
アニメの主題歌を
ドラムで叩く動画から、
初音ミクに歌わせる
オリジナル曲へ。
そして、その曲を
今度は自分の声で
歌い直す。
そんな順番で
活動を広げてきたのが、
ドラマーで
ボカロPのマイキさんです。
ボカロ曲を出すときは
「マイキP」を名乗っていて、
チャンネルの概要欄にも
「ドラマーシンガー」
「ボカロの時はMAIKI P」
とだけ書かれています。
この記事では、
公開されている動画436本すべてと
本人の動画の概要欄、
公式サイト、
音楽ナタリーなどの記事から、
マイキさんの歩みを
たどってみます。
登録者数や本数、
再生回数は、
2026年11月7日
午前3時ごろに
当サイトが測った値です。
動画そのものは視聴しておらず、
題名と概要欄、
YouTube の公開データを
もとに書いています。
マイキのチャンネル(2026年11月7日時点)
マイキの
チャンネルは
2013年11月17日の開設です。
2026年11月7日時点の登録者は
109万人、
総再生回数は
3億9,484万回あまりでした。
公開されている動画は436本で、
そのうち132本が
ショート動画です。
いちばん古い公開動画は
2015年8月13日の
「マイキ / You're hero
【オリジナル曲】」。
最初の1本が
叩いてみたではなく
自作の曲だったのは、
いま振り返ると
少し面白いところですね。
アニメの主題歌メドレーを叩いていた2018年
投稿が続くようになるのは
2018年からです。
この年の6本のうち5本が、
ドラムの「叩いてみた」でした。
2018年10月4日の
「銀魂の主題歌を
メドレーにして
ドラム叩いてみた!!!」は、
11月7日時点で
171万回を超えています。
概要欄の書き出しは
「マイキーです!!」。
このあと NARUTO、
僕のヒーローアカデミア、
BLEACH と、
アニメの主題歌の
メドレーが続きました。
YouTube の外でも
名前が出始めます。
2019年6月13日の
音楽ナタリーの記事は、
YouTuberのタケヤキ翔さんと
組んだユニット
「ラトゥラトゥ」の結成を伝え、
マイキさんを
「TikTokを中心に活躍する
音楽クリエイター」と
紹介しています。
担当はドラムでした。
2020年になると、
通常の動画だけで
61本が出ています。
前の年の11本から
一気に増えた年ですね。
和太鼓で作った
巨大ドラムで
『紅蓮華』を叩く回、
ギターやベースの
スラップの回、
ピアノや歌の回まで並び、
ドラム以外の顔が
見えてきた年と
言えそうですね。
2020年9月、初音ミクの「アンチジョーカー」でボカロPに
その2020年の9月6日、
「アンチジョーカー
feat. 初音ミク
【ボカロオリジナル曲】
マイキP」が公開されました。
概要欄には
「作詞.作曲.編曲:マイキP」
とあります。
作詞から編曲まで、
1人で手がけた曲なんですね。
2020年9月7日の
LogTubeの記事は、
これを
「ボカロPデビュー曲」
として伝え、
ニコニコ動画とYouTubeで
6日に公開したと
書いています。
この曲は、
11月7日時点で
1,100万回を超えています。
通常の動画では
チャンネルでいちばん
再生されている1本です。
同じ年の12月には
「バケモノ信者」
(435万回あまり)、
「メンヘラデーモン」と、
初音ミクの曲が続きました。
ボカロPとしての仕事は、
自分のチャンネルの外にも
広がっていきます。
2022年7月2日の
音楽ナタリーの記事によると、
手越祐也さんの新曲
「OVER YOU
(feat. マイキ)」は、
「ドラマー / ボカロPのマイキを
迎えて制作された楽曲」でした。
同じ年の
8月31日の記事では、
この曲の
「作詞作曲編曲を担当したマイキ」が
手越さんのミニアルバムの
リミックスも手がけたと
書かれています。
さらに
2022年12月16日の
Billboard JAPANの記事は、
TVアニメ『REVENGER』の
オープニング「ダウンタイマー」で、
アレンジを
「ドラマー、シンガー、
ボカロPとして活躍する
マイキP」が
担当すると伝えました。
2019年のナタリーの記事では
「(Dr)」とだけ
添えられていた名前に、
2022年の記事では
「シンガー」と「ボカロP」が
並ぶようになっていますね。
合成音声の版と、本人が歌う版。2023年以降の4曲は本人のMVが上回る(11月7日時点)
マイキさんの曲には、
初音ミクなどが歌う版と、
本人が歌う版が
両方出ているものがあります。
そのうち、
題名に「ボカロ Self Cover」と
付いた本人の版がある6曲を、
合成音声の版と並べて、
11月7日時点の
再生回数で比べてみました。
・アンチジョーカー(2020年)
初音ミク版 1,100万回あまり
本人版 105万回あまり
・バイメーバイメー(2021年)
初音ミク版 136万回あまり
本人版 129万回あまり
・キングスレイヤー(2023年)
初音ミク版 161万回あまり
本人版 505万回あまり
・サイバーパンク
デッドボーイ(2024年)
初音ミク版 171万回あまり
本人版 233万回あまり
・ダーリンゲーム
オーバーラブ(2025年)
初音ミク版 67万回あまり
本人版のMV 94万回あまり
(MVの前に出た
本人の歌の版は55万回あまり)
・マシンガンクイーン(2026年)
重音テト版 16万回あまり
本人版 26万回あまり
2021年までの2曲は
合成音声の版が上で、
2023年以降の4曲は、
4曲とも本人が歌うMVが
上回っています。
この6曲では、
本人の版はどれも
合成音声の版より
あとに公開されています。
2023年以降の4曲は、
出てからの日数が短いのに
上回っているということですね。
本人の版が上回った4曲で、
差がいちばん大きいのが
2023年の
「キングスレイヤー」で、
本人が歌うMVは
505万回を超えています。
このMVの概要欄には
「作詞.作曲.編曲.歌:
マイキP」、さらに
「MV Director / Editor
: MaikiP」
と書かれていて、
映像の監督と編集も
本人が務めています。
その後の動画の概要欄では、
この曲を「2nd MV」、
2026年の
「マシンガンクイーン」を
「5th MV」と
数えていますね。
なぜ本人の版のほうが
聴かれるようになったのかは、
本人が語っているものを
見つけられなかったので、
ここでは数字と
順番だけにしておきます。
「初見でドラム叩いてみた」のショートが、再生の3分の1あまり(11月7日時点)
歌う側に重心が
移ったように見えて、
ドラムの動画が
減ったわけではありません。
2023年8月18日、
「青のすみかを
初見でドラム叩いてみた!!」
というショートが出ます。
題名に「初見」と
「叩いてみた」の両方が入った
ショートは、
11月7日時点で37本。
この37本だけで
再生は合計1億3,733万回あまり、
公開動画436本の
再生合計の34.8%に
当たります。
チャンネルで
いちばん再生されている
「Ado - 唱を初見で
ドラム叩いてみた!!」
(2023年9月25日)は
1,291万回あまり。
上位3本は
すべてこのシリーズなんですね。
通常の動画にも
「プロドラマーなら
初めて聴く曲でも
即興で叩けるの?」
という回があって、
2021年2月から
11月7日時点で
53本を数えます。
2026年は、
この「即興」の回を出した
翌日か翌々日に、
同じ曲の「初見」の
ショートを出す並びが
11月7日までに5回ありました。
長い回で叩くまでの
過程を見せて、
ショートで
いちばんおいしいところを
切り出す、
という使い分けなのかもしれません。
2026年8月26日のワンマン「BAD END OVER」
2026年の夏は、
ライブの年だったと
言えそうです。
6月15日に出た
公式サイトのお知らせ
(チケット販売の告知)によると、
「BAD END OVER」は、
8月26日に東京・渋谷の
Veats Shibuya で開く
公演でした。
本人の動画の概要欄では
「マイキONE MAN LIVE」
として告知されていました。
アンチジョーカーなど
いくつかの動画の概要欄には、
「超久しぶりに単独ライブやります。」
「単独では過去最大キャパの会場です。」
という言葉も並んでいます。
7月22日の動画の概要欄には
「チケット完売!!!」
「ソールドアウトしました!!!」
と書かれています。
10月5日には、
題名に「BAD END OVER」と
入ったライブ映像で、
「ダーリンゲーム
オーバーラブ」が
公開されました。
概要欄のクレジットは
「Vo : Maiki」で、
ドラムは別のドラマーが
務めています。
2025年9月には、
「キングスレイヤー」を
「僕のバンド’97,Kids」で
カバーしたスタジオライブも
出しています。
11月7日時点で、
チャンネルの最新の投稿は
10月5日のショートです。
8月28日のショートでは
「ロックスター」という
新曲にも触れていました。
叩いて、書いて、
自分で歌う。
次にどの役で
出てくるのか、
楽しみにしたいですね。


















