
奥薗壽子さんは、
テレビや料理本で
長く活躍してきた
家庭料理研究家です。
2021年からは
YouTubeチャンネル
「奥薗壽子の日めくりレシピ」で、
毎週のように
家庭料理の動画を
公開しています。
本人の公式サイトを読むと、
家庭料理研究家になる前に
役者やホテルウーマンなど
たくさんの仕事を
経験してきたことが
書かれています。
この記事では、
本人の公式サイトとブログ、
所属事務所ホリプロの
公式プロフィール、
YouTubeの実測データをもとに、
奥薗壽子さんの経歴と
YouTubeでの歩みを紹介します。
奥薗壽子さんのプロフィール
名前:奥薗壽子(おくぞの としこ)
肩書:家庭料理研究家・エッセイスト
出身地:京都市
出身大学:神戸市外国語大学中国学科
所属事務所:ホリプロ
YouTube:奥薗壽子の日めくりレシピ【家庭料理研究家公式チャンネル】
出身地と学歴は、
本人公式サイト
「なべかまぺえじ」の
プロフィールに
「京都市生まれ
神戸市外国語大学中国学科卒業」と
書かれています。
肩書の
「家庭料理研究家・エッセイスト」は、
ホリプロの公式プロフィールの
表記です。
同じページでも
出身地は「京都」となっていて、
本人公式の記載と
食い違いはありません。
読み方は
「おくぞの としこ」です。
本人がnoteの最初の記事で
「奥薗壽子(おくぞのとしこ)です。」と
名乗っていますね。
ホリプロの公式プロフィールには、
NHK「あさイチ」「きょうの料理」、
TBS「はなまるマーケット」、
日本テレビ「メレンゲの気持ち」など、
これまでの出演番組も
数多く並んでいます。
テレビで顔を見たことがある、
という方も
多いのではないでしょうか。
なお、
生まれた年は
本人公式サイトにも
事務所の公式プロフィールにも
載っていませんでした。
この記事でも
年齢は扱いません。
16の仕事を経て家庭料理研究家に
奥薗壽子さんが
料理を始めたのは、
小学校1年生のときです。
本人公式サイトの
プロフィールには、
「野菜作りと料理を生きがいとしていた祖母と
料理嫌いの母親と、
土壌学者の父の影響を強く受け、
小学校1年から料理をはじめる。」
と書かれています。
料理好きの祖母だけでなく、
料理嫌いの母親からも
影響を受けたというのが
面白いところですね。
ただ、
家庭料理研究家として
まっすぐ歩んできた
わけではありません。
同じプロフィールには、
家庭料理研究家になるまでの
仕事がこう並んでいます。
「役者、ホテルウーマン、
国際会議場受付嬢、
英語家庭教師、
イラストレーター、
イベントコンパニオン、
宝石店従業員、
編物代行業、
仕出料理屋の下働き、
ブテイック店員、
農林水産省事務員、
ワープロ入力代行業、
ガソリンスタンド店員、
封筒の宛名書き、
精神科医助手、
専業主婦などをへて、
家庭料理研究家に。」
数えると16にもなります。
役者から精神科医助手まで、
ジャンルもばらばらですね。
仕出料理屋の下働きのように
料理に近い仕事もあれば、
ワープロ入力代行や
封筒の宛名書きのように
まったく別の仕事もあります。
また、
本人公式サイトの出版物一覧には、
1990年刊の
『絵とき ヒトの命を支える土』(農文協)も
載っています。
料理本が並ぶ一覧の中で、
土の本は少し
意外な1冊に見えますね。
「奥薗流」とは?要らない手間を省く料理
奥薗壽子さんの料理は
「奥薗流」と呼ばれています。
本人公式サイトでは、
「料理の既成概念を取り払い、
必要でない手間を
ばっさりと切り捨て、
必要な手間だけを残した料理が
奥薗流。」
と説明されています。
たとえばだし取りについては、
「あらかじめ浸けない、
引き上げない奥薗流だし取りテク」
という言い方で
紹介されていますね。
ホリプロの公式プロフィールにも
「むずかしいことを簡単に、
要らない手間を省くことで
家庭料理がもっともっと楽しく、
美味しくなる!
それが奥薗マジック!!」
とあります。
もうひとつ、
本人公式サイトで
目を引くのが次の一文です。
「アシスタントを使わず、
買い物から下準備、調理、
洗い物、ゴミ出しまでを
一人でこなして
30年以上料理の仕事をしてきた。」
料理研究家というと、
撮影や試作を
チームで回している
イメージがあるかもしれません。
奥薗壽子さんは
買い物からゴミ出しまでを
すべて一人で
こなしてきたと
書いています。
30年以上となると、
なかなか真似できることでは
ありませんね。
プロフィールには
「料理が好きな人だけでなく、
嫌いな人も、苦手な人も、
忙しい人も、やる気のない人も」
誰もが幸せになれる料理を
伝えたい、という
思いも書かれています。
著書も多く、
2001年には
『ズボラ人間の料理術』(サンマーク出版)を
出しています。
題名からして
奥薗流らしい1冊ですね。
2020年11月に
PHP研究所から出た
『まいにち腸活スープ』は、
版元の書誌では
「奥薗壽子 著/小林暁子 監修」となっている
スープのレシピ本です。
この本について本人は
2026年10月8日のブログで、
「おかげさまで10万部達成しました!!」と
報告しています。
同じ記事では
「ここ数年
動画の方が忙しく
本の世界から離れていたのですが
また、本も作ってみたいなと
思うようになりました」
とも書いていました。
YouTubeが始まってからは、
動画のほうに
軸足が移っていたようです。
YouTube「奥薗壽子の日めくりレシピ」を始めたきっかけ
YouTubeチャンネル
「奥薗壽子の日めくりレシピ」は、
2021年2月2日に
開設されました。
最初の投稿は
3日後の2021年2月5日です。
19時に2本が同時に公開され、
そのうちの1本が
「YouTube始めます!」でした。
この動画の概要欄には、
YouTubeを始めた理由が
本人の言葉で書かれています。
「これまで、
HPで毎日、
簡単で美味しい家庭料理の
レシピを紹介してきました。
けれど、実際に動画で
見てもらった方が、
もっとわかりやすいレシピもあるし
楽しさも伝えることが
できるのではないかと
思ったのが
Youtubeを始めることにした
きっかけです。」
続けて
「正直、超アナログ人間で
何もかもが
初めての事ばかりで」
とも書いています。
テレビや本で
長く活躍してきた人が、
自分を「超アナログ人間」と
呼びながら
新しい場所に
飛び込んだわけですね。
始めたころの配信日は
「毎週火・金19:00」でした。
金曜日の通常動画は
2024年3月29日の回が
最後になっていて、
いまの概要欄では
「毎週火曜日 19:00に配信!」と
案内されています。
金曜日の配信を
やめた理由は、
当サイトが確かめた範囲では
見つかりませんでした。
年ごとの投稿本数は、
当サイトが全動画を数えると
次のとおりです(日本時間で集計)。
2021年:94本
2022年:101本
2023年:101本
2024年:66本
2025年:54本
2024年に火曜日だけになってからは、
本数も少し
落ち着いているようです。
2026年10月8日に
当サイトが測ったところ、
チャンネル登録者は約84.6万人、
公開されている動画は457本、
総再生回数は
約1億6,425万回でした。
ちなみに
2025年7月に出た
京都リサーチパークのイベント告知では、
「YouTubeチャンネル登録数82万人超えの
家庭料理研究家」と
紹介されていました。
それから約1年で、
数字はさらに
伸びていることになりますね。
動画はShortsではなく、
9分から19分ほどの
通常の動画が中心です。
同じ2026年10月8日の時点で、
ライブ配信の動画は
1本もありませんでした。
いちばん見られている動画は「揚げない天ぷら」
チャンネルで
いちばん再生されているのは、
2021年3月12日に公開された
「5分で作れる揚げない天ぷら。」で始まる
ちくわの磯辺焼きの動画です。
再生回数は
約781万回でした
(2026年10月8日に当サイトが測定)。
油で揚げずに
天ぷらのような1品を作る、
という内容で、
題名からも
奥薗流の
「要らない手間を省く」が
伝わってきますね。
2位以下は、
同じ日の測定で
次のようになっていました。
2位:万能鶏むね肉・基本の作り方(約368万回)
3位:奥薗流焼きナスの作り方(約364万回)
4位:フライパンの余熱利用で作るプリン(約261万回)
5位:万能塩蒸しかぼちゃ(約241万回)
上位10本のうち8本は、
チャンネルを始めた
2021年に公開された動画です。
また、
「万能鶏むね肉」
「万能塩もみキャベツ」
「万能蒸しもやし」のように、
題名に「万能」が付く
作り置きの動画が
シリーズのように
並んでいるのも特徴です。
一度作っておけば
いろいろな料理に使える、
という考え方は
忙しい人にも
うれしいところでしょうね。
もうひとつ、
最近の動画で
目立つのが替え歌です。
2026年10月6日に公開された
最新の動画では、
概要欄に
「09:41 出来上がり&替え歌」
とあり、
料理ができあがったあとに
替え歌のコーナーが入っています。
この回の替え歌は
小椋佳さんの
「シクラメンのかほり」で、
概要欄では
「大好評の替え歌」と
紹介されていました。
本人のブログにも
「【今日は替え歌歌いました♪】」
という題の記事があります。
本人が「大好評」と書くほど、
定番のコーナーに
なっているようですね。
2026年、公式サイトの引っ越しとnote
2026年には、
大きな出来事がありました。
長く続けてきた
公式サイトを
閉じることになったのです。
2026年3月30日の
本人のブログ記事には、
「2026年3月31日をもって
このHPを閉じます。」
と書かれています。
経緯については
「今は詳しくお知らせすることは
できませんが」としていて、
本人は理由を明かしていません。
そのうえで
「新しく別のHPを立ち上げる
という選択をしました。」
と書き、
4月1日から
新しい「なべかまぺえじ」が
始まりました。
旧サイトには、
YouTubeで紹介したレシピを
文字で読める
「日めくりレシピ」と、
14年分のブログ
「でいりいおくじょの」が
ありました。
文字のレシピの
新しい置き場所に
選ばれたのが
noteです。
noteの最初の記事は
2026年3月22日の公開で、
「1000以上ある日めくりレシピを
入力できるのか…」と
不安を書きつつ、
「一日に5レシピ位は
入れられるようになりました。」
と報告しています。
ブログのほうも、
本人によると
「残りは、私が毎朝5時から、
コツコツやり続けました。」
とのことで、
手作業で
新しいサイトへ
移していったようです。
新しいサイトからは
ワンクリックで
YouTubeとnoteに
飛べるようになっています。
動画で作り方を見て、
noteで分量を確かめる、
という使い方が
できるわけですね。
いまの動画の概要欄でも、
noteで
レシピを公開していることが
案内されています。
また、
本人のブログによると、
YouTubeの公開日には
娘さんと2人で
作業をしているそうです。
ブログには
「娘と2人で作業をしているので
いろいろ、大変です。」
という一文もあり、
家族の手を借りながら
毎週の公開を
続けていることが分かります。
紙の通信
「なべかま通信」も、
2026年9月には
75号が発送されています。
本人のブログでは
「このなべかま通信
考えてみたら、
もうかれこれ30年近く
やっています。」
と振り返っていました。
YouTubeよりずっと前から、
読者と直接つながる
場所を
持ち続けてきた
ということですね。
まとめ
奥薗壽子さんは、
京都市生まれ、
神戸市外国語大学中国学科卒の
家庭料理研究家です。
役者やホテルウーマン、
精神科医助手など
16の仕事を経て
家庭料理研究家になり、
アシスタントを使わず
30年以上
料理の仕事を
続けてきました。
2021年2月には
「超アナログ人間」と
自分を呼びながら
YouTubeを始め、
2026年10月8日の時点で
登録者は約84.6万人です。
2026年には
公式サイトを閉じて
新しいサイトとnoteに移り、
動画と文字のレシピ、
紙の通信を
並べて続けています。
テレビや本の世界から
動画の世界へ移っても、
「要らない手間を省く」という
奥薗流の芯は
変わっていないようですね。
同じく料理研究家として
YouTubeでも発信している
関口絢子さんについては、
こちらの記事で紹介しています。





















