
「(呪物に)挨拶も朝晩します。
家族のように」
2025年のトークイベントで、
そう話して会場の笑いを
誘った人がいます。
都市ボーイズの
はやせやすひろさんです。
相方の岸本誠さんと2人で、
怪談や都市伝説を語る
チャンネルを続けています。
2026年10月31日の時点で、
登録者は41.2万人、
総再生は2.7億回。
チャンネルの説明には
「怪奇ユニット」とあります。
それにしても、なぜ呪物を
集めるようになったのでしょうか?
検索に出てくる「告発」や
「いじめ」の語も気になりますよね。
本人の語りと各社の発表を
もとに、たどってみます。
はやせやすひろと岸本誠のプロフィール!年齢は?
都市ボーイズの公式サイトに、
2人のことが載っています
(2026年10月31日に確認)。
はやせやすひろ
生年月日:1988年3月14日
出身:岡山県生まれ
好きなジャンル:心霊
岸本誠(きしもと まこと)
生年月日:1984年9月28日
出身:東京都生まれ
好きなジャンル:陰謀論
2026年10月31日の時点で、
はやせさんは38歳、
岸本さんは42歳になります。
はやせさんの欄には、
「稲川淳二の怪談グランプリ
2017、2019優勝」のほか、
「シーランド公国男爵」という
肩書きまで並んでいました。
岸本さんは「歌舞伎町産まれ
歌舞伎町育ち」で、放送作家として
クイズ番組なども手がけていると
書かれています。
街の裏側の話が得意なのは、
育ちも関係しているのでしょうね。
チャンネルの概要欄では、
2021年6月の動画に
「早瀬康広」という漢字の
表記が出てきます。
公式Xの説明文も「早瀬」です。
ただ、これが本名なのかどうかは、
本人の説明が見つかりませんでした。
身長も、調べた範囲では
出てきませんでした。
少し肩透かしかもしれませんね。
2人の出会いは放送作家の養成所
2人は放送作家の養成所の
同期だったそうです。
2022年のCBCラジオの番組で、
そう話していました。
活動の始まりは2015年5月。
番組のブログには、
その月からの記事が残っています。
ポッドキャスト
「都市伝説 オカンとボクと、
時々、イルミナティ」です。
YouTubeの一覧に残る
いちばん古い動画は
2015年6月18日の公開で、
題名もこの番組名でした。
2018年までの分を数えても、
12本しかありません。
動きが変わるのは2019年です。
7月に「都市ボーイズ日記」を
始めて、この年は107本。
2020年は254本まで増え、
2025年までの6年間は、
どの年も230本を超えています。
チャンネルの表示は2,025本ですが、
公開の一覧に並ぶのは1,840本
(2026年10月31日)でした。
差の185本が何なのかは、
分かりませんでした。
2022年1月の動画では、
お世話になった
山口敏太郎タートルカンパニーを、
自分たちの会社を立ち上げたので
退社すると報告していました。
もっとも、山口敏太郎さんのことは
2025年8月のインタビューでも
「僕の師匠」と呼んでいます。
関係は続いているようですね。
サブの
都市ミナティチャンネルも、
登録者8.47万人、1,389本
(2026年10月31日)あります。
呪物を集める理由は「友達がいなかった自分」
きっかけを語っていたのが、
2025年6月のイベントレポートです。
取材先のミャンマーで、
人を呪い殺すという首飾りを
見つけたのが最初だそうです。
続きが、この人らしいんです。
「元々は求められて作られたり、
使われているので、
使い終わったらポイッて
捨てられるっていうのが、
なんだか学生時代に友達が
いなかった自分と
照らし合わせちゃって。」
だから「この子らを全部家に呼んで
かわいがってあげよう」と
思ったのだとか。
呪物を「この子ら」と呼ぶところに、
距離の近さが出ていますね。
文藝春秋のページでは、
「1000以上の呪物を集める」と
紹介されています。
本体チャンネルの動画題名にも、
「呪物」が50本並んでいます
(2026年10月31日)。
もちろん呪いが本当に
効くのかどうかは、別の話です。
はやせさん自身も、
ただ信じているわけでは
ないようです。
インタビューでは、
「僕は「信じてる」じゃなくて
「信じてあげたい派」なんです。」
と話していました。
霊が写ったという写真でも、
違うと思えば「いや、これは
レンズフレアです」と言うそうです。
さらに同じインタビューの後半では、
「自分が一番、悪者になろうと
してます。」とも語っています。
相談者さんに批判が向かないように
している、という説明でした。
いちばん見られたのは霊能者の話
2026年10月31日の時点で
最も再生されている動画は、
2020年9月15日の霊能者の回で、
約141万回です。
岸本さんのほうは、
2026年3月の発表で
「好きなジャンルは能力者と
ヒトコワ」と紹介されていました。
人の怖さも扱うのが、この2人の
面白いところかもしれません。
2024年の映画『変な家』の取材で、
岸本さんは、間取りの怖い話は
事故物件に行き着くと話しています。
見るのは「間取りと場所に対しての
値段の違和感」だそうです。
同じ取材で、オーナーが次々と
行方不明になるバーの話をしたあと、
「オカルト的な話ではない可能性も
大いにあります」と添えていました。
怖がらせるだけで終わらないのは、
はやせさんとも似ていますね。
「ダンダダン」との関係は?
検索で「都市ボーイズ ダンダダン」
と出てくるのは、
少年ジャンプ+の漫画のことです。
2024年12月17日の動画
「大事件が起きました」で、
2人はこの話をしています。
作品に自分たちの名前などが
使われたと喜び、おそらく
モデルだろうと話していました。
単行本のコメントで「面白い」と
触れられていたことも、
うれしそうに話しています。
ただ、モデルというのは
あくまで本人たちの見立てです。
作者側の説明までは、
確かめられませんでした。
本と漫画、番組まで
本の仕事も増えています。
2023年11月の
『闇に染まりし、闇を祓う』は、
チャンネルの案内では
はやせさんの初の単著でした。
2025年8月22日には、
作家のクダマツヒロシさんと組んだ
『ヤバい実家』が文藝春秋から
出ました。
家にまつわる怖い話の本です。
はやせさんの奥さんは
これを読んで、
「ちっちゃい声で「合格」」と
言ったのだとか。
2026年7月16日には、
竹書房から漫画
『呪呪呪 呪物蒐集家の僕の
怪奇な日常』の第1巻も出ました。
原案がはやせさん、
漫画が阿崎桃子さんです。
阿崎さんは都市ボーイズのファンで、
100名を超える応募者の
オーディションから選ばれたそうです。
ファンが描く本人の話、
というのも面白い形ですね。
はやせさんは
田中俊行さん、やついいちろうさんと
組む怪談ユニット「怪異研」でも
活動しています。
2026年5月の発表では、
BSテレ東で初の冠番組が
始まるとありました。
2人そろっては、
2023年8月の
中京テレビ「24時間テレビ」の
メタバース会場で、
コヤッキースタジオさんらと
怪談の企画に名前がありました。
グッズでは、ホラー漫画家の
伊藤潤二さんが描き下ろした
コラボTシャツが、
2024年9月に数量限定で
売り出されています。
「告発」や「いじめ」の中身は?
先に結論を書くと、
はやせさんが告発された、
あるいはいじめた側だったと
報じた記事は、当サイトが
確かめた範囲では見つかりませんでした。
はっきりしているのは、
動画の題名に語があることです。
2025年10月23日の
「【知り合いからの告発】
あの男の真相を語ります」は、
寄せられた話を語る怖い話の回でした。
「いじめ」のほうは、はやせさん自身が
いじめられた側の話を語っています。
2021年3月の回です。
小学生のころから、誰も助けて
くれない中で過ごしたことや、
結局は自分が変わるしかなかった
という体験談でした。
人とちゃんと話せるようになるまで、
高校3年生の終わり近くまで
かかったそうです。
呪物の話に出てきた
「学生時代に友達が
いなかった自分」も、
同じ時期のことでしょうね。
もう1つ、2020年10月の動画では、
小学生の頃の不思議な体験を
「時空いじめ」と呼んでいました。
検索語の出どころは、
分かりませんでした。
本人が謝罪した件としては、
2023年8月29日の
「木札についての説明と謝罪」が
あります。
持っていた木札を呪いと結びつけて
話していたことについての動画です。
現地の方の話では、復興の支援の
ために配られたものだったそうで、
はやせさんは、発信した自分が
悪かったと話しています。
同じ日のXの投稿では、
木札の言葉について、
「復興支援の為制作された
「先祖になる」の映画制作関係者
様方が記された可能性が高い」
と説明していました。
この件は、ねとらぼが
2023年8月29日に報じています。
祝祭の呪物展2に「呪いの木札」
として展示された品が、東日本大震災の
松の木札ではないかと指摘され、
炎上状態になっていたという
内容でした。
はやせさんの奥さんと子どもは?
はやせさんは結婚していて、
動画の題名にも
「はやせ嫁」の語が出てきます。
インタビューでも「うちの奥さん」
と話していました。
呪いの儀式に使った藁人形を、
最初は怖がっていた奥さんが
「かわいい」と言い出した話は、
なかなかのものです。
名前をつけて寝室に連れていき、
「僕より可愛がってます。」
と語っていました。
もちろん、これは本人の語りです。
藁人形にまつわる話も、
そのつもりで読むと
楽しいかもしれませんね。
子どものことは、
2026年3月31日の動画の題名に
「はやせ第一子誕生」とあり、
本人が報告しています。
翌日の都市ミナティチャンネルにも、
「第一子誕生」を題にした
回がありました。
2026年夏の休みと、そのあと
2026年7月31日の動画「ご報告」は、
はやせさんが1人で出ていました。
岸本さんが体調を崩した、
という報告です。
岸本さんは
8月11日の動画で復帰し、
長引いた咳で背中を痛めて
休んでいた経緯を話しています。
チャンネルの公開も、
この間は11日空きました。
7月10日の発表には、
8月16日に虎ノ門ヒルズの
TOKYO NODE HALLで開く
怪談イベントの出演者として
名前が載っていました。
当日の様子までは、
確かめられませんでした。
チャンネルの概要欄には、
日、月、火、木、金曜の20時更新と
書かれています。
2026年9月は20本、
10月は29日までに19本でした。
呪物に朝晩あいさつをする人と、
歌舞伎町で育った放送作家。
2015年に始まった2人の語りは、
ずいぶん遠くまで
届くようになったようですね。




















