
YouTubeのチャンネルが、
テレビとラジオの賞を
獲ってしまったことが
あるんですね。
講談師の
六代目 神田伯山さんです。
公式チャンネル
「神田伯山ティービィー」を
運営されていますね。
第57回ギャラクシー賞の
フロンティア賞。
2019年度の受賞作として、
このチャンネルの名前が
残っています。
登録者は25.8万人。
総再生回数は
約4,940万回になります。
2026年8月17日に
YouTube Data APIで
実測した値になります。
今回は六代目 神田伯山さんの
プロフィールと経歴、
そしてチャンネルの数字を
一次情報でまとめました。
六代目 神田伯山のプロフィール!本名や年齢は?1983年6月4日生まれの東京都豊島区出身
芸名:六代目 神田伯山
(かんだ はくざん)
前名:神田松之丞
本名:古舘克彦
(ふるたち かつひこ)
生年月日:1983年6月4日
出身:東京都豊島区
血液型:A型
芸種:講談
階級:真打
ここに挙げた項目は、
本人の公式サイトと、
所属している2つの協会の
公式サイトに載っていました。
生年月日については、
本人公式・日本講談協会公式・
落語芸術協会公式の
3件が一致しています。
落語芸術協会の表記だけは
「昭和58年6月4日」という
元号の書き方ですが、
指している日は同じですね。
1983年6月4日生まれなので、
この記事を書いている
2026年8月17日時点では
満43歳ということになります。
本名の「古舘克彦」も
書いておきます。
詮索して出てきた話ではなく、
本人公式と落語芸術協会公式が
「本名」として公表しています。
出囃子は「滝流し」。
趣味は落語を聴くこと。
このあたりは協会の
公式プロフィールに
記載がありました。
一方で、学歴や
ご家族については
公式の記載が見つからず、
本記事では扱いません。
神田松之丞から六代目神田伯山へ!2007年入門・2012年二ツ目・2020年2月に真打昇進と襲名
「神田松之丞」という
名前のほうに
聞き覚えのある方も
いらっしゃるかもしれません。
こちらは前名で、
真打に昇進するまで
使っていた名前ですね。
芸歴の年月は、
本人公式・日本講談協会公式・
落語芸術協会公式の
3件が完全に一致していました。
2007年11月、
三代目神田松鯉に入門して
「松之丞」を名乗ります。
ここが出発点になります。
2012年6月に二ツ目へ昇進。
そして2020年2月、
真打昇進と同時に
六代目神田伯山を
襲名されました。
入門から真打まで
およそ12年。この歩みが
そのままチャンネルの
出発点にもつながっていきます。
所属は日本講談協会と
落語芸術協会の2つ。
どちらの公式サイトにも
協会員として
掲載されています。
芸風については
日本講談協会の公式に
本人の言葉が載っていました。
「古典講談、なかでも
連続物を中心に読んでおります」。
持ちネタも席数つきで
公開されていまして、
慶安太平記19席、
畔倉重四郎19席、
寛永宮本武蔵伝17席。
村井長庵12席、
天明白浪伝10席、
天保水滸伝7席と続きます。
連続物がずらりと
並んでいますね。
本人公式サイトのほうには
持ちネタが200を超える、
という記載もありました。
ただしこれは公式側の
自己記述になります。
「神田伯山ティービィー」の登録者数は25.8万人!総再生4,939万回の実測値です
チャンネルの数字を
置いておきましょう。
2026年8月17日に
YouTube Data APIで
実測した値になります。
登録者数は
25.8万人
(258,000人)。
総再生回数は
49,398,778回でした。
約4,940万回、と
言い換えたほうが
規模は伝わりますね。
公開されている動画は
320本あります。
チャンネル名の表記は
「神田伯山ティービィー」。
「ティービー」ではなく
「ティービィー」が
正式な形になります。
概要欄には本人側から
こう書かれていました。
「講談師・神田伯山の
公式YouTubeチャンネルです」。
続けて「講談および
寄席演芸の魅力を
世界に発信していきます」
とも書かれています。
チャンネルではなく
講談そのものを
広げるために作られた。
そう読める書き方ですね。
直近の投稿は
2026年7月22日でした。
取材した2026年8月17日から、
1か月ほど前になります。
チャンネル開設は2019年12月19日!ただし初投稿は2020年2月7日で約1か月半の間があります
ここは間違えやすいので、
先に書いておきますね。
チャンネルの作成日は
2019年12月19日です。
APIで取れる
publishedAt という値が
この日付を示しています。
ただし、これは
「YouTubeを始めた日」
ではありません。
アップロード再生リストを
最後までたどってみると、
いちばん古い動画は
2020年2月7日の公開でした。
タイトルは
「松之丞改め神田伯山、
YouTube始めます」。
名前が変わることを
そのまま告げる1本ですね。
作成から初投稿まで、
およそ1か月半の
間があいている
計算になります。
そして初投稿のあった
2020年2月は、
真打昇進と六代目襲名の
月そのものです。
先にチャンネルの器を
用意しておいて、
襲名に合わせて動き出した。
そういう順番だったのかも
しれませんね。
全320本のうち140本が「密着」シリーズ!カメラが向いているのは高座ではなく楽屋
このチャンネルで
いちばん特徴的なのは、
何を撮っているかという
ところではないでしょうか。
320本の内訳を
数えてみたところ、
140本がタイトルに
「密着」と付く
シリーズでした。
全体の44%になります。
本数でいえば、
これが主軸ですね。
中身は本人の高座
そのものではありません。
寄席の楽屋、共演者、
そして10日間の興行の
進み方が映っています。
最初期のシリーズは
2020年2月のもので、
タイトルが
「松之丞が六代目神田伯山に
なった日」。
#00の襲名披露パーティーから
#10の新宿末廣亭 千穐楽まで、
毎日更新されていました。
一世一代の出来事を
まるごと出してしまう。
そういう始まり方だった
わけですね。
直近のシリーズも同じ形で、
2026年7月の
新宿末廣亭 七月上席に
密着した10本が並びます。
面白いのはタイトルの
書き方でして、
「※ネタバレなし」と
わざわざ明記されている
動画があるんですね。
高座の中身は見せない。
見せるのは楽屋の空気だけ。
そういう線引きが
本人側の発信から
読み取れます。
自分を見せるのではなく、
自分がいる世界のほうを
記録していく。当サイトの
既存記事には無かった型です。
投稿は「興行のある月だけ毎日更新」!2026年は13本中11本が7月に集中しています
投稿のペースも、
だいぶ変わっています。
アップロード再生リストを
最後までたどって、
年別に数えてみました。
2020年が130本、
2021年が46本、
2022年が60本、
2023年が27本。
2024年が23本、
2025年が21本、
2026年が13本という
並びになります。
2020年の130本は
襲名披露興行の年ですね。
その後は年に20本から
60本ほどで
落ち着いています。
月別に見ると、
もっとはっきりします。
2026年の13本のうち、
11本が7月の投稿でした。
残りは5月に1本、
6月に1本だけ。
ほかの10か月は0本です。
2025年も同じ形で、
7月に10本、12月に10本、
2月に1本。
残る9か月は0本でした。
つまり、興行のある月だけ
毎日更新して、
それ以外の月はほとんど
出さない。そういう
バースト型ですね。
ここは誤読しやすい
ところだと思います。
「投稿が止まっている=
休止している」では
ないんですね。
実際、落語芸術協会の
公式プロフィールには
出演予定が並んでいました。
浅草演芸ホールの
八月下席 後半が
2026年8月26日から30日。
新宿末廣亭の九月上席が
9月1日から10日。
さらに浅草演芸ホールの
九月中席 前半と十月上席 後半、
そして12月20日の
落語会まで掲載されています。
YouTubeの投稿頻度だけで
活動の状況を判断すると
読み違える。その典型例
かもしれません。
第57回ギャラクシー賞フロンティア賞を受賞!YouTubeチャンネルが放送の賞を獲りました
冒頭にも書いた話を、
ここで詳しく置いておきます。
第57回ギャラクシー賞
(2019年度)の
フロンティア賞。
その受賞作が
「神田伯山ティービィー」です。
ギャラクシー賞は、
NPO法人 放送批評懇談会が
主催している賞ですね。
テレビとラジオの番組を
評価するのが本来の枠です。
その受賞作一覧に
YouTubeチャンネルが
入っている。授賞団体自身の
公式ページで確認しました。
本人公式サイトの
受賞歴のほうにも
「2020年6月/第57回
ギャラクシー賞 フロンティア賞」
として載っています。
もうひとつ、公式一覧には
制作会社の名前も
併記されていました。
「冬夏」という社名です。
個人が撮って個人が出す、
という作りのチャンネル
ではないわけですね。
なお、なぜこの賞に
選ばれたのかという
選奨理由の文章は
確認できませんでした。
受賞作一覧のページには
受賞者名と制作会社名しか
掲載されていなかったので、
理由については書きません。
花形演芸大賞は銀賞から金賞、そして大賞へ!本業の受賞歴もまとめました
受賞歴が2系統ある、
というのもこの方の
面白いところです。
ひとつがさきほどの
ギャラクシー賞。
もうひとつが、
演芸の世界の賞ですね。
なかでも積み上がって
いるのが、花形演芸大賞
というものです。
平成28年度が銀賞で、
2017年3月のことですね。
続く平成30年度は金賞、
こちらが2019年3月です。
令和2年度もまた金賞
(2021年3月)。
令和3年度も重ねて金賞を
受けています(2022年3月)。
そして令和4年度が
大賞です。
2023年3月のことでした。
銀から金、金から大賞へと
段を上がっています。
大賞の受賞については、
本人公式サイトの
ニュース欄にも
発表が出ていました。
「このたび、伯山が
令和4年度 花形演芸大賞・
大賞を受賞いたしました」
という一文ですね。
浅草芸能大賞も
2つ受けています。
第35回の新人賞
(2018年11月)と、
第41回の奨励賞(2024年11月)。
ほかに2019年の
日本民間放送連盟賞 優秀賞、
そして2026年6月の
第45回ベストファーザー
イエローリボン賞。
これらは本人公式サイトの
受賞歴一覧と、
落語芸術協会公式の
受賞歴で確認しています。
なお、国からの表彰に
ついては確認できませんでした。
公式のどの一覧にも
記載が無かったので、
本記事では書いていません。
再生数トップは「中村仲蔵」の227万回!本数の主軸と再生数の頭がねじれています
再生数の上位も
実測してみました。
こちらもAPIで
取得した値になります。
いちばん見られているのは
2020年4月4日公開の
【講談】神田伯山「中村仲蔵」
in 浅草演芸ホール。
2,267,467回。
約227万回ですね。
2020年2月21日の
口演を収めた1本になります。
2位が【密着#05】
「松之丞が六代目神田伯山に
なった日 〜爆笑問題大暴れ〜」
で1,590,280回。
3位が【講談】「鹿政談」
in 新宿末廣亭で931,807回。
4位が【密着#02】の
853,640回でした。
上位10本を並べてみると、
講談の高座映像と
密着シリーズが
交互に入っている形ですね。
本数では密着が主軸なのに、
再生数の頭は講談本編。
少しねじれた構造に
なっています。
裏側で人を集めて、
講談そのもので見せる。
そう読むことも
できるかもしれません。
ただしこれは
当サイト側の読み方であって、
本人がそう語ったもの
ではない点は添えておきます。
もうひとつ、連続物の
「畔倉重四郎」が
全19席まるごと
公開されていることも
確認できました。
協会公式に載っている
持ちネタの席数と
ぴったり一致しています。
持ちネタがそのまま
置かれている形ですね。
まとめ
今回は六代目 神田伯山さん
についてまとめました。
・1983年6月4日生まれ、
東京都豊島区出身。
2026年8月17日時点で満43歳
・本名は古舘克彦
・2007年11月に
三代目神田松鯉へ入門
・2012年6月に二ツ目昇進
・2020年2月に真打昇進と
六代目襲名
・登録者25.8万人、
動画320本、
総再生4,939万8,778回
・数字は2026年8月17日の実測
・チャンネル作成は
2019年12月19日、
初投稿は2020年2月7日
・320本のうち140本が密着
・第57回ギャラクシー賞
フロンティア賞を受賞
・令和4年度 花形演芸大賞は大賞
学歴やご家族については
公式の記載を
確認できませんでした。
そのため載せていません。
ギャラクシー賞の
選奨理由も取得できず、
受賞の事実だけを
書いています。
投稿が月によって
0本になる点も、
休止ではなく
これが平常運転である
ことを繰り返しておきますね。
伝統的な世界に身を置く方が
YouTubeで発信するという点では、
大愚元勝さんが
近い立ち位置にいます。
ただ、あちらは
カメラに向かって自分で語る
悩み相談の形。伯山さんは
自分ではなく寄席の裏側に
カメラを向けています。
本業での受賞とYouTubeでの
受賞が別々にある方だと、
ヨビノリたくみさんも
思い浮かびますね。
もっとも、あちらは
YouTubeでの発信そのものが
表彰の対象でした。
そこは成り立ちが違います。
今回参照した情報は
こちらからたどれます。
・六代目 神田伯山 オフィシャルサイト
・同/花形演芸大賞のニュース
・日本講談協会 公式



















