
日本に住む外国人の方が
日本を撮るチャンネルは、
いまではかなりの数が
あります。
そのなかで、少し変わった
入り口から始まったのが
今回のTokyo Lens
(トーキョーレンズ)です。
公式サイトによると、
始まりは観光でも
グルメでもなく、
津軽三味線でした。
そこから今の形に
どうつながったのか、
順番に見ていきます。
数字は2026年10月27日に
当サイトがYouTubeの
APIで測った値です。
Tokyo Lensのプロフィール!
まずはご本人の
公式サイトの紹介ページ
から確かめます。
英語で書かれたページです。
そこには、Norm Nakamura
(ノーム・ナカムラ)さんは
カナダ出身で日本を拠点にする
映像作家・クリエイター、
と書かれていました。
メインのチャンネルが
Tokyo Lensで、目標は
「Experience Japan」、
つまり日本を体験すること
なのだそうです。
チャンネルを開いたのは
2015年7月14日。
2026年10月27日の時点で
登録者は123万人、
動画は562本ありました。
総再生回数は
2億6090万回ほどです。
チャンネルの国の設定は
日本になっていました。
チャンネルの概要欄も
読んでみました。
そこでは自分のことを
津軽三味線の奏者で、
パイロットの訓練中で、
ボートの船長でもある、
と紹介しています。
最後には「とことん
仕事好き(いい意味で)」
とも書いていて、
肩書きの多さが
そのまま人柄を
表しているのかもしれません。
なお、公式サイトは
このチャンネルのほかに
「Tokyo Lens
Explore」と
「Shamisen in Tokyo」の
2つを別に載せています。
この記事の数字は、
メインのTokyo Lensだけです。
本名や年齢は公表されている?
気になる方が多いのは
本名や年齢でしょうか。
公式サイトも
チャンネルの概要欄も、
名乗っているのは
「Norm Nakamura」と
「Norm」だけでした。
これが本名かどうかを
はっきり書いたものは
見つけられていません。
生年月日や年齢も、
公式の側には
載っていませんでした。
少し肩透かしかも
しれませんが、
そのぶん活動の中身は
たっぷり公開されています。
ここからはそちらを
見ていきますね。
原点は吉田兄弟のもとで学ぶ津軽三味線
公式サイトによると、
Normさんは10年以上
吉田兄弟の弟子として
津軽三味線を学んできた
とのことです。
吉田兄弟といえば、
津軽三味線の兄弟デュオ
として知られていますよね。
チャンネルそのものも、
津軽三味線の美しさを
世界に見せたい、という
気持ちから始まったと
書かれていました。
いまも三味線は続けていて、
「Ki&Ki」という奏者の
お二人と一緒に、
定期的に活動しているそうです。
公式サイトのメニューにも
「Learn Shamisen」という
項目があります。
三味線は今でも
大事な柱なのでしょうね。
ちなみに、チャンネルで
いちばん古い動画は
2015年7月20日の
「Welcome to
my Channel」です。
その概要欄には、
人生や愛、芸術、
世界についてのチャンネル、
と書かれていました。
最初は題材を絞らずに
始めたのかもしれません。
三味線の動画で一番見られた回は?
562本の題名を全部
確かめたところ、
「Shamisen」が入った
動画は14本ありました。
最初の1本は
2017年8月11日の
「Japanese Shamisen
Girls - KiKi」です。
名前からすると、先ほどの
Ki&Kiのお二人でしょうか。
14本のなかで再生が
いちばん多かったのは、
2019年12月30日の
「What is it Like
to Play the Japanese
Shamisen?」。
2026年10月27日の時点で
263万回を超えていました。
ほかにも、
100ドルと2万ドルの
三味線の音を比べる
「$100 vs $20,000
Japanese Shamisen」や、
職人さんに三味線を
作ってもらう回があります。
後者の題名は
「Japanese Craftsman
Built Me A Shamisen」。
2019年2月の動画です。
弾く側だけでなく、
作る側にも目が
向いているのが分かりますね。
代表作は東京の極小アパート
三味線から始まった
チャンネルですが、
いま一番見られているのは
まったく別のシリーズです。
それが、とても小さな
アパートの中を歩いて
見せる動画でした。
公式サイトにも
「Tiny Apartments」が
大好き、と
書かれています。
再生の多い順に
10本を並べると、
そのうち8本の題名に
「Apartment」が
入っていました
(2026年10月27日時点)。
いちばん多いのは
2021年11月の
「Inside Tokyo's
WEIRDEST TINY
APARTMENT」で、
1848万回ほどです。
概要欄によると、
名の知れた日本の
デザイナーが建てた物件で、
前に訪ねた物件より
小さい部屋もあるのだとか。
このシリーズの最初は、
2021年9月の
「Inside Tokyo's
CHEAPEST Tiny
Apartment - $100」
だったようです。
家賃の安さが題名に
入っています。
その後も大阪の物件や、
線路の下にある部屋、
日本一狭い家と題した回などが
続いていきます。
アパート以外も含めると、
題名に「Tiny」が入った動画は
全部で52本ありました。
公式サイトでは、海外の
「Bored Panda」が
このシリーズの物件を
紹介した記事にも
リンクしていました。
消えていく村や古い店のドキュメンタリー
アパートと並ぶもう一つの
柱が、ドキュメンタリーです。
公式サイトは、隠れた村や
忘れられた村、日本の職人を
題材にしていると書いています。
題名で数えると、
「Abandoned」が入った
動画は18本、
「Village」は7本でした。
最近の回で目立つのは、
2026年10月18日の
「And With This...
Tokyo's OLDEST
Tiny Tech Shop is
Gone Forever...」です。
題名を訳すと、東京で
一番古い小さな電器店が
なくなってしまう、です。
概要欄は「96歳の
この男性は多くのことを
経験してきた」という
趣旨の一文で始まります。
公開から9日で
32万回を超えていて、
2026年10月に公開された
動画のなかでは
いちばん多く見られています。
10月25日の短い動画の
概要欄にも、96歳の男性との
何気ない雑談が、まるごと
ドキュメンタリーになった
と書かれています。
撮りながら題材が
広がっていくのが、
このチャンネルらしさ
なのかもしれません。
船の免許を取り、飛行機の訓練にも挑戦
もう一つ、ほかの
チャンネルにはあまり無い
のがこの路線です。
公式サイトによると、
Normさんは日本で
ボートの免許を取り、
いまはパイロットの
免許に向けて
歩み始めているそうです。
公式サイトはこれを、
少しの努力と忍耐があれば
日本で思い描いた暮らしを
作ることはできる、
と見せるためだ、
と説明していました。
ただ、2026年9月20日には、
パイロットの訓練を
やめざるを得なかった経緯を
語る動画を公開しています。
題名は「Why I Was Forced
to Stop Japan Pilot
Training」です。
観光地を紹介するだけでなく、
住んでいる人として
日本で何ができるかを
試しているわけです。
小柄な女性のトラック
運転手さんの仕事に
一日ついて回る
「I Spent a Day With
Japan's Tiniest
Truck Driver」
(2023年9月)も、
458万回ほど見られています。
投稿のペースは?2025年は110本
最後に、いつごろ
どれくらい動画を
出してきたのかを、
562本の公開日から
年ごとに数えました。
2017年が35本、
2018年が92本で、
ここで一気に
増えています。
その後は2019年から
2024年まで、年に
26〜60本のあいだで
推移していました。
そして2025年は
1年で110本と、
これまでで一番多い年に
なっています。
2025年8月の
おにぎりのキッチンカーの回も、
1123万回ほど
再生されていました。
2026年は、10月27日までに
59本が公開されています。
年はまだ途中ですので、
最終的な本数は
まだ分かりません。
直近の公開は
2026年10月25日でした。
三味線から始まって、
小さな部屋、消えていく店へと
題材を広げてきたチャンネルが、
次にどこを撮るのか
気になるところですね。





















