震災のあと商社を辞め、英語の料理動画を始めたオチケロン(ochikeron)。材料3つのチーズケーキからKindleのレシピ本まで
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材料3つのチーズケーキ、
リラックマのオムライス、
ハローキティのお弁当。
日本の家庭料理とお菓子を
英語で作って見せてきたのが、
オチケロン
(ochikeron)さんです。

 

最初の動画は
2011年4月21日。
それから2026年10月までの
15年あまり、
同じチャンネルで
料理の動画を出し続けています。

 

この記事では、
会社を辞めて動画を始めた経緯、
料理にはまったきっかけ、
よく見られている動画、
そしてレシピ本までを
本人の動画と取材記事から
順に紹介します。

 

登録者数や本数は、
2026年10月30日の
16時50分ごろに
当サイトが測った値です。

オチケロンさんの名前と年齢は?

チャンネルの
説明欄は
「Welcome to
Create Eat Happy 🙂
This is OCHIKERON」
という挨拶で始まります。

 

「Create Eat Happy」は、
本のタイトルにもなった
「作って食べて、幸せ!」。
動画の題名の末尾にも
よく付いている言葉ですね。

 

続けて本人は、
自分のことを
「日本在住のYouTuberで、
2人の子どもの母親」
と英語で書いています。

 

料理を撮り、編集し、
子育てをしながら
日本の家庭料理を届けている。
チャンネルはそんな
毎日の暮らしから生まれている、
という説明です。

 

2026年10月30日の時点で、
チャンネルの登録者は
約93万6,000人、
公開中の動画は1,162本、
総再生回数は
1億4,772万回あまりです。

 

名前については、
2015年7月に
東洋経済オンラインが
載せた取材記事が、
「ochikeron(オチケロン)」を
ハンドルネームとしたうえで、
西村亜美さんとして
紹介しています。

 

本人がチャンネルのリンク欄に
「東洋経済 (インタビュー)」
として並べている
記事ですね。

 

年齢については、
説明欄やブログ、
動画の題名と説明欄を
当たりましたが、
本人が公表した年齢や
生年は確認できませんでした。
少し肩透かしかもしれません。

 

東洋経済の同じ記事によると、
ニューヨークの4年制大学で
アートと経営を学んだそうです。

商社を辞めて、2011年4月に最初の動画

チャンネルで
いちばん古い動画は、
2011年4月21日の
「Introduction
to my Channel
自己紹介」です。

 

説明欄には、
本人がこう書いています
(英文を当サイトで訳しました)。

 

商社で7年働いていたけれど、
宮城の大きな地震のあと、
日本はもう終わりだと思った。
だから仕事を辞めて、
日本の料理を伝えることに
自分の時間を使いたいと考えた。
それが今の自分にできる、
自分と日本のための
いちばんのことだから。

 

その年の3月11日の
東日本大震災から、
およそ1か月後の1本です。

 

東洋経済の記事も、
東京の勤め先で地震に遭い、
「この仕事は今やるべきことなのか」
と考えて会社を辞めた、
と伝えています。
(記事では勤めた期間を
「6年」としています)

 

それまでの数年は、
ブログで家庭料理の
レシピを書いていたそうです。

 

自己紹介の説明欄には
「ネットで英語を話すのも、
作り方の動画の編集も
始めたばかり」(英文の訳)
とも書かれていて、
手探りの出発だったことが
うかがえますね。

 

「貯金があるかぎり
思い切りやろう、
と考えていた」
と取材で話しています。

 

当時は動画から
収入を得られることも
知らなかった、
と記事は伝えています。

料理にはまったのは、クックパッドのコンテストから

料理に夢中になった
きっかけは、
レシピ投稿サイトの
クックパッドでした。

 

のちに夫となる人のために
作った料理の写真を
撮りためていたところ、
「写真をアップしておいたら
記念になるよ」と
クックパッドを
教えられたのだそうです。

 

そこからレシピの
コンテストにはまり、
「仕事の合間も
家に帰ってからも、
ずっとレシピを
考えていましたね」
と東洋経済の取材に
答えています。

 

「負けず嫌いなので
入賞できないと
悔しくて泣いていました」
という言葉も
記事に残っています。

 

面白いのは、
栄養士や料理学校の先生が
審査するコンテストでは
勝てないと気づいたという話。

 

料理学校に行きたいわけでもなく、
「いいや、このままで」
と思ったのだとか。
専門家に評価される
「正しい料理」ではなく、
自分なりの「おいしい」や
「楽しい」を大事にしたい思いだ、
と記事は書いています。

 

ユーチューバーになる
きっかけを作ったのも夫で、
「この人有名だから、観たら」と
教えられたのが、
メイクの動画で人気を集めた
ミシェル・ファン
(Michelle Phan)さんの
動画でした。

 

初めて見て感動し、
「この子みたいに
料理の動画を作りたい」
と思ったそうです。

いちばん見られているのは、材料3つのチーズケーキ

2026年10月30日の時点で
公開中の1,162本を
当サイトで並べると、
いちばん再生されているのは
2013年5月の
「3-Ingredient
Soufflé Cheesecake」。
卵、ホワイトチョコ、
クリームチーズの
3つで作るケーキです。

 

再生回数は
2026年10月30日の時点で
1,321万回あまり。
2位は2015年1月の
オムライスの作り方で、
同じ日に476万回あまりと、
大きな差がついています。

 

3位は2012年6月の
リラックマのオムライスで、
同じ日に400万回あまり。
東洋経済の記事も、
作っている動画の例として
この1本を挙げていました。

 

4位にはハローキティの
キャラ弁が入っていて、
キャラクターの
お弁当やお菓子は
このチャンネルの
看板のひとつと言えそうですね。

 

とはいえ、
チャンネルの説明欄が
伝えたいとしているのは
ふだんの家庭料理のほうで、
「日本の料理は材料が特殊と
思われがちですが、
実は身近な食材で
簡単に作れます」
と日本語で書かれています。

 

2015年4月の
The Japan Timesは、
台所を
スタジオにして撮っている、
と紹介しました。

 

同じ記事では、
刺身の多くや、
焼肉のたいていの品が苦手で、
好き嫌いが多いと
本人が打ち明けています。
料理動画の作り手としては、
ちょっと意外な一面ですね。

YouTubeの広告「好きなことで、生きていく」と銀の盾

2014年には、
YouTube Japanの広告
「好きなことで、生きていく」に
出演しました。

 

本人のチャンネルにも
2014年10月30日に、
「YouTube Japanの
TrueView広告用動画です♪」
という説明つきで
英語字幕版が上がっています。

 

その前年の2013年9月には、
YouTube Japanの
「エンタメウィーク」への
参加を動画で告知していました。

 

2014年3月には
「銀の再生ボタン」の盾が届いた、
という動画も出しています。

 

2015年4月の動画は
「登録者60万人突破」のお礼で、
説明欄には
The Japan Timesの
取材記事や、
NHKの「特ダネ!投稿DO画」の
ページが並んでいます。

 

東洋経済の記事によると、
動画は1本作るのに
3日かかるそうです。
それでも第1子の出産後も
ペースを緩めることなく
続けている、
と2015年7月に伝えていました。

 

東洋経済は、
この時点で会社員のころと
同じくらいの収入を
得られるようになった、
と伝えています。

 

それでも本人は取材に
「収入のためにやっているのではない。
あくまで趣味」と言い切り、
「収入目当てでやる人が増えて
YouTubeが変わってしまうこと、
本当に伝えたいことがある
クリエイターの居場所が
なくなってしまうことが
心配です」とも語っていました。

Kindleのレシピ本と、いまのチャンネル

2015年の取材では、
レシピ本の誘いが
いくつかあるとされながら、
「家で動画作りをしているのが
いちばん好きだから、
その時間を最優先しています」
と話していました。

 

チャンネルのリンク欄で
「My Cookbook」として
案内している著書が、
『CREATE EAT HAPPY
作って食べて、幸せ!』です。

 

Amazonの表示では
出版社はKADOKAWA、
Kindle版の発売日は
2015年11月27日でした。

 

2025年3月の動画の説明欄でも、
本人が案内しているのは
Kindle版です。
「紙の本はもう無い…
手に入れた人はラッキー!」
(英文の訳)とも
書いています。

 

文字のレシピは
本人のブログにもまとまっていて、
プロフィールには、
検索窓から
1,000を超える日本のレシピを
探せると書かれています。

 

投稿の数は、
2013年から2016年までは
毎年100本を超えていました。
2022年から2025年までは
年に40〜60本台で、
2026年は10月30日までに
44本です。

 

2023年以降の題名を見ると、
料理のほかに、
花火大会や旅行の動画も
並んでいます。

 

それでも、
2026年4月には
「15 Years on YouTube」
と題して
簡単な日本食11選を
紹介する動画を出しました。
説明欄の一覧で
1番に置いているのは
カレーライスです。

 

2026年10月30日の時点で
いちばん新しい動画は、
2026年10月26日の
「なたね(炒り卵)」。
父方の祖母が
作ってくれた料理だと
説明欄にあります。

 

2011年の自己紹介と
同じように、
いまも家庭の味を
英語で届けている
ということですね。

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