
目玉焼きをのせた
「貧乏人のパスタ」を
家庭向けに教える一方で、
2023年から毎年
イタリアの厨房に入り、
現地のシェフたちに
ラーメンを作ってみせる。
そんな料理人がいます。
YouTubeの
「ファビオ飯 /イタリア料理人の世界」の
ファビオさんです。
この記事では、
チャンネルの概要欄と
公開されている動画の一覧、
Real Sound テックの紹介記事、
本人のインタビューなどから、
ファビオさんの歩みを
たどってみます。
登録者数や本数、
再生回数は、
2026年11月7日
午前6時25分ごろに
当サイトが測った値です。
動画そのものは視聴しておらず、
題名と概要欄、
YouTube の公開データ、
記事の記述を
もとに書いています。
ファビオ飯のチャンネル(2026年11月7日時点)
ファビオ飯 /イタリア料理人の世界は、
2020年11月8日に
開設されたチャンネルです。
2026年11月7日時点の登録者は
135万人、
総再生回数は
5億8,955万回あまりでした。
公開されている動画は678本で、
そのうち279本が
ショート動画です。
概要欄は
「こんにちは、シェフのファビオです!」
という挨拶で始まり、
著書の『SALSA』ソースの世界
(玄光社)のほか4冊、
そして年月つきの
活動実績が
ずらりと並んでいます。
FIATの公式アンバサダー、
日本橋三越本店と
伊勢丹新宿店の
「イタリア展」への出店、
ミラノ・コルティナ2026の
IOC日本向けPRなど、
料理動画の外の仕事が
ずいぶん多いんですね。
高校1年の冬、ローマで
ファビオさんがイタリア料理に
目覚めたのは、
高校1年生の冬休みだったそうです。
2025年10月の
おとなの週末Webのインタビューで、
本人は
「父が仕事でローマに赴任していて、
高校1年生の冬休みに
遊びに行ったんです」
と話しています。
現地の市場で買い出しをして
料理を作り、
「いつか現地でちゃんと
料理してみたい」と
思ったのが最初だといいます。
同じ記事のプロフィール欄には、
「16歳からイタリアに留学。
20歳からイタリアを中心に
ヨーロッパの大衆店から
星付きレストランまで
6年間修業」とあります。
ただ、この記事は
ファビオさんがMCを務める
CS番組
『おとなの週末TV』の
告知を兼ねたものです。
経歴はあくまで
本人の話として
読んでおくのがよさそうです。
修業時代のことは、
動画の概要欄にも
ときどき出てきます。
2022年11月には
「イタリア修行時代の
お金がない時、
ボロシェアハウスで編み出した」
トマトソースを紹介していました。
2022年10月の概要欄には、
修業時代は
お金も時間も余裕もなく、
行きたかった三つ星の店に
行けないまま
「帰国してしまい」
と書いています。
インタビューでは
和食でいちばん好きなものに
味噌汁を挙げ、
「旨み成分を受け入れる
日本人のDNAなのか」
とも話していました。
2020年11月、「個人で新チャンネルを開設」
今のチャンネルで
いちばん古い動画は、
2020年11月19日の
「【応援して下さる皆さまへ】
ファビオ新チャンネル開設しました。」
です。
概要欄には
「個人で新チャンネルを開設しました」
「前のチャンネルは卒業したので
出演しません、すいません。」
とあります。
それ以前は
別のチャンネルに
出ていたことになりますが、
その名前は概要欄に書かれておらず、
当サイトでは
確認できませんでした。
ショートが出るまでの1年半は
通常動画だけで、
2021年は73本を
公開しています。
ショート動画が加わったのは
2022年5月からでした。
いちばん伸びたのは「貧乏」の名のつくパスタ
チャンネルで
いちばん再生されているのは、
2022年12月5日のショート
「【簡単10分】貧乏パスタ|
一気に大盛作るコツ!」で、
11月7日時点で
1,890万回あまりです。
2位は
2024年3月2日の
「電子レンジで茹でる
【貧乏人のパスタ】
シェフが作った結果…」
(1,410万回あまり)でした。
インタビューでも、
1番伸びた動画を聞かれて
「貧乏人のパスタ」と答え、
「たぶん再生回数5000万回以上」
と話しています。
もともとナポリの家庭料理で、
目玉焼きを使ったパスタだそうです。
いちばん再生されている
「貧乏パスタ」の回も、
概要欄では
「貧乏人のパスタ」と
紹介されています。
当サイトが数えると、
題名か概要欄で
「貧乏人のパスタ」と
紹介している回は12本で、
再生の合計は
2026年11月7日時点で
約6,173万回でした。
題名に「貧乏人のパスタ」と
入っている回だけなら
9本・約2,791万回です。
本人の「5000万回以上」は
2025年10月の発言で、
どこまでを数えたものかは
分かりませんが、
「貧乏人のパスタ」が
チャンネルの柱なのは
間違いなさそうです。
ショート全体で見ると、
再生の合計の68.3%を
ショート動画が占め、
再生上位20本のうち
18本がショートでした。
2023年10月の
Real Sound テックの記事
(Shuyaさんの署名記事)は、
妹さんと同じ材料で
カルボナーラを作り比べる回を取り上げ、
「必ず一般人への目線を
合わせてくれる優しさがある」
と評していました。
イタリアの厨房で作る「賄いラーメン」
もう1つ、
このチャンネルらしい連作が、
イタリアの厨房で
日本のラーメンを作る回です。
始まりは
2023年11月13日の
「【無茶振り】賄いラーメン|
イタリア人シェフ達に
日本魂のラーメンを作った結果…」
でした。
Real Sound テックの記事
(2023年11月19日)によると、
南イタリア・プーリア州の
コンヴェルサノにある
星付きレストランで
4日間研修した際、
初日に急に作るよう
言われたのだそうです。
記事は、
ほかのシェフたちと
イタリア語で会話しながら
仕込みを進める様子や、
この回が
初めて急上昇に入ったことを
伝えています。
この回は
11月7日時点で
369万回あまり。
2024年12月の
味噌ラーメンの回、
2025年12月の
「日本人なら旨いラーメン
作れるよね?」の回も、
それぞれ340万回を
超えていました。
2025年12月の回の概要欄には、
「今年もイタリアに
1ヶ月間滞在してきました」
とあり、
マルケ州から
ネラーノまで
各地を巡ったと書いています。
題名に「三つ星」
(「3つ星」「三ツ星」を含む)
が入る回も17本あります。
2023年から2025年の
滞在の回の概要欄には、
どの年も
三つ星の店での食レポが
挙がっていて、
滞在のたびに
現地の厨房と
トップの店を
訪ねているようです。
インタビューで話していた
2つのテーマ、
「“トップの中のトップ”と
関わっていくこと」と
「“郷土”」が、
そのまま動画の柱に
なっているのかもしれませんね。
ちなみに、
2024年5月の
Real Sound テックの記事
(大里直也さんの署名記事)の題にある
「イタリア人シェフ」は、
ファビオさんではなく、
一緒にサイゼリヤを訪れた
フルヴィオさんのことです。
登録者は2年半で81.7万人から135万人へ(2026年11月7日時点)
登録者の数は、
出どころの違う値を
並べるとこうなります。
2024年5月17日時点で
81.7万人(Real Sound)、
2025年10月時点で
116万(おとなの週末Web)、
そして2026年11月7日時点で
135万人(当サイトの実測)です。
一方で、
投稿の本数は
落ち着いてきています。
2022年11月から
2023年10月の1年間は
176本でしたが、
2025年11月から
2026年10月の1年間は
74本でした。
通常動画の割合も
増えています。
インタビューでは、
約5年・600本以上の
「ファビオ飯」を
「未熟な自分の成長コンテンツ、
生き様の記録」
と表現していました。
伊勢丹の「イタリア展」と『SALSA』
最近は、
画面の外で料理を出す機会も
増えています。
2026年9月15日から
22日までの8日間、
伊勢丹新宿店の「イタリア展 2026」で、
完全予約制のイートインを
出しました。
伊勢丹側の特設ページにも
「イタリア料理人・ファビオ氏による
完全予約制イートイン」
と載っています。
本人の告知動画の概要欄には
「全日程完売いたしました」
と書かれていて、
物販には
妹さんが立つ日もあると
告知されていました。
2026年7月には
『SALSA ソースの世界』を
玄光社から出しています。
告知の動画の題は
「僕が人生かけた本」で、
240品を収めたそうです。
10月26日の最新の動画
「【お知らせ】イタリアからお届け。」
の概要欄には、
「重版決定!」と
書き添えられていました。
高校1年の冬に
ローマで感動した料理人は、
日本の台所に向けて
「貧乏人のパスタ」を届けながら、
イタリアの厨房では
ラーメンを作っています。
今年もイタリアで過ごした
ファビオさんが
次にどんな一皿を見せてくれるのか、
楽しみにしたいですね。
同じイタリア料理の
料理人YouTuberでは、
Chef Ropiaさんや
George ジョージ吉田さんの
記事もあります。



















