せるのか。
楽しみですね。

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